■イタリアでCaffeを飲む場合は、通常、カウンターにあるレジで代金を支払ってからです。そのレシートが引き換え券になります。飲み逃げ防止にもなります。
朝はそれほど忙しい。
観光地の有名店や比較的大きな店、駅中の繁盛店でも同じく先払いですが、店の片隅に銭湯の番台風(高くはない)勘定場で欲しいものを言ってレシートを貰いカウンターに行きます。 だいたいオバハンです。
今まで何故か、この勘定係りで美人を見たことがない。
ここで有名店ならテーブル席なら一杯6ユーロとか、ベネチアだと8ユーロなんて平気で来ます。
しかし、カウンター(バンコ)で立ち飲みすれば、一般的な 1.2ユーロが多い。
イタリア語で【BANCO】と言います。状況を見れば判ります。つまりカウンターに沢山人がいますから安心です。ここでは、長居は無粋です。 勘定場で「BANCOで」と言わなくでも「カフェ一つ」で判ります。
また椅子席はサロンになっていて別部屋ならそこへいくだけです。
■BANCOなら安いです。スペイン階段の前のカフェ・グレコは出来ないかも?
縦長の店で、支払いもレストランのようなレジで伝票後払いだったような・・・・
■さて、日本でもカンンター(バンコ)飲みの店が出てきてます。特に京都は観光都市ですからBANCOで安くすれば需要はあると思います。
エスプレッソ 200~250円あたりでしょうか?
これで商売になります?と聞かれるかもしれません。
「坊や」の店は500~650円、おまけに「スッパプレッソ」ですから注文も来ない。
真実は小説より奇なり。
■老舗では良く見る風景で、勘定場で貰ったレシートをカウンターに小銭で重しにします。これ(小銭)が彼等のチップとなります。レシートは注文書です。 当然ですが老練なバリスタ達は、「呼び水」的に、これを自分で1セット、2セット見本として置いてあります。笑
日本からの純情中年の私は、そういう風に勉強を重ね、「おお、なるほどネ」と心に刻むのです。
昔は日本にもチップ制度は広くありました。料理屋の下足番、旅館で、今はサービス料に変わりました。私が大人になった頃が丁度終わりでしたが、花街のそういう方々とは・・・
「ポチ袋」の使い方です。
イタリアで学ぶのは、プロの給士(古い言い方です)の働きです。
ローマでは、決まった店は1軒しかありません。(グレードも高くないです)がそこで働くキビシイおじさんが素敵です。 自分の持ち場を完全に支配しているし、サービスは完全です。顔は「殺し屋」みたいに怖いです。
■ Espresso Italiano な店では、全てが完璧でなければなりません。そういう店が日本でも今後増えて行くでしょうが、私はそれが資格ビジネスで薄っぺらな連中ではなく、イタリア人のおじさんみたいに増えてゆけば良いなあと思います。
評価はネットでなく、カンンターでTIPで欲しい。
私が客なら、毛糸の帽子被って「スッパプレッソ」出してる腐れ金玉野郎には出したくないだけです。
ミラノには顔なじみの店が1軒あります。有名店でも繁盛店でもないです。でもそのオヤジはそこで40年営業しています。長く話したわけでも、悩み相談したわけでもなく、ただの観光客として訪れるだけです。別に、エスプレッソが美味いわけでもないです。
ここでは書きませんが、それが彼が家族を養っていける何かです。
言い方を変えれば何でしょうか?
何故その店に一日で複数回も行くのか、答えです。店の作りでもないです。
勿論、マシンではない。
■ある日の朝、ミラノ駅構内のチェーン店では、何故か20人くらい店内にいて、10代の女子が、一人でテキパキと各オーダーを取りながら、何事もなく仕事をこなしてました。
そういう底力と日本では違う。
実力ですね。
表面的な手ワザでないところです。
朝はそれほど忙しい。
観光地の有名店や比較的大きな店、駅中の繁盛店でも同じく先払いですが、店の片隅に銭湯の番台風(高くはない)勘定場で欲しいものを言ってレシートを貰いカウンターに行きます。 だいたいオバハンです。
今まで何故か、この勘定係りで美人を見たことがない。
ここで有名店ならテーブル席なら一杯6ユーロとか、ベネチアだと8ユーロなんて平気で来ます。
しかし、カウンター(バンコ)で立ち飲みすれば、一般的な 1.2ユーロが多い。
イタリア語で【BANCO】と言います。状況を見れば判ります。つまりカウンターに沢山人がいますから安心です。ここでは、長居は無粋です。 勘定場で「BANCOで」と言わなくでも「カフェ一つ」で判ります。
また椅子席はサロンになっていて別部屋ならそこへいくだけです。
■BANCOなら安いです。スペイン階段の前のカフェ・グレコは出来ないかも?
縦長の店で、支払いもレストランのようなレジで伝票後払いだったような・・・・
■さて、日本でもカンンター(バンコ)飲みの店が出てきてます。特に京都は観光都市ですからBANCOで安くすれば需要はあると思います。
エスプレッソ 200~250円あたりでしょうか?
これで商売になります?と聞かれるかもしれません。
「坊や」の店は500~650円、おまけに「スッパプレッソ」ですから注文も来ない。
真実は小説より奇なり。
■老舗では良く見る風景で、勘定場で貰ったレシートをカウンターに小銭で重しにします。これ(小銭)が彼等のチップとなります。レシートは注文書です。 当然ですが老練なバリスタ達は、「呼び水」的に、これを自分で1セット、2セット見本として置いてあります。笑
日本からの純情中年の私は、そういう風に勉強を重ね、「おお、なるほどネ」と心に刻むのです。
昔は日本にもチップ制度は広くありました。料理屋の下足番、旅館で、今はサービス料に変わりました。私が大人になった頃が丁度終わりでしたが、花街のそういう方々とは・・・
「ポチ袋」の使い方です。
イタリアで学ぶのは、プロの給士(古い言い方です)の働きです。
ローマでは、決まった店は1軒しかありません。(グレードも高くないです)がそこで働くキビシイおじさんが素敵です。 自分の持ち場を完全に支配しているし、サービスは完全です。顔は「殺し屋」みたいに怖いです。
■ Espresso Italiano な店では、全てが完璧でなければなりません。そういう店が日本でも今後増えて行くでしょうが、私はそれが資格ビジネスで薄っぺらな連中ではなく、イタリア人のおじさんみたいに増えてゆけば良いなあと思います。
評価はネットでなく、カンンターでTIPで欲しい。
私が客なら、毛糸の帽子被って「スッパプレッソ」出してる腐れ金玉野郎には出したくないだけです。
ミラノには顔なじみの店が1軒あります。有名店でも繁盛店でもないです。でもそのオヤジはそこで40年営業しています。長く話したわけでも、悩み相談したわけでもなく、ただの観光客として訪れるだけです。別に、エスプレッソが美味いわけでもないです。
ここでは書きませんが、それが彼が家族を養っていける何かです。
言い方を変えれば何でしょうか?
何故その店に一日で複数回も行くのか、答えです。店の作りでもないです。
勿論、マシンではない。
■ある日の朝、ミラノ駅構内のチェーン店では、何故か20人くらい店内にいて、10代の女子が、一人でテキパキと各オーダーを取りながら、何事もなく仕事をこなしてました。
そういう底力と日本では違う。
実力ですね。
表面的な手ワザでないところです。