「スッパプレッソ」考現学
ちょっと前（２０年くらい前）までは、アメリカのコーヒーこそは不味さの象徴でした。
アメリカ在住の商社マンも旅行者も、留学生も等しく同意見でした。
笑い話になるほど不味かったわけです。
単純に表せば、薄くてシャビシャビ。
（好意的に書いて、「けれど、違う飲み物として一日何杯も飲めるよね」・・・て話）
これはとても好意的な意見です。
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よく言われるように（実際は私が言ってるだけ）アメリカに在るのは「国家」というより、アメリカという「ビジネス」があるだけ。「儲けることこそ正義」
コーヒー焙煎は単純労働で、誰でもその日から焙煎が出来る１ハゼが中心主義で浅い焙煎、豆はこれまた最低の基準で何も内容が無い。
が、重さは、煎りが浅いので、２ハゼまで焙煎するよりも１０％は重い。
ビジネス上で大きな利益である。
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「ヘゲモニー」は１９４５以来 アメリカという事実から。
時は流れて、再度の黒船上陸 スターバックス提督ですが、この人はアメリカ人なのに、格好つけて「イタリア人」に変装してきました。笑。がスグ見破られました。
時を同じくして、世界中にバラ撒かれたジョブズさんのスマホの技術で世界中がかりそめにも繋がってしまい、コーヒー世界もそれに影響され本当の情報と共にやっと「まともな珈琲豆」が流通はじめてました、
これらの良質の豆はどんな下手が焼いても「いい香り」と「酸味」が段違いです。
英語で書けば「AＣID」「AＣIDLY」「Acidity]です。これが上述のスマホさんを通して世界中に伝播され大きな波になり「サードウェーブ」です。けなげ日本は「右に倣え」でスグ影響されました。考えもせずに・・
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「AＣID」「AＣIDLY」「Acidity」 これを文字通りに訳す（直訳）と「酸味」「酸っぱい」と単純に思ったらから、さあ大変、
暗黙の了解が理解出来てない。それは何かといえば「感性に訴える部分」ですから、「美味しい」なんて形容詞連体形は通常つけないのです。
夏にでも毛糸の帽子被ってる故か？これを「酸味」と真に受けましたから、
勘違い＋思い込みＸアメリカ発の情報＝スッパければ良し！笑
「この酸味が素人には判らないだよね」なんて平気で抜かす毛糸帽達です。
但し、アメリカ風のこのマズ・スッパはミルクには合いますから、女子で人気のスタバさんでは受けました。
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私論ですが、コーヒーに「香り」に求めるだけなら「紅茶」の方がもっと素敵ですフレーバーティーもＯＫですな。
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【焙煎】とは何ぞや？
この態度は焙煎以外の全ての事象、例えば「エスプレッソ」でも同様です。
おっと、その前にキルゴールの言葉を記しておきます。
During the first period of a man’s life the greatest danger is not to take the risk.
この思想的占領下の日本で、ただアメリカ式の浅煎りに従属することは容易（たやすい）いと、同時に、今を生きる者としてコーヒー文化の発祥地である「ヨーロッパ」に目を向けないのは、生きる態度として、どうも片手落ちのような気がします。
「本物」は何かを探すことはしないのか？思想的な冒険はしないのか？
フェアトレードコーヒーを信じてるナイーブ（英語で馬鹿という意味）のカフェの兄さんと同じ。アフリカが貧困なのは欧州資本が結託してコーヒーを高く買わないからだ。フェアトレードコーヒー買って現地の農民が豊かになることはない。但し、そう｢思うことは楽しい」
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嫌味な【本質】を突けば・・・・
【コーヒー抽出において】酸味の成分は、条件に係らず出てしまいます。これに尽きます。Ｖ６０だろうが、三洋産業だろうか、メリタでも、【酸味は出てしまう】のです。
毛糸の帽子被ろうが、ヒゲを生やそうが、腰パンだろうが「酸っぱいの」はどんな器具でも同じように出ている。「苦味」の成分などは抽出の諸条件に影響される。
ブレるＶ６０でデタラメやっても酸味だけは出るのです。
まずもって「カフェ坊」はこれが判っていない。教科書（お経）に書いてあります。
宗派が違うから「お経」も違うか？否
だからHARIO V60 でもパインナップル空缶でも何でも良い訳です。酸っぱさは誰でも出るのです。。
それ以上のもの、美味しさ（美味しい酸味・甘み・香り・コク）を出すならＶ６０以外というのは公式（？）通りです。だから老舗は使っていない。
手段と目的をゴチャマゼにして、Ｖ６０自慢のお店は底が浅すぎます。
おいおい坊や、そのウンチクはコピーライターが適当に考えた文句だぜ、っとちょっと突っ込みたくなります。文化がない。ただ模倣があるだけ。
しかし、捨てる神あれば、拾う神あり。いや、瓢箪から駒。
毛糸帽の「カフェ坊」達が殆ど使う、ナイスカットミルは性能が悪いので微粉が出まくりで、この微粉部分は苦く出て、意外とバランスが取れてしまうのです。笑
フルスイングしたら、カスってバンドしたようなゴロ打球になり、意表を突かれたファーストがつんのめって転倒し、セーフになったような話です。んなじゃそれ！
そもそも彼等の思想はステマのコピペだから始末に悪い。
最近書いてます。「伊右衛門っておいしいですよね？」と同じレベルで、私には考察範囲外です。
「知らねえ、そんなモノはお茶じゃない」私。
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多くは、ステルスマーケティングに完全に負けてる人です。。
自動車雑誌は、商業雑誌ですから、自動車の悪口は死んでもかかない
雑誌を、書籍を定期に目を通すと、最近「押し」の商品はスグに判ります。
「特集」の編集パターンも判ります。
奇妙な一致ばかりです。
「カフェ坊」が金太郎飴（いいね、このメタファ）のように信じてるのが、HARIOさんという現実を見ると、とても微笑ましいです。
今頃はちょうど「玉子サンド」が終わった頃ですね。
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「カフェ坊」よ、それが個性か？
hario V60 使って下にハカリ置いて 規定の数字になってたＯＫなら
抽出こそ、まさしく「お素人」の仕事ということで、わざわざヒゲを生やさなくてもいいです。
一番平均をやってる「坊」達が毛糸の帽子被っただけで「個性」だと思ってるのは如何か？アルファ・ロメオの一台も乗っていない。
私達がやってる「ネルドリッップ講座」にしろ他の講座にしろ、数値では語れない場所にあります。同じ条件で１０人が同時にスタートし抽出しても１０人が全部違う味なのです。
だから、形で見せて下さい。動画とっても良いですか？とは全く違う世界。
まず、素人はここが理解出来ない。と思います。
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そんな事よりも
そのスッパプレッソを来店する何割が注文するんですか？
イタリアにはそんなスッパプレッソは何処にもないと事実の前にどういう言い訳を？
本当に美味しいと思ってるのですか？「エスプレッソ」の香りは一つのファクターに過ぎません。
（つづく）かも
たぶん続かないね。
え～～ついでに「モスバーガー」も同じ、それがグルメなの？って
