目に見えるモノを信じよう。
プロ焙煎講座に参加される過半数の方々は、既にコーヒービジネスに携っています。いわば生業。そういう方々に「目に見えない何かスゴ~~イもの」をお教えすることはありません。
コーヒー焙煎は
「作業」だという真実を「必ず目に見える形」
としてお教えしています。作業ですから単純です。
その習得には繰り返す練習しかありません。
練習を大層な言い換えをして「経験」という方がいます。アホです。
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目に見えないものを教える方がテキトーなことを言っていればいいわけですから何倍も楽です。
最初から「答え」がないわけですから。
当焙煎講座を終えて、自分で復習しても中々再現出来ないこともあると思います。練習だからといって安い豆を煎ってるのはイケマセン、真剣勝負であるべきです。
第一に、当焙煎講座の「生豆」のクオリティーが違う、そして精製に掛ける手間が違うからです。チャフがほとんど出ません。
第二に、焙煎機の状態が常に一定です。ちょっとしたミスでも見事に温度計に反映する焙煎機です、窓一枚開けてないとズレがわかります。
だから、1ハゼ、2ハゼが同じ温度で来ます。当り前ですが、同じ豆を連続焙煎してみて下さい、同じ温度が並ぶ筈ですが、並ばないなら、そんなデータを何百枚集めても全くの無駄なのです。
プロ焙煎とは単純です。
その日の天候で焙煎が変わるような行き当たりバッタリな程度の低い焙煎ではありません。(爆)
理想の焙煎曲線に沿って実行するだけですから、毎日同じ焙煎が出来るのです。
最初に理想とする焙煎曲線があります。(頭の中でもOK)
練習としてアナタの焙煎機に合った焙煎曲線を3本描いて下さい。
それを実行するだけです。
それが有れば1分ごとの温度なんて計測する意味も全くありません。
ある段階で、その曲線の傾きが変わりますが、自動車のアクセルと速度の関係のようなわけには行きませんから、どちらかと言うと「大型船」のように事前の動きも必要になります。
貴方は、焙煎曲線にそって焙煎出来ますか?
それが出来ないのに、どうして焙煎を云々言えるのですか?
当焙煎講座では、一番最初に「焙煎曲線」を掲示します。
これに合わせて焙煎して頂きます。
だから焙煎する以前に私は既に出来上がり時間も途中の経過も全て手の内でわかってます。
どうしてコレが出来るのか?
それは1ハゼ、2ハゼが銘柄に関係なく同じ温度だからです。
だから普通は焙煎曲線が一つでOKなのです。
もし銘柄ごとにハゼ温度が違っていたら、何百本、何千本も焙煎曲線が必要になるわけです。
チャンチャラ可笑しい。
その日の天候で焙煎が変わるなんていう珈琲焙煎士は実は理想とすべき焙煎曲線も一つも持っていないわけですね。その場限りで変化するわけですから
チャンチャラ可笑しい。
当プロ焙煎講座では一本の焙煎曲線で実施しています。これを習得すれば・・・
「こんだけ?」という感想をいただけます。最大の褒め言葉です。
同時に、「あっ、この人は判ったな」という確認でもあります。
当にコーヒー焙煎は「作業」だという意味が実感していただけます。
だから一日で充分なのです。
ネットで焙煎を検索している限り、コーヒー焙煎は判らないでしょう。
そんなものは全て仮想(バーチャル)なのです。
何のリスクもない。
商売とはリスクを取ることです。
コーヒー焙煎講座も「仕入れ」の一つです。
焙煎曲線がない焙煎は、OSの無いコンピューター買うようなものです。
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考えて下さい。あなたが「生業」としてコーヒー焙煎も行うとします。
それをネット検索だけで済ませますか?
あなたが空手を習うのに通信教育で習うようなものです。
揚句にWASHEDだ、NATURALだと聞いたふうな事を抜かします。
そんなものは、美味いwashedの方が、不味いNaturalより、美味しいに決ってます。あるいはその反対も・・・
私は現場を重視します。目の前に全てをお見せして受講者の方に実行していただきます。
私が焙煎機を操作することも決してありません。
受講者自身が焙煎しない講座など何の意味もありません。
「ダンパー」は固定です。
どんな銘柄を煎ろうと、1ハゼ、2ハゼは同じ温度です。
例えば、通常1ハゼが171℃で来るとすれば、豆が大きなマンデリンは温度計表示は175度かも知れません。
それは同じ温度でハゼるからです。
この意味が判りますか?
小さなイリガチャフは171℃です。
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事実は目の前にあります。
ネット検索にはありません。
目の前の現実も見たことない人が色々な事をネット上に書き込みます。大体が的ハズレ・・
理想とすべき焙煎曲線がアナタの頭の中にありますか?
今まで何本、焙煎曲線を描いたことがありますか?
焙煎曲線が無い焙煎なんてもの実はその場限りの「テキトー」なものですが、そんなものを偉そうに抜かされても
チャンチャラ可笑しいぜ!
「フルシティーで出すんだ。」なんて抜かす「色で判断する焙煎」は
その曲線のある一定の部分の何処で出すのか全く提示してません。
言い換えれば、焙煎屋で「シティ」「フルシティー」だなんて言う人は実はいないということです。
いるかもしれません。(不明)
取敢えず言っておきます。
もうチャンチャラ可笑しいぜ!