先日の「プロ焙煎講座」での出来事、初回、煎り始めてスグに「何かが変だぞ」と気が付きましたが、焙煎機などをチェックしても異常はない、正面の窓を少ししか開けてなかったのが原因とはスグに判ったのです。(通常の換気を忘れていたわけです)締め切った部屋だったわけです。全くの凡ミスです、が
常に完全な状態を常に保っているから、判ることでもあります。
換気(吸気)も大事ですね・・・・・・。
これから書くことは3キロ機 フジローヤル R-103の話ですが、これ以上の機種全てに当て嵌ります。
その前に、当店は、Pre-washed Coffeeなので、チャフも殆んど出ないので、ファンやダクト類に付着する量も普通の何分の一という前提で考えて下さい。
下の写真は、ほんのしばらくの間での蓄積量です。しかし、私達は、この蓄積量でも、送風能力の低下は手に取るように判ります。これだけでも、申し訳ないですが、ダンパーを半分締める程度以上の風力低下です。
基本的には月2回は全バラしないと、送風能力はもちろん低下します。もちろん、騙しながら使い続けことも出来ます。
だから、週に一回も「全バラ掃除(焙煎機~煙突最終まで)しないのに、
「ダンパーを云々抜かしてる人の嘘」も手に取るようにわかります。
今日は焙煎機側の掃除の仕方を簡単にご案内しますので、良い子の皆さんはマネして下さい。
「なれ」だけです。習慣にするだけです。技術ゼロです。
大事なことは、購入した時から、習慣にするのです。
さて、後部カバーを外す(六角ネジ、蝶ネジ化は常識です)
■2x4の端切れです。これを下敷きにして5個のボルトを外します。
■上はフード内の左側半分だけ掃除した図です。
■基本必要な道具は、13ミリの首振りレンチ1本だけです。
と2X4木材は、そのまま格納することもあります。次回開けただけで、即、分解出来ます。時間はかかりません。
本当は、ファン自体を鏡面処理しなければなりませんが、時間が有りません
■当然、煙突も全バラです。それを如何に素早くするか、5~10分で終わります。
■ダンパー操作など大した意味はありません、するならインバーター制御しかありません。もし湿度で焙煎が変る(爆)というなら、これが最低必須条件です。
どっちにしろ
チャンチャラ可笑しいよ!
■これが簡単に出来る環境作り。つまり何度も書いてますが、台座が絶対に要るのです。最低レンガ一個の高さです。
から、座っても足が下になるので、楽な姿勢で座ってメンテが出来ます。通常の焙煎操作も楽に出来るのです。
蛇足ながら、私は、プーリー径や当然ベルトも変更しています。やることは誰よりもやってます。 ベストはありません。