日本の常識は、世界では通用しない。
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■世界中の焙煎機メーカー(排気ダンパーはない)の中には、排気温度計を付けているところも多いです。場所はそれぞれですが、実際、良いアイデアである。
フジローヤルにも付いていた時期がありました。今でもOPなら付くかもしれません。(自分でも出来る改造です。)
本体の豆温度計を A
排気温度計をB として、サヤ読みしていけば良いわけです。
一体何の為ですか? 判りますか?
しかし、
■日本の超おかしな、「排気ダンパー操作する焙煎」では絶対に有効に使えません。
このアイデアの根本はAも、Bも操作しないストレートな値の差が有効なわけですから、
ダンパー弄ってAが動いてしまえば、狂ってますから、上述の演算結果に何の意味もありません.
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■入力変数をガス圧1つならシンプルな制御なのですが、ダンパー弄った瞬間に温度は釜から切り離されてます。
■現代の自動車は、実に多くのセンサーで多くのデータ処理して動いてます。つまり、それを瞬時に処理出来る高度なコンピューターが発達が支えています。自動車は、もうアナログでは無理な時代です。
っま、素人の私が判るのは、ボッシュのKジェトロニックまでです。
■この話題一つとって検証してみても、アホさんは一生懸命に「排気ダンパー」を、それっぽく操作されてますが、誰一人その裏付けの理論的説明すらしてません。 実際、弄った時、しない時の2台同時スタート焙煎をしてません。私は経験あります。(これには同じ機種が2台稼動が条件で、プロファイル条件です。)片方をダンパー弄っても、同じプロファイルで焙煎すれば同じ味です。
その日の気候がどう変わろうと、昨日と同し焙煎豆を生産するのがプロフェッショナルな仕事です。私の工房にも、気温、湿度計あります。何も変わらない。 ー
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予備焙煎を重ねて検証し本焙煎を決定するような、ダンパー選択なんて誰もやってなく、四季がある日本で、いつも同じ位置からスタートし「気候が昨日とちがうからダンパーを半分・・」なんて、コーヒー漫才師ですよ。
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