珈琲焙煎で「XX式」なんてのは、絶対にない。
あるなら、それは詐欺に近いと加藤さん(誰?)は言う。
常識で考えて、豆を加熱加工するだけですな。「冷やす」ならとても画期的だけどね。
「XX式」があれば、多分「XX]さんが独自感を醸し出してるだけあろう。
そして、こういうものは「商標」も取れないのだ。
「君子危うきに近づかず」
まあ、その前に常識で判断出来るよね。
コマーシャルコーヒーを焙煎するのも、スペシャルティーコーヒーを焙煎するのも、同じ焙煎機なら同じである。
スペシャルティーコーヒーは、より精度をもとめるからテクニック的には随分違うし、使うデバイスも必要なだけである。
巨大なプラントで1回に1トンを3分で焙煎するのと、3キロを15分掛けて焙煎するのは意味も目的も全く違う。
PROBATでも、フジローヤルでも、焙煎は全く同じプロファイルを使う。このプロファイルを世界中の焙煎者が使うから、その焙煎機の取説書には所要時間だけが書いてある。それが判れば全工程が理解出来る筈である。
色々な情報があるが、上記に掲げていることは同じことである。
色々な情報があるが、色々な焙煎があるとは思わないことだ。
アホさんは、そこを狙われる。
1600年にロンドンではコーヒー屋が出来た。
最近始まった日本の焙煎の歴史を、そんなに信じないほうが良い。
コーヒーの味は「仕入れ」で決まる。
コマーシャルコーヒー①の焙煎と
スペシャル②の焙煎では「仕入れ」が違うだけである。
①はkg--300~400円(これでもゴミ掃除する必要なないレベル)
②はkg、1300~2000円 (スペシャルティー)
同じブラジルである①はサントス№2である。価格は1/5 です。
つい最近書いた通りコマーシャル豆だけで240kg(4種)買った。売り物ではない。当り前だが、どんなに逆立ちしても、浅煎りしても同じ味、酸味には絶対にならない。
カローラ毎日磨いても、ベントレーにはならない。という事ですな。
「xx式」焙煎・・・XXは?
答えは:腐れ金玉
皆さん、焙煎で騙されないようにね・・仕入れは自由です。(ここが出来なければ商売じゃないです。)