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【重要】R-101 フジローヤル 調整法

2017-06-25 | ◇フジーローヤル 珈琲焙煎機 R-101

 

https://www.youtube.com/watch?v=F-Fkpe3Z9Cc

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 【ご注意】

最初に断っておきますが、「排気ダンパー」を弄るような焙煎をされる方は読む意味はありません。また読んでも理解できません。「中点」なんて言ってる人も絶対に無理です。

このブログでは、フジローヤルで世界の標準的な焙煎をする為のもので、出来る限り科学的な視点で書いてゆきますので、関係ない方々はどうかここでブログを閉じて下さい。

縁無き衆生は度し難し。です。

書けば一冊の本になりますが、面倒なので、かなり省略します。

またご縁のある方は、是非、不明なことは何時でも何度でも、電話でも、お越しになって実際に当店の焙煎機で試されても結構です。それに対して今まで通り一切の対価は頂きません。

縁無き方々を排除するつもりはありませんが、わざわざ討論する暇もありませんので申し訳ありません。基本が無い、タラメ焙煎を信じてる人には、馬の耳に念仏です。

また、この記事を、真似すれば、それでOKというものではありません。仮説・実験・検証・結論という常識を繰り返して下さい。 時に失敗もあります。それが次に繋がります。

「排気ダンパー」を焙煎中に操作しないのが標準の焙煎です。もし、それ(ダンパー操作)で「何かが変わる」なら自然科学体系が崩壊するという常識を持って下さい。本当は焙煎そのものが変化してるのです。

------------------------2017-6-23

 

【当店の標準機について】R-101

2、

かなり真剣に焙煎すれば、例えば連続10焙煎行えば、全て10秒以内に、各ハゼ温度は同じになります。大変焙煎し易い機械です。

当講座のR-101は2013年製で機械的には全くノーマル機です。

モーターは北芝電気(東芝)が今(日立製)と違う程度です。LPG仕様。

送風能力を測るだけの目安として、所謂、「ニュートラル」の位置は「3」です。 その目安の為の数字でだけの意味です。「ニュートラル」に意味はありません。

操作系はあちこち変更してますが、それは操作性だけの改善だけです。

講座を受けた方はわかっていますが、焙煎中は「排気ダンパー」はもちろん固定です。

焙煎機が完全安定なら、コーヒー焙煎は誰でも出来る作業ということです。

簡単に書くと、その日20焙煎の予定、全て「2ハゼ直前」で焙煎するとしても、温度計が信用出来ますから、その温度指標を押さえつつテストスプーンで判断すれば誰でも出来ます。

横道に逸れますが、「スプーンはなるべく見ないように・・」なんて言ってる先生もいるようですが、真反対です。世界中の焙煎所では、それが「一番」重要。というか、それが焙煎ですから、スグに見切ってください。 

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3.

【キレイなボトム落ちが出来ない新品】

250gでも170度投入でキッチリ100前後まで落ちます。(気温20度前後~)

これが最近の新品の現行機ノーマルでは落ちたことがありません。

メーカーさんに話しても、その意味さえ判ってもらえません。

(私個人はここが結構、引っ掛かる)

これがノーマルの状態で「故障」ではありません。

 

この自分のマシンを手がかりに

新規購入者は、どうすれば安定したマシンを作れるのかを基本に考えて頂きたく思います。

その為には、くどいようですが、「排気ダンパー」を弄るよう焙煎をしないのが大前提です。何故ならそんな焙煎は世界中にないのです。

講座を受けた方は実際にやってるから判ります。世界標準です。常識で考えることです。

このマシンは完全ですので、これを基準に語ることにします。

 

 

 

このマシンはサイクロン立ち上がり途中からダクト径100Φから75Φに最終まで変更しています。πr2乗」ですから

ノーマルとの面積比は約半分です。なぜ、なのか?聞く前に、あなたはそれ以外にどれだけの事をやってますか?

別のコレをしても、しなくても、私は目的地には行けます。 

行く先が決まっていれば、幾通りも道はあります。(ダンパーは使わないよ)

私は1キロ機の排気系は2mまでで収めてます。 これ以上長いと相対的にもキツイ。

もし3キロ機が屋根まで(全長6m)で煙突が来てるとしても、こんな小さな1キロで同じ

高さまであること自体が無理です。(細くても)。また薪ストーブとは排気温度が全く違いますから

煙突の理論は大きくズレます。上昇気流なんて無理です。、これはファン能力による押し出しです。

ただ外風による影響を極力避けたいだけです。

やりたい人は立派な煙突を自由に設備して下さい。

けれど、その立派さは何の為ですか?

 

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 5.

【モーターの基本をおさらい

120X周波数÷極数(4)

関東 120x60hz÷4p=1800(-スベリ分) 実際は1730

関西 120X50hz÷4p=1500(-スベリ分) 実際は1440

高回転を求めるなら2極ということですね。(トルクも関係します)、特にメーカーが変わっても相違点は無い筈です。

何度も書いてます。西と東では、既にこれだけの差があるのです。

約2割です。

 

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【スピコンは使えない】

電動工具のスピードコントローラーでは始動方式が違うので

使えないと思います。

注意:低速でコンデンサーが焼けるか?最大で70%しかなりません。

数千円では無理です。速度制御の方式そのものが違います。使えません。

 

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【インバーターを使えば簡単】

つまり、上で述べた、その風力差を無くす為にすることは、同じ周波数(50→60Hz)にすることです。 或いはその逆(60-50hz)

またそれ以上の能力を自在に出すことも出来ます。(20HZ付近→120HZ)まで回転を調整出来ます。(低いとモーターが冷却させず焼ける)三相モーターの場合です。

利点:冷却時にモーター回転を上げれば30秒で豆が一気に冷えます。この点からも独立排気が要らないわけです。費用はその何分の一です。

インバーターを使った現代のプロ焙煎らしい風景ではあります。 

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単相-単相インバーター

実際はどうするのか? 

標準は単相モーター 100W です。そのモーターを使い

単相(入力)-単相(出力)インバーター

を使って上げる。(現在、現行販売商品はないと思いすが)

下記はあるかも、新たに販売されてる可能性があります。

FR-FS2-0.4K

 

しかし(多分)、60HZまでしか上がりませんので、今以上の性能UPは難しい

関東の方が関西60HZまであげるなら使えます。

関西使いの現状では風力が強いので、インバーターを介して最適な風量を微妙に探すのにはとても良いでしょう。そこで固定です。

一番大事な事は、今、自分の店で、どれだけの量を毎回焙煎するのか固まっていなければ、その最適は探せないということです。

この機種は、まだ試してません。

買っては試し、壊し、また別の物を試す気概がなければ、買わないほうが良いでしょう。

バイクと同じ、買って試して、一日でお蔵入りなんて一杯あります。

無駄(遊び)が出来ない人は、奥がないから結局何もわかりません。 

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単相-三相200Vインバーター

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単相(入力)-三相(出力)インバーター

3相200Vのモーターに変更して

単相100V入力-三相(出力)インバーターで上げる。(私がよくやるパターン

120Hzまで速度UPできます。普通は必要ないけど冷却時には恐ろしく使えます。

これとモーターのセットを数万円で販売しましたから、実際激安でしたので、全部数分で売れました。もう作りません。

問題点 違う規格のモーター本体を付け替える為に、軸の太さ合わせ、台座の高さ変更など工作が必要です。

三相200V 軸 11mm

単相100V 軸 14mm

そのままではファンが装着出来ないので、カラーなどを作ります。

けっこう面倒ですよ。素人じゃ無理です。

インバータ FREQROL-E700シリーズ(単相100V-出力は三相200V)

 

パラメーターの設定は少し難しい。基本だけなら電気に詳しい人は出来る。

三相の3本線がどれか分からない、繋げない人は無理。要するにR/S/T。U/V/W

 

----------------------2017-6-24

9

【プロはシンプルを目指す。】

 インバーターを使えば「排気ダンパー」を弄るアホ焙煎よりも、数段優れた、しかも数値に裏打ちされた幅広い制御が簡単に出来ますが、私は最適風量を見つけたら、その風量を変えません。

そこを探すのが大変なのです。でも探せれば「珈琲焙煎士」の言ってる事なんて全部ハッタリだと則、看破出来ます。

あくまで焙煎とは火力一本で行います。

可変要素は1個なのです。だから制御が出来るのです。

多くの人は反対に、このインバーターで調整しようとします。全く間違いです。

インバーター使えれば無段に細かく2倍まで範囲を広めて色々な(検証)調整出来ます、だから、功徳を以て最適な位置を固定するのです

(焙煎自体には普段は可変では使わない)

複雑な操作をノーマル機以上に増やさないことは、ヒューマン・エラー防止にもなります。

複雑な操作は、結局何も分かってないからなのです。判ってる人はシンプルです。

プロほど単純化を目指します。余分なことはしない。

出来もしないことをしない。

焙煎は火力だけで行います。

如何に今の日本の焙煎が間違っているか分かりますね。どうして、こんな常識されも理解できないのか不思議です。

そんでもって、「買ってはいけない生豆屋」で買って自慢しています。(馬鹿です。)

買って良い会社は焙煎講座でだけ案内しております。

-------------------------------2017-6-25

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 【検証の前に思え!】

前に述べたモーターの回転数は基本数値であります。これはどんな分野で誰が使っても同じ、焙煎機だろうが洗濯機だろうが同じ、それを洗濯機ではプーリーなので最適な回転数に合わせています。

送風能力は、ファンの形状によっても、ダクト径によっても違ってきます。

直付けですから、この回転数に拘束されるわけです。

この1730回転/分(関西)が、最適が、そうでないかは判らないわけです。

関東でも1440回転がどうかは不明だが、それが同じ焙煎機についている。これを踏まえず

「排気ダンパー」を半段開ける。なんていってる奴は・・・アホなのです。

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【焙煎機は中古を買え?】

中身のシリンダーだけは、使い古されたモノの方が良い。という意味です。

これは確かにそう思います。煙の出方や煎りがモデレートな感じです。

自分のマシンと、新品では違和感があり、中々掴めない原因かもしれません。

当店で販売実績は、999%、半熱風ですので一層そう感じます。

直火式は日本だけです。

新品を買ったら兎に角、どんどん焙煎して豆を捨てることです。100回を漫然といるのではなく、自ら条件を変え精査しながら焙煎すれば見えて来ます。

遊ぶことです。 

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【ベンチマークとの差を無くす】

断っておきますが、この記事は  「ベンチマーク」として一応の合格点を自分自身で付けている当点のマシンとの差異を埋めることが最短の方法として検証するものです。

その差異を詰める作業を、楽しむか、苦行と思うかは個人差ですが、これを出来ないなら焙煎業は止めた方が良いです。

 一朝一夕にはゆきません。

現行の新品機が差異があるのは判ってましたが、新品を箱から出して調整するなんてことも何日も掛かりますので実際は無理な話。

工場出しのノーマルのままで納品をしないことには、買った人は最初の工場(メーカー)のその基準ラインそのものが把握出来ない。

そして、私は、明らかにその新品の基準ラインでは焙煎が難しい。

何度も書きますが、焙煎は排気ダンパー弄るようなデタラメでも、そこそこ焙煎出来ます。そんなものです。

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ところが温度計と豆温度がシンクロするプロ焙煎は出来ません。

20回連続焙煎すれば、ボトム温度、1ハゼ、2ハゼ(取れば) 焙煎時間も全て同じ数値なのです。銘柄はバラバラでもOKです。

これが目指す一つのプロ焙煎の基準です。。

焙煎機本体の基準が出来ればこれが可能になります。まさに表裏一体です。

それをテクニックだ。というのは絶対に間違っています。

テクニック以前に、ここまでマシンを仕上げることです。

鉋(カンナ)、ちょいと昔まで、使い始める迄に、カンナを自分で仕込みました。

ほとんどが、肝心のマシンが安定出来てないから、出来ることは「排気ダンパー」の操作で、その温度変化を信じてるわけです。笑えるような焙煎が日本の焙煎です。

 

 

-----------「実際」------------------

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【現実に風力の調整を行う】

その目安は、いわゆる「ニュートラル」がどれだけ動くかで送風能力の動きをみて

それがベンチマーク機と同じになるようにします。色々な方法があります。

その方法が判らないのでは何も判ってないということです。

ベンチマーク機 【3】

現行機   【2】 → 【3】に簡単に出来ました。ノーマルでも風力があり、実際は「ニュートラル」なんて出来ません。

どんな数値にも自由自在に設定出来ます)

つまり、ニュートラルなんて全く意味もないのです

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私の3キロ機R-103は、ノーマルでは風力が弱いので上手く焙煎出来ませんが、高効率ファンに換装して、やっと理想の焙煎が出来るようになりました。

半分の幅になりなした。それだけ強化されたと認識できます。)

 

余談ですが、シリンダー調整ダイヤルも白色マーカーなんでで、現在位置を印しましょう。

調整中は、キチントしたデータ取りも重要ですのご用意を

その時に実験とは?小学生の頃の理科教室に心を戻して、実験をすれば良いのです。

何を一定で

何を可変にして結果を見るのか?

 

以前より、判っていましたが、納品現場でも実験を何十時間するわけにもゆきませんが

今回は、この新品のマシンを近日OPENの近所さんが購入してもらったおかげです。

他にも装置をつけましたが、評価前なので何も載せてません。

評価が定まったら掲載します。

(ここまで10焙煎 5キロがゴミ箱に・・・)

風力調整には3種類のデバイスを用意して、2個を暫定的に装着しております。

結果が出てますので、検討、結論、再実験を繰り返して徐々に調整してゆきます。

 その中の一つです。

100Φから75Φに変更で、エンド(全長2m)までゆきます。

これ効きます。(これならインバーターは不要)

 

14

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具体的に内容を書いても、作業の95%は、やはり焙煎そのものなのです。

今回も、4回焙煎すれば、4回とも同じデータは続いてます。

そこから、どう詰めてゆくかは、テストを繰り返すしかありません。

まだ、納得がいかない。

作業ですから、作為はないのです。焙煎曲線にそって実行するだけです。

で、合わない部分とその原因も理解しています。

焙煎が有って、屁理屈があるのではなく。

焙煎曲線が有って、理屈は一切ないのです。

しかし、世の中は、焙煎もまともに出来ていないのに、SFみたいな屁理屈ばかりが出回っています。

 

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【次は火力の調整】

コーヒー焙煎とは、火力で行うものです。

当り前過ぎて何の疑問も無い筈ですが~~~~~~~~~~~~~~~~~が。

さて、

マシンの安定の為の適正、送風量の設定が済んだから

次のステップは、焙煎者サイドの為の「火力」の調整です。

実は、既にこの時点でも完全に焙煎出来ますが、Bean-Machine関係をします。

1kg釜で、常に1kg煎る店と、500g、250gが標準では当然火力が違います。

4人乗りで1000ccよりも3000ccエンジンなら楽だということです。

こんな事は、「排気ダンパー」を弄って出来ないのです。自動車で例えれば「ブレーキ」です。

以前も書きましたが、アクセル一定で、速度を「ブレーキ」で調整するなんておかしいわけです。

それを日本だけが「コーヒー焙煎」でやっていて、職人だと自称している馬鹿がいる。

チャンチャラおかしいでしょ? 

 

上記は同一パーツです。

左がノーマル(標準)

右(緑)が、拡大版 目では殆ど同じに見えます。1.2倍です。

つまり面積比 1.44倍です。(だから全然違います)

取替えは自分でやって下さい。法律です。

換えても、換えなくても、焙煎が変わるわけではありません。

何故なら、同じ焙煎曲線を使かっているからです。

20焙煎を、同じ位置で煎り止めましたら、全て寸分狂わぬ同じ色です。

これが常識です。

風を自由に変えることが出来て、火力も自由に変えれます。だから風は変化させないのです。 

同じこと、風(排気ダンパー)を弄るから、もう何も基本がない焙煎になってしまうのです。

で言ってることは「焙煎はその日の気候で微妙に変化することろが面白いですね」だって!

 

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【小学生でも判るぜ】

「排気ダンパー」を弄ることは、全く違う焙煎になるという前提を日本では誰も提示してなくて、

前回(生徒)と比べて、今回(先生)が「ダンパーを弄ったら」とっても、とってもコクがあり美味しくなりました。ってのが全体で1セットのトリッなのです。

全く違う時間で焙煎していますから、

全く違う焙煎曲線なのです。

要するに、全体がなのですこれを実験と思えば小学生でも嘘だとわかります。

 

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珈琲焙煎とは

自らの舌を信じて

心を訪ねる旅なのです。 

 

 

★もちろん、このような調整・或いは改造をしなくても、充分、焙煎は出来ます。ご心配はいりません。その為にも、焙煎中は「排気ダンパー」を弄らない、つまり、火力の調整だけで煎り上げることです。(これも殆ど決まってます)

そうすれば、次の焙煎をした時に、前回との「ブレ」が確実に見えるわけです。「ブレ」がることは熱量の差し引きが「イーコール」ではないわけです。

あなたが見てる温度計は正確に作動してます。が、実は全くブレています。今、目の前に「ブレ」があるのに、それが読めない人がほとんどです。

 

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 【フィードバックをする】

この調整はまだ道半ばです。訪問回数はまだ2回ですが、実行前から部材は全て用意出来ておりました。つまり、私は、ある程度は判ってる。ということです。

そこからの詰めが多大な時間が必要なのです。。

当店のマシンも多くの時間が掛かりましたが、当初から「排気ダンパー」は焙煎中は動かすことはありませんでした。

しかしながら、多くの方々に、焙煎機も購入していただいておりますが、個別の細かなチューニングはとても時間がありません。

けれども、それを購入者、個人で出来るような部材キットと、そのノウハウ相談機能を生かしてパッケージ化して標準としたく思います。

あと何回で、そこまで深化出来るかわかりません。

関東では、まだ、まだその経験が足りません。

価格も上昇もします。 今後は多くの顧客様から既に聞いてることを活用出来ますので、

お金で買えないモノを提示できると思います。

焙煎で一番大事なモノは、ソレだと思います

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焙煎自体は、適当に操作しても誰でも何とかなる単純な作業でしかありません。

ただの作業です。

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【備考欄】

当店でご縁のある方は、質問や、部材の詳細などについては、いつでも御電話ください。確実な焙煎が出来るようにいつでも応援します。

 

 

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【ニュートラルなんて意味はない】  再掲載

送風能力を比べる為に、俗に言う「ニュートラル」な位置がどう変化するのかで、設定した送風の強弱を見ます。強ければ前に(閉める)にきます。

これは管の径でも同じです。そもそも焙煎機に「自然な流れ」など存在しません。この位置は自由に変更出来ます。

ノーマル機でも随分と手前(閉める)側にあるということは、引きが強いからです。

「ニュートラル云々」など有り得ません。全部イメージの世界だけのこと。

Do it yourself そうすれば、日本のコーヒー焙煎がいかに一部の人間によって故意に難しいものとされ、都合の良い金儲けの道具化されていることが判ります。

焙煎はただの作業です。味は豆で決まります。

売るのは「商売」です。違う話。

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【そして、ここから始まるのです。】

焙煎は、やっとここから始まりますが、多分、皆さんのマシンはまだ安定していませんね?

ボトム温度が落ちない時は、投入温度を下げることも出来ます。

 

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土鍋に湯が張ってあり、そこに豆腐があり、それを入れるとことにより「湯豆腐」は作られます。

要素は

● 土鍋の大きさ(お湯の量) 釜の大きさは不変

☆ 湯の温度 釜の温度

● 豆腐の温度 (保管豆の温度を変える馬鹿はいない)

● 豆腐の量 (豆の量は同じ)

● 温度上昇率(ボトムまでだから関係ありません:消火中)

単純な熱量の計算ですから、豆腐を入れてお湯が何度まで下がるかはある程度計算できます。 必ず下がります。

連続湯豆腐だとすれば、水で入れることはないです。

この場合(上記)は任意で変化できるのは「お湯の温度」だけですから、これを操作すれば下がる筈の温度が・・・・・、

コーヒー焙煎機で下がらないのは、つまり熱の移動がないからです。

移動できない理由ですから、基本は、風力が強すぎる(風力が強い、ダクト径が大きいなど)、

対処としてダンパー固定位置をもっと手前に狭くすべきです。(ニュートラルが手前)

つまり、基本の風力が少し強い。と考える為の対処。

これを数段階繰り返し実験します。

が最初の2回の焙煎では判断が出来ません。

何度も、実験することは大変です、しかし、そのトンネルを越えることです。これは、考え方を書いたものです。

これが出来れ何十年焙煎してる人よりも、本当の理論が身に付きます。

★西日本向け、半熱風式の場合です。製造年代により、どこまで変化してゆくのかは判りませんが、一朝一夕に答えは出ません。

下がらなければ閉める方向が基本。

---------------------2017-06-27

 ボトム温度も、熱の差し引きですから

私は、100度丁度にしたいわけです。それは計算しやすいからです。

つまり焙煎開始から8分10~20秒で。1ハゼが始まります。

「~」は、ブレというよりは、オーバーシュート防止の為の「遊び」の部分です。

これは焙煎講座を受けた方しか判りません。

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「ニュートラル」の位置は、風力の強弱の指標に使うだけです。焙煎機に「自然な空気の流れ」などありません、全てFANによるものです。当り前過ぎて何も書くことが無い筈ですが

 

 

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【焙煎はどこから始まりますか?】

ボトム以後です。

湯豆腐はどこからですか?冷奴から変化した以後です。

ボトム温度以後です。

ボトム温度は、一年を通して、ほとんど変わりません。

釜が安定していればです。

だから、ここからの曲線を寸分違わず、同じ焙煎をしてゆけば良いわけで、単純なのです。

その焙煎を「1回」でもダンパーを弄れば、全く違う焙煎になるということを心していれば、何も恐れることはありません。

屁理屈が最初にあるのが日本のアホ焙煎です。

焙煎曲線が先に計画され、それを実行しているのが珈琲焙煎です。

可変要素を一つにすれば安定し確実なのです。

あなたが子供の頃。親に風呂の水を張ってこいと命じられれば、水道の蛇口を捻った筈です。 同時に「排水口」も緩めて調整しましたか?

コーヒー焙煎は作業です。

どこかの馬鹿が、たかが「珈琲焙煎」を「スゴイぞ俺は」職人芸だと「されど焙煎だ」なんて知的虚栄心一杯で、デタラメを吹聴した結果に過ぎません。

プロバットを所有してませんので、大きな事をいえませんが、当焙煎講座で学んだ方も、同じ理論で、最新機でもオペレートされていると報告がありました。

どんな機種でもそうですが、人間がアホになりつつある部分を、最近技術でカバーしようしますから、 基礎的な、原始的な部分がアナログでなくなると、反対に、アナログ技術者は面倒くさくなります。

プロバットも「排気ダンパー」は無い。と書けば、「日本の焙煎は欧米とは違う。」と必ず来ますが、豆は同じです。

ただ、日本人の方がフレキシビリティーがあります。(思考も技巧もです。)

だけれども焙煎中に、ダンパーを動かせば全て終わります。

21

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風力

火力

一つずつ解決してゆき、理論立ててゆけば、今までの日本の焙煎が、何一つ理論に適うものがないことは明白です。「蒸らし」なんて笑います。

で「スッパ豆を作って」

「俺たちプロしか判らない美味さ」だなんて本気で書いてあります。

「美味しい酸味のコーヒー」とは180度違います。どうしてか?出来ないのです。逆立ちしても出来ない。だって、V60でさえ、評価が判らないのですから・・・

V60でネルドリップの味が出ればいいですね・・・・・・・【爆】

世の中、それで講習してお金取ってる人もいます。お気の毒です。 それで美味しい珈琲が抽出来るのですか?

 

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この記事の最初の部分に戻ります。

R-101の調整をしたい、のであれば「排気ダンパー」を弄らないことです。

そんな事も判らないのに、調整出来るわけがありません。

物事はもっと単純です。

プロほど、やり方は単純です。

ご縁のある方は、どんどんお問い合わせ下さい。

一緒に勉強出来れば幸甚です。

そういう方々が各自で焙煎講座を全国でされれば良いのです。

焙煎に秘密などはありません。

秘密にして金を稼ぎたい人がいるだけです。

縁のない人に伝えも、間違った捉え方しか出来ないので、ご遠慮下さい。

小学生で判ることが判らないなんて、ちょっと・・・・ね。

何故、自分の頭でもう少し考えないのでしょうか?

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