もし有るとすれば、そう名付けても良いとすれば、あるガス圧の特定の位置です。そこが温度が上がりも、下がりもしない、つまり入力と出力が均衡してる位置がそう呼んでもいいかもしれませんが、だから実際には何の役にもたちません。
焙煎も出来ませんね。上がらないのだから・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/dd/0fa481d6e04add2b449f8fb4817910ef.jpg?1598345071)
上記の写真では半分より1段明けているポジション、これを⑥と呼ぶとします。排気を閉鎖系にして、火力は任意で点火されてます。
これを全閉①にしてホッパー投入口を開けると、当然ながら大気圧の方が低いから、火山口のように熱気が上に噴火してくるのがわかる。
そして、噴火口に手をかざしたまま、次にこの排気ダンパーを徐々に開けてゆけば、より多く流出してゆくので、やがて噴火は止まる。私の機械では③の位置、世間ではこれを「ニュートラル」と呼ぶ人はいるが実は全く意味はない。
間違った認識です。
簡単に言えば①-③のダンパー作動分、ほんの少しだけ排気量が足らないだけの話である。
当り前の状態です。
コーヒー焙煎機に自然に空気が流れている場所は一箇所もない、すべて排気ファンの性能次第ですから、だから、この③の位置も関東と関西では若干違う。
50:60Hzの違いで送風量も違う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/01/cbe72b13ab6477f69a5d069a4ac602c8.jpg?1598350695)
仮に、排気がもう少し強ければ、ダンパー①でも噴火はしないわけです。「ニュートラル」なんて基本ないわけです。
今、仮にこの状態(性能のまま)で サイクロン後(上に)に「排気ダンパー」をつけて。そこで開け閉めすれば、当然ながら「N」も自由自在に動かせることはできます。ただし③より前にはいかない。(性能向上は出来ない)
但し、一つだけ使い道はあります。
排気・煙突系つまり具合を観察するには使えます。いつも、それが③なのに④になる場合は若干内部(煙突系)が詰まってます。(抜けが悪い)
こういう現象があるというのは、排気力が弱いマシンということです。
こういう現象があるというのは、排気力が弱いマシンということです。
私のR-103(3キロ)では全温度域で④⑤の位置です。
そういう「マシン」に仕立て販売しています。③の位置にも出来ます。
単純に。ファン性能と配管径の問題です。
ノーマルのままでは排気が弱いので⑤から⑩まで上げって行きます。
「これを追っかけろ」という先生が多い。
例えば、もう少しモーターを性能UPすれば、「N]なんて現象は起こりません。これがプロバットの状態だと考えてよいと思います。
「N」を追いかけてゆく焙煎なんてのは出来ないわけです。意味もない。
え~~御理解して頂けましたか?
ちょっと自分で考えれば良いのです。「鵜呑み」にしない。
コーヒー焙煎において「ニュートラル」なんて概念はありませんので、勘違いしないように・・
「N」を追っかけるなら、いく通りも出来るわけです。「N」は何処へでも持ってゆくことが出来ますからね。
気をつけ下さいね。現象でも発見でもない。「ここが自然と流れる位置」でも理論でもありません。風力が弱いだけのことです。
で?