【Wiki】より
1652年にはロンドンにもコーヒー・ハウスが開店し、王政復古、ロンドン大火(1666年)の時期を経て増加し、多くの客のたまり場となった。コーヒー・ハウスでは酒を出さず、コーヒー、たばこを楽しみながら、新聞や雑誌を読んだり、客同士で政治談議や世間話をしたりしていた。こうした談義や世間話は、近代市民社会を支える世論を形成する重要な空間となり、イギリス民主主義の基盤としても機能したといわれる。(フランス革命においてカフェが果たした役割と比較される。)
コーヒー・ハウスは、情報収集の場としても重要な役割を果たした。有名な店にギャラウェイ・コーヒー・ハウスがある。17世紀中頃、当時の金融センターであったロンドン・シティの取引所近くに開かれ、多くの商人が情報を求めて集まったという。また、ロイズ・コーヒー・ハウスはロイズ保険会社の起源である。
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17世紀から、コーヒー文化がある欧州社会と、つい最近、やっと高度成長時代にわれわれ庶民が気軽に楽しむことが出来ることになったこの日本社会と、優劣つけるわけではないが、少なくとも歴史に重みが多少ともあるなら、ある程度は判断材料にはなるだろうとは思います。
果たして、最近(たった20年、30年前から)の一部の日本のマイクロロースターが主張している、日本独自のその超ヘンテコな焙煎は?一体何だ! 歴史がない国が一番屁理屈を言っている。
火力を一定にして、排気ダンパーで調節するなんてことが、「まかり通って」よいのだろうか?
自動車で例えれば、アクセル一定で、速度はブレーキで調整するなんてものを看過してよいのか。
また、 「蒸れる」なんて恥知らずに言っていいものなのか?世界中の笑い者ですが、、。
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つまり、その「排気ダンパー」が無ければ成り立たないであろう、そんなアホ焙煎は、一体誰が?どんな理論で作ったのか?
これから焙煎業を始められる方は、最初に、その世界の入り口を間違えると大変ではある。出口が違うならまだ救われるが、出口がない。
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何故? コーヒー焙煎が正しく理解できないのか?私なりに、その理由を述べるが、これは主に焙煎講座を通しても感じる、思うことでありますから、これから何処かでその手の講座を受けられる方にも参考になると思います。
既にどこかで受講された方々に再考される機会になれば幸甚です。
結論ありきで述べれば
「排気ダンパー」を駆使するデタラメな焙煎が、もっともらしく職人技のように思わされているのが、日本の珈琲焙煎です。
【1】 1kg機が最適であります。
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よくフジローヤルの3キロ機はバランスが良いと聞いた風なことを言う人がいますが、一体、何と何がバランスしているんでしょうか?価格と性能なのか? バーナー(火力)と釜の容量なのか? 全体の大きさと店面積?
コーヒー焙煎講座は1キロ機でないと、多分、全く理解出来ないと思います。理解です。(煎れる、煎れないではありません。)、そして、それはたった一日で焙煎の全てを理解すると言う意味です。 3キロでは何日も掛かります。
どうしてなのか?
理由は、1キロ機が、とても敏感だからです。反応がシビアだから、自分の入力に対するマシンの反応が手に取るように判ります。
軽自動車で60キロ出す迄、ギアにより3000回転まで上昇ことががあるとしても、アメ車V8なら、1100回転でドロドロっと走る感じ上がらない、と表現すれば、当にコーヒーの3キロ機以上で煎るのはバーナーが強く、ガス一定で温度がどんどん上昇してゆきます。
だから、多くの人はここで勘違いします。もう操作可能なモノは「排気ダンパー」しか残っていません。ここで間違います。
この焙煎では、少なくとも「煎り上げる」という「行為」は感じられません。
しょーもない、1ハゼ後は「ダンパー」を一段云々、原理も何も無い操作を偉そうに説く人がいますが、一体どういう原理なのか誰一人説明しません。
それどころが、チャフ飛ばしの為に「ダンパー全開1分」なんて本気で言ってるアホさんも多いのです。
【2】 個人レッスンであること
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焙煎で一番大事なことは個人レッスンであることです。集団では絶対に無理です。自動車運転学校で、マイクロバスに10人乗って、一人が運転して理解判るわけがありません。これと同じです。
焙煎を重ねることです。一日に十数回焙煎して、その扉が開きます。柔道の受身の練習と思って下さい。
YOUTUBE見て、ネット検索で判るものではないということです。空手を通信教育で学びますか?(ネットを検索する意味はこれと同じ)
本を見てもわかりません。特に、焙煎の歴史が浅い日本で「コーヒー焙煎関係」のムック本を最近読みましたが、落語より面白いです。30代の焙煎店の坊やの記事を信じると大変なことになります。(第一、そこの仕入れじゃ絶対ダメでしょう)、笑。見方を変えれば、その程度しか情報がないのです。
プロバットにフジの「ダンパー」付けて特注だと喜ばれても困りますがな・・・。
【3】 根本原理を説明しないのはいかんよ。
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巷の「珈琲焙煎士」なんて抜かしてる輩は、誰一人根本原理を説きません。気候によってどう「排気ダンパー」を操作するのは「企業秘密」らしいです。 その日の変化も、テスト焙煎もしません。不思議なことに日本の四季のなかで、昨日と比べて「ダンパーを半段あける、「閉める」なんていってますが、湿度が~100%大きく一年中変わってるのに、焙煎は同じ位置からです。(爆)(*^^*)
つまり、その日だけ 来た受講者なら騙せますが、 3日も通えば「嘘」だとすぐ判ります。つまり日本の焙煎はその程度な人が多いのです。
1ハゼ後に何故、半段、一段開け閉めするのですか?
何の為に「ニュートラル」を追いかけるのですか?
そしてその「ニュートラル」とはどういう意味ですか?
どこがどう「蒸れて」いるのですか実際に見せて貰ってください。
【4】 コーヒー焙煎は「色」では絶対に判断出来ません
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ここが騙しどころです。「色」で判断出来るのなら子供でも充分出来るわけです。 同じ色の範囲はすごく広いのです。その中で、美味くも、不味くも出せますから、素人は簡単に「ダンパーの効果」だと思い込まされれます。目の前で。
「排気ダンパー」で味が変わるのは、
。
これを反証するには、同じ焙煎機で、全く同じ条件(時間も。火力も)で「ダンパー」だけ操作して煎り比べれば判ります。
特にガテマラSHBでやれば同色が連続しますから、時間の長短で誤魔化されますから、同じ火力・時間は厳守です。
「排気ダンパー」で味が変われば、自然科学の体系そのものが崩壊します。世の中、「ダンパー」だらけになりますよ。
受験生の部屋にも付けましょう。で?
で? 、で?
【5】 2塁盗塁タッチアウトは、決してセーフではない。
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2ハゼがパチンと鳴って出す焙煎は、2ハゼ直後です。 これを1発目だから「セーフ」にしている人が多いですが、アウトは「アウト」です。
100%アウトです。拡大解釈にも程があります。
だから、2ハゼ直前は難しい。
偉そうにコーヒー焙煎を解説されて、焙煎途中で「ダンパー弄って」結局どう温度が変化するのか、全く理解出来てないなら、(事前に温度変化を完全に予測出来てないなら)それは 焙煎を全く理解、把握していないと同じことなのです。
私達は、焙煎前に既に、頭の中、壁の上に、机の上に焙煎曲線が出来上がっています。これをプロファイル(プロフィール)とも言います。これを実行するだけです。プロファイルを変えるとは、この計画線を変えることですから、忠実に再現しないと全く意味はありません。
だから、焙煎実行者は、その途中で「排気ダンパー」を変化させれば、どう温度変化するか事前に知っていなければなりません。
これは絶対条件です。
でなければ、結局、行き当たりバッタリな出鱈目に焙煎しているわけです。少なくともプロファイルなんて言う資格はありません。
否、焙煎を語ることもダメでしょう。
【6】 極私的な意見です。
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【中点】なんて言葉を使ってる人の焙煎記事やブログなど一切読みません。私なりの見分け方です。
そして、一日で完了しない焙煎講座は全部インチキだと思います。
一日やれば、10年やってる人と同じになります。あとは仕入れです。
絶対に信用出来ない人は、珈琲焙煎士なんて抜かしてる輩です。気をつけましょう。
そんな公的な制度はありません。普通はもっと謙遜するものですが、まあ、こうなると人間性の問題です。
そんあ人が「美味しい」っていうことが半値八掛2割引で考えると、大した珈琲ではないでしょう。
世界中で誰も【中点】なんて数学用語は「コーヒー焙煎」に使いません。
チャンチャラ可笑しいです。
ボトム。ボトム温度です。