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同じ焙煎を繰り返すなかで、差異が理解出来るようになる

2016-11-15 | ◆正法焙煎眼蔵

同じ焙煎を同じ条件下で繰り返す中で、初めて差異が判ります。生豆の個体差(つまりは仕入先の優劣)です。

現在は誰もが、その購入する生豆の、その産地の各種情報が詳細に伝えられます。

その中で産地の標高もその有用な情報の一つです。

高地産の豆は寒暖の差が、その生育に大きな影響を与える、例えば単純に「硬さ」が違う。

それが我々には「ハゼ音」によってハッキリと判断出来るようになります。

こういうことは、ブラジルは音が低いし、2ハゼも聞こえ難いのは誰でも最初に知る事実ですね、これをドンドン広げてゆけば良いのです。

さあ、問題はここからです。

焙煎講座当日、同じ産地、同じ等級でも、生徒さんの持参の生豆と、当店の生豆は「ハゼ音」が全く違います。

不思議ですね。(爆)

そこを全部、自分で判断すれば良いのです。

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残念ながら、この世の中は、多くの場合、騙される側も悪いという風潮があります。

少なくとも、情報を含めて、選択の自由は誰にでも有るわけです。

「ハゼ音」も情報ですし、仕入れ会社の選択も自由じゃないですか?

「知らぬが仏」と言う言葉もあります。他社を知らないから、ずっとソコから仕入れている。

これでは、あまりにも努力が足りません。

修行先から買うなんてのは、一番やってはいけないことです。

「何を信用してよいのか?何を基準にして良いのか判らない」という超お気楽な方もいます。そんな「モノサシ」のようなモノはこの世の何処にも存在しません。

アホちゃいますか?否、アホです。

自分で判断する限りにおいて

全ての、基準は「自分自身」の中に、或いはその「舌」にあるのです。

そこしか有りません。あたり前田の「クラッカー」どぇす。

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スマホの中に「真実」が有ると思う時点で既に勝負はついてます。

全部、自分の「責任」で選択する姿勢そのものもありません。

話を戻します。

焙煎教室にお越しになる方は、今使ってる生豆持参ください。是非、煎り比べましょう。

「こんな豆を煎りたい」というサンプルでも良いです。

オイルが出てるものは論外です。

 

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余談です・

商売される方も、されない方も、焙煎・抽出を語る前に是非、まともなミル(グラインダー)を買って下さい。

本当に申し訳ないです。

カリタ・ナイスカットミルは最悪です。 再現出来ません。

メリタのパーフェクトタッチはOKですよ。飛び散りますが・・。

私はフジローヤルのR-440 か R-220をオススメします。(最低限必要です)

ああ、それとV60は捨ててくださいね。

これは、自分の基準を作る為に必要なことです。

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コーヒー抽出に技術なんてありません。

これも先生と生徒さんが並んで同じように真似すれば同じ味です。

技術だと言うひとは、結局。他人に教えない人です。世の中そんなアホが多い。

何か全然凄くないことを。ことさら「スゴイように」自分で思い込んでいる人がいます。

その典型が「珈琲焙煎士」ですね。厚顔無恥とはこのこと。人間性を疑いましょう。

 

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味に「こだわり」が有れば、スグにV60は捨てれます。

あなた、まさか、雑誌の記事信じるのが「こだわり」じゃないですよね?

こんなことも「判らんアホさん」が焙煎が判るわけがない。

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V60で「コーヒー教室」してるお店も多いと思います。

お気の毒です。

本に書いてあったから?、ネルドリップの味が出るなら、現実に確認すればよい。直接ハリオに聞けば!

或いは、本当のネル生地を買って自分でドリップを実際に試せば良い訳です。

そこからがやっと出発です。

最近の若者は「スマホ」で出発も終点もない。 そこで終わっています。で屁理屈だけは一人前に言う。それも他人が書いた記事をそのまま。

 

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皆がスマホ持ってる時代に、LINEで、facebookで何百人と繫がって、・・で恋人いない率が7割なんて、どこかおかしいと思わないですか? 

同じ感覚で「コーヒーに関する情報」を得ている限り本当のことは判りません。判らんならそれいいのですが、

「雑誌に書いてあったこと」を鵜呑みに信じてアホさんが多過ぎます。

それが素人ならいいですよ。

プロがです。問題です。

判る。、判らないは、ALL or NOTHING です。 

よく人は、目が覚めた。というけれど、1を判れば、全部(100)判ります。

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コーヒー焙煎で、火力を4段階で変える焙煎と、

火力は4段、そして「排気ダンパー」も4段変える焙煎(4x4=16)は、どっちが安定しているのか幼稚園児でもわかる。

おまけに1ハゼ後にチャフ飛ばしでダンパー全開!と来たもんだ。申し訳ないが、こんなものは焙煎ではありません。ママごと

もう南無阿弥陀佛チーンです。

同じ豆を連続10回焙煎して、1ハゼ、2ハゼ(入れて)全て同じ数値でない限り、その屁理屈の土台もないのです。それが出来て初めて反論させてアゲルよ。

当講座は、それが揃わなくても、全然、平気で、同じ焙煎が出来ます

何故なら

中点、蒸らし、チャフ飛ばし、煎り込み、インポ、なんて言葉を使わない。「排気ダンパー」を弄らないからです。

つまり、世界の標準で焙煎してるからですよ

先日のビエナ(ウィーン)の老舗と同じ焙煎ですよ。

V60も判らないような人は、結局全部無理ですが、大丈夫です。

そこのお客様も判ってないから・・・。

 

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現実社会で、スマホでビジネスが出来れば、朝の7時の東京行き新幹線が背広で満員なわけがないのです。

焙煎教室も結局は「この現場」に来なければ判りません。体得出来ないのです。

それが当り前です。

ゴルフの本100冊読んで出来ることは、屁理屈だけです。

「このコーヒーは浅煎りでは、柑橘系の香りとフルーティーな酸味、深煎りすればナッツの香り」がなんて実はコーヒーは何にでも当てはまります。その反対はありません。そうだろ。こんなセリフを得意になって言ってるのもアホ。

大豆煎っても同じことが言えます。

結局、美味いか、不味いかという判断とは全く別なのです。

柑橘系の香りとフルーティーな酸味の、深入りすればナッツの香りがする不味いコーヒーはいかがですか?

 

 

 

 

 

 

 

 


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