「宮内庁御用無」珈琲焙煎店。
質問があったので、判る範囲でお答えします。難しく書いて誤魔化す気もないですし、簡単過ぎてもいけないので、そこそこで書きます。
「気圧」で焙煎が変わるわけがない。ということです。
山の上でご飯が炊けないという程度の話でもないです。
「気圧」の変化でコーヒー焙煎が変わることはない。
そもそも、焙煎機についている「ガス圧力計」は大気圧計ですから、どなた様の圧力計もガスが来てなければ常に「ゼロ」を指しています。お確かめ下さい・
台風が来て低気圧で950hpでも、
高気圧のお天気の下で1090hpでも、
富士山の上に焙煎機を置いても、その圧力計は「ゼロ」です。
だから、普通の焙煎機を使ってる限り、毎日、周りの大気圧は見えないけれど変化していますが、使用上は変わらないのです。
変な表現ですね。
要するに、毎日、あなたも周りの気圧は刻々と変わっているということです。
我々の体も全て場所にに大気圧が押していますが、日々それを感じて暮らしているわけではないです。(傷は別ね)
だから「大気圧計」で変わることはなけれど、変わってるともいえます。
ここで問題なのは、コーヒー焙煎のテクニックとして、低気圧だろうが高気圧だろうか、たかが「焼く」作業は変わらない。
サンマ焼くのも、タコ焼も、焼芋も変わらない、~~~コーヒーも同じです。むしろ「コーヒー」だけが特別なわけがない。
コーヒーだけ、日本だけ、コーヒーは特別なんて
チャンチャラ可笑しい
仮に「絶対計」にして持ってゆく場所、その場のお天気(気圧)次第で、950hpか、1050hpか指示が違うのなら、焙煎機のガス圧計の指示は変わるのでしょう。
それがどん意味があるのかはわかりません。わざわざ使う意味ってあるの? (売ってるんでしょうか?)
それと同時に「大気圧計」ではガスの実際(?表現が妙)はかわらない筈ですが不満はない、反対に正確(?妙)だが、毎日違う指示をする計器(絶対計)を使うワザワザ同じ目的で煎る意味はない。(と思う)
中々うまく表現が出来ませんが・・・わざわざ使う意味ってあるの?
但し、沸点の話とは違います。高地の酸素量も違います。
一般的話しとして、圧力計は、その場所の気圧が変わっても「0」だということです。
まあ、何ですね~普通の「大気圧計」を使ってるのに、「気圧」で焙煎が変わるなん言う人は、それ自体が実は毎日違う大気圧下にいること分かってるんでしょうか?
もう、自分でも何を書いてるんだか??
もう少し、判りやすく考えて将来書きなおします。分かり難いですね。(今後時間があればです。)
え~~~日本から北京へジェット機で旅をします。
私は、素直だから日本から北京へ飛ぶと考えます。
ところが隣に座ってる「コーヒー焙煎士」が違うという、
「地球は自転してるから、少なくとも我々が中空に止まっていて、北京が寄って来るってことが何割か言えると思います」
というのと同じかもしれません。
酒の上の冗談なら笑いますけれど・・・・・・・
「第一、コーヒー焙煎ごときが日々の気圧で変化するなら、世の中、住み難くて仕方ねぇやさ、チャンチャラ可笑しいせ」
としか答えようがありません。
そんな高尚なものではないのです。
豆買って、豆煎って、豆売って、お金頂くだけです。そんな毎日、ボイルの法則とか流体力学を感じる商売ではないです。
以上
「多加賀珈琲研究所、中華特級珈琲焙煎士 毛利」どぇした。