■教室用のR-101焙煎機は、完全整備しています。(2週に一回は本体送風ファンを掃除を実施)、この焙煎機のデータを書きます。どんな豆を煎ろうと
1ハゼ 172℃
2ハゼ 192℃
ボトム温度までの時間は丁度60秒です。 安定しています。R-103は丁度3分でボトム落ちします。
しかし、この数字は私の機械だけの数字なのです。ということは同じR101を並べて同じ豆を同じようにカロリーを加えていけば同じ時間にハゼますが、それぞれの個体(焙煎機)は違う温度を示している可能性があるということです。
言い換えれば、製造後何台も並べて温度差を調整した後に出荷しているわけはない。こういうモノは一台一台と作ってると思います。
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■当店では、焙煎教室を毎日行っております。昨日は東京(この方は帰宅が午前2時だったそうな。お疲れ様でした。)から、今日は名古屋からお越しいただき感謝です。上記のデータ通りですが、明日、煎っても同じ数値です。おまけに、今日も私は焙煎したわけではありません。受講された方が自身で煎られた時のそのままの数値です。
多くは【完煎】ですので、2ハゼ直前だから、2ハゼを聞きませんでしたが、この数値で間違いないでしょう。
台風が来て「気圧」が下がっても(爆)、雨で「湿度が変わろうと」と、コーヒーの焙煎は変わりません。
要は、心の不安定要素をどう取り除くかです。
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■再度、私のR101と誰かのR101では温度計の示す数値が違います。それどころかメーカー自体が違えば1ハゼが196度かもしれません。ご安心下さい。それはプローブの誤差や、位置による差です。
豆温度と通称しますが、豆付近の温度です。その「付近」が若干違うのですから、若干の固体誤差出ます。
だから、雑誌で1ハゼ189度、2ハゼ206度などと(でなければイケナイ)書かれていても、それは、その人だけのデータですので無視して貰ってOKです(正解でもないです)。無視して下さい。無視しろっ!
こういうモノ(センサー類)を付ければ、付ける程、誤差が重なって行きます。購入前にセンサーの誤差を測定してもらうなんて出来ません。
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■さて、私はボトム点以後、つまり焙煎過程が始まると、1ハゼまで6秒で1度上昇する加熱をしてます。
何故、6秒で1度なにかというと、60秒に換算すうると(1分)で10度だからです。 ほとんどの焙煎屋さんがこの数字なのです。
豆が美味いの、不味いの、1ハゼ後にダンパー・・・と色々皆様仙人みたいな事おっしゃいますが、皆さん6秒で1度(1分で10度)なのは、単純に計算し易いからです。逆算も、完了予想も瞬時に計算出来ます。
4.7秒(1分で12,76度)で、6.5秒(9.23度)で、5.34秒で1度上昇の方が実験すれば美味しいかしれませんが皆さん、6秒で1度です。(笑)
焙煎士だの、職人技だの、長年の経験だと言いながら、計算し易いから6秒で1度で御座います。
これは「カロリーの当て方」ですから、一番重要な部分です。御自慢のダンパー調整なんかよりず~~~と要素が高い部分なのに
チャンチャラ可笑しいぜ!
■当店の焙煎講座では「残念ながら」その日の気圧や湿度で焙煎が変わることがありません、また、ひねくれオヤジが一人いるだけで「焙煎士」なるものは居ません。この日本に、世界中にそんな資格はございません
お教え出来ることは、もう少しマトモな焙煎方法です。それとプロとして絶対に必要な連続焙煎です。時間のロスなく連続して焙煎し続ける方法です。だから理解して頂く為に機械を分解します。
30分も掛けるアホな焙煎も浅煎りもありません。
チャンチャラ可笑しいぜ!
日本全国(東は東京まで)はもとより、香港、台湾、韓国からお見えになります(日本各地から来るよりLCCが安いのも理由です)
■教室では、1キロ機と3キロ機を共用します。それぞれ直火・半熱風、左右逆位置、送風量のの多少の違いも体験出来ます。
どんな屁理屈コキが来ても対処出来るようになってますが、来ないでね・・・・
「コーヒー焙煎って水分を14%まで抜くですよね・・・」と聞かれれば
「はぁ?」とお答えします。だって現在進行中に何%か私には絶対に計れないからです。
チャンチャラ可笑しいぜ!