平塚のSです。
イタリア研修では夫婦共々お世話になり本当にありがとうございました。
イタリアには新婚旅行以来2回目、初めてのミラノでしたが感想としては「このタイミングで本当に行けて良かった!」でした。
プロとして去年の9月からお店を始めて駆け出しで、と思っておりましたが、旅行中に毛利さんご夫婦をはじめとした経験豊富な経営者の経験談を聞かせて頂き、お店に留まっているだけでは聞くことができない貴重なお話をたくさん聞くことができとても刺激的でした。
研修中に現地の親子2代50年以上お店を構えるバリスタの方のお話を伺う機会や、イタリア最大規模のエスプレッソマシン工場の見学など、毛利さんのお力添えでただの旅行では絶対に経験できないこともできた事は自分たちにとってかけがえのない財産になりました。
Aさんに勧めていただいたMUMAC(エスプレッソ博物館)もエスプレッソマシンの歴史を振り返ることができる素晴らしい展示でした。
イタリアでは空港にも、駅にも、都会でも郊外でも田舎でもスーパーでも、どこにでもバールが存在し、どのお店に行ってもそれぞれに美味しいエスプレッソが飲めました。
一日4〜5杯は飲みましたが、酸味が立ちすぎて飲めないようなエスプレッソやラテアートをきっちり描くようなお店は僕らが飲んだお店ではお目にかかることはありませんでした。
(ラテアートに関してはできないという事ではないと思いますが。)
マック内のバンコやLAVAZZAの自販機ですら日本では飲めないレベルの高いエスプレッソでした。
ミラノのCOVAやトリノのバラッティ&ミラノなど伝統あるバールも素晴らしかったですが、ふらりと入った郊外のお店ではいきいきと働く女性バリスタさん、美味しそうなたくさんのブリオッシュやパン、店内のバンコやテーブルで楽しそうにくつろぎ会話する常連さん達・・・
そんなバールでの日常や空気感を経験して、改めてイタリアのバール文化の素晴らしさを肌で体感することができ、自分たちの中に揺るぎのない一本の軸が出来上がりました。
家に帰って改めて自分たちの焙煎したエスプレッソブレンドを飲んでみましたが、綺麗すぎて「土臭さが足りない」と感じました。
イタリアの現地で本当に飲まれている良い意味での土臭さ、風土を感じる本場のエスプレッソというものを今回の研修で体感できました。
この経験を軸に、「日本で楽しめるホンモノのエスプレッソ」を出せるお店を目指して、今後も精進していきます。
今回はかないませんでしたが現地での研修を受けるためにもまたイタリアに行きます!
本当にありがとうございました
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Sの妻より
毛利さん
この度は貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
前回のイタリア旅行では歴史的建造物も多く上を見上げることばかりしておりました。
今回の旅ではまさに正面、地面を見てイタリアを楽しむことができました。
バールに入る前は緊張感もありましたが挨拶してお店に入ると笑顔で接客してくれ美味しいエスプレッソを淹れてくれる、言葉は通じなくともボンジョールノとグラッツェでエスプレッソを楽しむことができるのだと体感することができ、さらにイタリアが好きになりました。
また、博物館では校外学習に来ている学生の集団と遭遇しましたが、イタリアでは学生のうちからコーヒー文化に触れているのだと改めてイタリア人の生活に根付くコーヒーというものの奥深さに感慨深いものがありました。
私たちのお店でもイタリアのバールのように気さくに入れる空気感を出せるように頑張りたいと思います。
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【JBS】より
イタリアでは「カフェ・ラテ」は注文として通らないと思います。
何故かって?
訳せば「コーヒー・牛乳」ですから、そんな子供の飲み物を基本注文しません。 (俺は日本でもしないよ)
ラテ・アートする注文がないから、出来ません。
日本は、軽薄短小の文化になりました。
経済的に貧乏になりつつありますが、中学生が飲むようなチューハイ、
(チューハイなんて飲んだことはない)
今じゃついに「町中華」に・・・。高級が良いとは言ってませんが寂しい時代です。
ピンとキリ。ラーメンをカップルで食べ歩いて30分待って、それが本気で自分が「グルメ」だなんて思ってるのは悲劇、個人的に嫌だなぁと言論の自由を盾に書くわけです。
ラーメングルメさんは一人前1万円以上の普通中華に行くと反対にそれを貶す「大したこのないよ」を評価する、つまり、そういう店を貶すと自分が上に思える、どっちが、「上から目線」だよ。
これが本当の「上から目線」ちゅう~の