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現行機と、マイナーチャンジ前のR-101

2016-04-28 | ◇フジーローヤル 珈琲焙煎機 R-101

本日、他店の実機のテストを実施しました。

現行機では、250gでボトム落ちが高いという報告が東西問わず多数あり、500g投入では改善されることは判っておりますので、当面それで焙煎していただければ上手くゆきます。

が、原因を探る為に、今日は、メインモーターの相互交換をしました。現在機の日立製から、私の機械の北芝製(東芝の子会社)に換装して現実に焙煎してみました。スペック上では殆ど同じ・・結果も変わりませんでした。250gではボトム落ちが悪いのはそのままだという報告をここでします。

あと他に何が内部で変わったのかは不明です。同じ仕様で製造メーカーが変わることは普通にあると思います。

が、

焙煎機の性格という話からします。

R-101は豆の量にかかわらず1分でボトム落ち

R-103は3分でボトム落ちします。

屁理屈は関係なく、何をどうしようとこの時間なのです。

 

さて、そんなこともあり、今日はとあるカフェのその現行機で投入温度を170から155度に落とし250gで103度まで落として焙煎してみました。上手く煎れました。(焙煎者は私)

投入温度は自由に変えて下さい。

今回。意識したのは、この250gでは落ちない焙煎機でボトムを100度近くに落とすことです。

これから暑い季節ですから、生豆の保存を低温貯蔵庫に入れる人も、室温の人もいます。

私はその半分は業務用冷蔵庫ですが、それを意図して投入温度を考えたことはありません。

同じ焙煎機を買って、同じ講習を受けて、上手く焙煎出来る人、出来ない人の違いは何なのか?

パラメータを守らない人です。

焙煎は単純です。その単純さはシンプルという意味です。だけれども講習を受けて身につけて頂くしか方法はありません。

作業だ、単純だと書いてますが、そのパラメータ設定には何十の焙煎が試行錯誤されてます。その結果でそういう単純さです。(複雑でも、難しいでもありません、けれど結果は重いというニュアンスです。)

日々、色んな質問や相談に答える為に、色々な試行錯誤をしています。 

屁理屈こねくり回すより、現実にやってみることです。

R-101機においては、欲に言う[ニューラル]云々という操作は出来ません。

これは実際に使ってる人は誰でも実感デキマス。

「ニュートラルから半絞り開けるの閉じるの」と一体どうなるんですか?その意味、意図は一体何ですか?

まさか、それを答えられないのに焙煎してるなんて?

同じ焙煎機でも「ニュートラル」なんてどうにでなります。ハッキリ書いておきますが、、、、アホ、

 

日本の焙煎の不思議です。

 

 

 

 


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