と書いて、怒った人がいた。
申し訳ないですが、
【されど、コーヒー。】と発言できるのは、コーヒー農園主です。
大自然を相手に、相場を相手に、資本を投下し土地を開拓し、年月を掛けてやっと実が取れる。そういう戦いをしている方々、あるいは働いている労働者もそうだと思いますが、
彼らにとって、「されどCOFFEE」なんです。
極東の島の焙煎屋如き、あるいは喫茶店主が、「されど、コーヒー」なんていうセリフは、私は賛同しないわけです。
もうチャンチャラ可笑しいですわ。
「こだわり」とか耳に心地よい言葉がありますが、チャンチャラ可笑しい。
この世の中で、同じ商品群で安くて良い物はありません。
「フェアトレード」とは商社と農園主の間でのことです。
「有機栽培コーヒー」を本気で信じていれば、幸せです。
高くて良いものは沢山あります。
お金さえ出せば、世界中からどんな豆でも入る時代になりました。
同じクオリティーを より安く仕入れようとすると、等級偽装された生豆をつかまされます。
ハンドピックしなければならない豆は悪い豆です。それを一生懸命した結果、見た目は綺麗ですが、根本に素質が違う。
商売人が品物を売るときに1000円で買ってくれる人と、750円の人とどちらに良い商品を渡すのかという根本の話。
産地も、名前も等級も同じ、仕入れ価格は大きく違う。
どちらを購入するのか?という単純な問題だが
「されど、コーヒー」」なんて抜かしている焙煎屋さんがハンドピックを自慢する。チャンチャラ可笑しいです。
私はハンドピックはしない。