焙煎を語る人それぞれです。
「焙煎は一瞬が真剣勝負なのです。(a)さあ,どうですがこのフルシティーの煎り具合は・(b)」
この会話は変です。
a=点の勝負です。
B=広い幅の話です。
それは「私は関東自動車工業のセンチュリーの製作現場を見学しトヨタ車のファンになりました。で、シエンタ買いました」な話です。チグハグです。
もし、シティーだ、フルシティーで煎り分けたいのなら、色見本を焙煎機の横に置きながら煎って下さい。それでその色通りに煎れること間違いなしです。誰でも出来ます。当焙煎教室は、そういう講座内容は一切ありません。終始一貫して「点」です。
結果も点で語ります。
第一、講座の中で今まで一言もシティーだ、フルシティーと言ったことも無いと思います。皆さまにお教えしたことも一切ないです。それなら楽です。
それに一体、シナモンローストで誰が飲むのですか?
結局、その当りで
幅(色)で焙煎すれば、先生が煎ったものは「深みとコクがある、美味しい」、生徒さんは「渋くて、酸味が強く」ってと、全然違う味にいとも簡単に素人は誘導されて「さすが」と思わされます。
「長年の経験だよ」と言われれば納得しますか?
そんな手に引っかかって年々も試行錯誤する人があとを絶ちません。
お気の毒ですが仕方ありません。
選ぶ方も悪い。
焙煎講座は一日で習得出来ます。必ず一日です。これが原則です。
申し訳ないです。
本当に申し訳ありません。
一日で同じレベルになる作業に過ぎないのです。
ネット検索で焙煎を勉強しても10年経っても無理なのです。どうしてそれが判らないのか不思議で仕方ありませんが
「縁無き衆生は度し難し」
縁の無い人々は、救いようがありません。
あとは屁理屈でもこねていて下さい。
井戸がやっとの地域で「WASHED」精製なんて無理なのです。基本はそこでしょう。施設も要るわけですが、美味い、不味いと能書垂れても仕方ないでしょう。
「Natural」が・・・・なんて大笑いです。
最初から、そういう色分けをして飲んでる人と、自分の舌で味を感じる人の差は永遠の差です。
「washed」
これも精製の良し悪し(差)は大きいですから、美味い、不味いなんて絶対に語れません。
ブルーマウンテンのフルウォッシュドは完全だと思います。
「舌」で語る限り、自分が美味いと思うか、そうでないかしかありません。
ニュークロップもnatualも、シティーローストも関係ありません。
もしニュークロップを知りたいなら空輸しなければならと思います。
さあ、どうですか?
半可通の皆さん、