■ 珈琲焙煎は古来より世界中で行われているものです。現代の熱源は電気・ガスが主流です。コーヒー豆の現地の情報ももスマホを通じて世界中に等しく発信されてます。(日本語はないけど)
■焙煎機に拠って焙煎の基本が変わることなどありません。
同じだから、世間一般では「理論」と呼ばれるものが出来上がります。
だから「~~流」は全部にせ者です。
■世の中には、変わった焙煎機があるだけです。サンプルロースターは焙煎機ではなく、サンプルを作るものです。同一線上で語ることは出来ません。
出発点が違うし、乗り物も船と電車で違うのに終点で何を評価しますか?
■ 「理論」は説明の出来ないオカルトではない。
フジローヤルの焙煎機でもプロバットでも焙煎そのものは同じでなければなりません。その筈です。どっちが高級で方法が違うわけではありません。
全く同じ生豆をフジローヤルの焙煎機の1ハゼは171度、
プロバットは203度というのが当店のデータです。
20度違うわけです。
これでお判りのように、各焙煎機の温度計は方便だということです。
それぞれ豆が違う温度でハゼるわけではなく。
示してる温度でハゼる、その違いはプローブの取り付け位置の違いや、計測方法・前面カバーの鉄の厚みなど、いろいろな要因があるでしょう。
フジローヤルで140度になったらガス圧を上げる下げるとか、何分で(爆)何か操作するような焙煎ではプロバットには落とし込みが出来ない。だから、それは選択しないほうが良いわけです。何かおかしい。
■ 自動車を運転して「スピードはウィンカーで変わるんだよ」といいなから一生懸命にウインカーを左右に操作する、(その間、アクセルを踏む足に注意が散漫になるから)5km/hほど速度が落ちました。「どうだ!」なんて話は信じることは出来ない。さて、珈琲焙煎で「排気ダンパー」を操作するって、どんな意味?笑
■ 焙煎おいて、その芯になるものは何ですか?基軸となるものです。
多くの焙煎者はそれさえないのです。中には一分ごとの温度を記入してる人もいます?「えっ!」としかいいようがありません。それ素人の練習ですよ。
それでコーヒー焙煎が職人技なら、ほかの職人が怒りますよ。ってなもんだぜ。
いいですか国産機のフジローヤルのR-101で焙煎出来ればドイツ製プロバットでも指導なしで焙煎が誰でも出来ますよ。出来ない焙煎は間違っています。
但し、間違っていても、こんなものは食品加熱業ですからそこそこ出来ます。
ここはよく考えて下さい。
■ 三重県桑名市までは遠いです。しかし、一日で焙煎の全てを伝えることが出来ます。初めて焙煎機を見る人も、その日、たった一日です。
プロバットの本社でもそうです。
何日も掛かるなんて絶対に嘘です。修行なんて低賃金労働をさせるだけです。
人生の無駄だし、
弟子になれば、師匠を超えることは出来ません。
世間を見渡せば、皆さん独学の人が多いのです。
私は、最初の入門を教えています。難しいのは経営です。