ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

1/24 BMW 320i Gr.5  : 2

2025-01-18 | その他のクルマ模型 : Other Car Models

 

新年が明けたと思ったら何にもしないうちにもう半月過ぎてしまいました。

今年も早々からLAの山火事とか大変な事になっていますが、国内でも夢の島だかお台場の方から火の手が上がってますね(笑)
いっそのことゴミメディアは全部焼き尽くしてくれたほうが良いですね。

焼け野原から再建したほうがよろしおすミツカン酢。

さてとBMWっす。
前回の続き、リヤエンドはこんな感じになりました。
ウイングの支持板はプラ板から。ボディにはいくつか穴が開いています。
ここはチームごとに色々あるみたいですが前回の動画で判る範囲でバンパーなど6箇所を開口しました。

 

 

でもって室内です。
これも調べた数だけ皆違うのでキットの通りに作ることにしました。
キットにはこんな感じでパイピングやフレームがモールドされちゃっています。
リヤシートみたいなパネルもちょっと違うんやないかと思うんですが、実車の画像がなかなか見つからないので適当にでっち上げてます。

ネット上にはディテールアップした素晴らしい作例が見つかりますが、今回はいかに手を抜くかでやってますので(笑)ご容赦を。

エンジンもいらないんだけどシャシーを裏から覗くとドンガラ空っぽなのでカタチだけ作って載せてあります。

 

 

 

ステアリングコラムは支持フレームを追加。メーターはクリアレジンを流してあります。
パイピングは適当にメッシュチューブを這わせました。

あるのか無いのか不明ですが消火器も作りました。

ボディはグレーサフ〜ホワイトサフを吹いて、ブルーはクレオスのスカイブルーにホワイトと色の素のマゼンタをチョイ落としてフレンチブルーに少し寄せた感じの色味にしました。このあとは楽しいデカール貼りです。
トランク部分のFruit of the loomの楕円マークが足りないのでデカールは余分に1枚用意しました。

 

 


2025

2025-01-02 | Miscellaneous
明けましておめでとうございます

昨年は春から秋までドタバタであまり良い年ではありませんでした。
70という区切りの歳なので何かあるとは思いましたが、仕事を始めて40年以上毎年気をつけていたにも関わらず病気になる時はなるものだと。
歳のせいかあらゆる事に対して気力が無くなってきたのを実感しています。
それでも今日2日は早速模型作りに励んでいます、今年はもっと作らねば。(^○^)

まだまだ作りたいモノが沢山あるし、ヒマどころではなくやることばかり。
今年は60年に一度の乙巳(きのとみ)の年だそうで、巳年の私としては運気が爆上げになるはず(ホンマか?)。

今年もポンコツ管理人のブログにゆる〜くお付き合いの程よろしくお願い申しあげます。



  亡き義父の作品より〝輝く富士山頂〟

1/24 BMW 320i Gr.5

2024-12-16 | その他のクルマ模型 : Other Car Models

息抜きのキャラモデルが終わってまたクルマに戻りました。

とりあえず手頃で簡単なものにしておこうと積んであったBMW320Turbo Gr.5を出してきました。
これ30年ほど前、ルーフがつぶれたエッシーのキットを作って結構気に入っていましたが、経年ですこし劣化が出始めていたので数年前にオクで処分。
また作り直せばいいや、とタミヤのやつは積んであったのですが、昨年イタレリからエッシーのキットが再販されましたね。
模型映えするFruit of the LoomカラーのGS tuningチーム仕様に再度チャレンジ。

イタレリのキットを見てみるとほぼエッシーのまんまなんですが、何故かリヤウイングが違う形のものになっています。
形状が違うので調べて見ましたが、あのままで良かったのに何故変えたのか不明。
一応キットは78年のDRM:ノリスリング200マイルの仕様ですがキットのままでは修正が必要です。
フロントフェンダーやスポイラー、リヤウイングなど実車はこんな感じです。







You tubeにもアップされていますが以下動画の最後の10分に、このクルマと58番BMW-Faltz-Essenの320の息もつかせぬ大バトルが繰り広げられます。
この時代のシルエットフォーミュラは凄かったですねえ。

1978 | DRM's Norisring Geldrennen ("Money-race") | 1080P 60FPS


ちなみに78年ノリスリング200マイルの選手権のかかったメインレースはこれとは別イベントです。
動画のタイトルにあるようにこちらは非選手権の〝Geldrennen〟賞金レース?とあります。
それって何なのかわかりませんが。^_^;

私も混同していて知らなかったのですが調べた検索結果で優勝車が異なるので、あれ??と思っていました。
選手権のほうのウィナーはDiv.1がマンフレッド・シュルティの935、Div.2がハラルド・アートルの320i。
この非選手権のほうはミントグリーンのVaillantカラーの#2番934/77を操ったボブ・ウォレクです。

タミヤのボディと並べてみましたがタミヤは低くてワイドです。




タミヤはワークスのIMSA仕様ですが数年前に再販したイエガーマイスターはDRMの仕様。
あれの完成画像を見ると、元がスピード競技用だからなのかなんだかタイヤ(特にリヤ)が小さい気がしました。
ちなみにイタレリのタイヤと比べるとこんなに違います。
オマケにタミヤのホイールはリムがとっても深いんです………..なんで??。
タイヤ/ホイールはイタレリの方が違和感ないのでそちらを使用することに。




イタレリはグリルも2灯(77年仕様か?)でライトも一体成型、エッシーのキットではちゃんとガラスパーツもありましたがこのイタレリ版はありません。
実車は4灯で内側2灯が塞がれています。
そんなわけで4灯のタミヤのグリルをエッシーのボディに移植しましょ。
左右のウインカー部分は横まで回り込まないので切断してあります。
ここはあとでクリアレジンかプラで作ります。






キットのフロントフェンダーからノーズまわりを全部パテ埋めして形状を修正しました。
ボンネットのルーバーは裏側から削って開口しています。
リヤのトランクにある給油リッドはDRM仕様はありませんのでパテ埋めしてあります。
レース事にフェンダーやウイング、細部が異なっているようですが大体こんな感じでいいのかな。








エンジンですがオリジナルのエッシーのキットはこのFruit of the LoomとベルギーのCarling Black Labelカラーのチームの2種類の箱絵があり、デカールも2つ入っていました。
ただエンジンはターボエンジンだったのでそのまま作るとBlackLabelしか作れません。
自然吸気のFruit of the Loom仕様にするにはタミヤのキットのエンジンを載せるしか無い。
名作エンジンですが別に見た目魅力的でも無いので(笑)昔もそうでしたが今回も省略してプロポーションモデルにしちゃいます。

これの〝次に控えているやつ〟が結構大変なので、BMさんは軽く流しておきますよん。


マルサンのトッポジージョ 完成〜〜♪♪

2024-12-05 | レストアもの

9月にアップしたジャンクのマルサンの完成品、トッポジージョ。
あれこれ弄ってこんな感じで完成です。




シンナー風呂に漬けた汚いバラバラのパーツ、あえて必要以上にパテ埋めなどきれいに成型するのは止めて、そのまんま接着してサフ吹き〜塗装。

目玉はリューターでくりぬいてドールアイを入れてみました。
髭は伸ばした透明プラ棒、頭髪は100均で買ったイエローの毛糸をちょん切ってボンドで接着。




手に持ったギターは一応弦を張ってみました。
ゲージを変えるようなメンドイことはしません、全部同じ太さです。
リード線の中の線をバラして6本張りましたがピンと引っ張るのが難しい。
弛んでしまいましたが雰囲気だけ。
そのままじゃ寂しいのでアメリカンなデカールをベタベタと貼ってみました。




オリジナルは樽にマイクが付いているのですが、ここはテーブルに変えてみました。
ストックを漁ってリーメントの食玩のウイスキーとチーズ3点盛りに。
グラスは透明プラ棒です。
酔いが回って瞼も赤くなってしまいました。(笑)




マイクは足をつけてコンセントからコードを引いて別に置いてみました。
何でマイクケーブルがアンプじゃなくてコンセントにいくのよ?って確かにそうなんですが(笑)
アンプを置くとなるとまた面倒だし、そこまで忠実じゃ無くていいかな〜と。
知らない人なら判らない...........。




バックボードはプラ板で壁面を。
リキテックスのモデリングペーストを盛ってペインティングナイフで塗り壁風にタッチをつけてみました。
壁面の牛のスカルはたまたま100均セリアで見つけたもの。
ジージョの画像も額に入れて飾ってみました。
床のレンガは素焼きのミニレンガを敷き詰めてあります。
無駄に凝ってあまり効果は無かった気がしますが..........(汗)




メキシカンな酒場風になりましたが考えたらトッポジージョってイタリア鼠ですよね………..。
すっかり忘れていました。まあいいか。

次はまたクルマに戻りますがジャンク再生はやっぱり楽しいです。




今年も...........

2024-11-17 | おでかけ
来週から全国的に真冬の寒さになりそうだとか。

さみーのは嫌ですねえ、ああこれからの季節は気が重い………..。
冬はいらんからクリスマスと正月三が日だけは残してとっとと3月になればいいのに(笑)

で...........先週半ばの3日間、いざいざ奈良へと言うことで今年は行ってきました、ナラ。
55年ぶりの奈良観光旅行です。

まずは3年続けて昼前に京都駅着。
3年続けて〝近鉄みやこみち〟のお店で〝にしん蕎麦〟の昼食。

どうせ特急で行くんだからせっかくなので〝あをによし〟に乗車。
発車と同時に2号車の販売カウンターへ行ってクラフトビールを購入。
窓側を向いたツインシートに座り南山城の風景を眺めながら飲んでいるうちにもう近鉄奈良駅。
乗車時間30分ではちょっと早過ぎていささか残念。








紅葉の見頃には7〜10日ほどは早いはずですが、それにしても市内は予想以上に観光客の数が多くほとんど京都と変わりません。

雲ひとつ無い快晴、若草山って意外と急傾斜だったんだと気がついた。
大昔、自転車で宇治からサイクリングで来た時は、季節がいつだったか覚えていないけど芝生の上にたくさんの〝人差し指くらいのピンクのミミズ〟がそこら中にいて腰も下ろせずビックリしたことが。
以後何十年と〝若草山とミミズ〟は頭の中にセットですり込まれていましたが、今回は季節も季節なので安心です。 (^^ゞ

春日大社ではちょうど七五三参りの家族連れもたくさんいて、外国人観光客がカメラを向けていました。






夕方早めにホテルに入って休み予約した居酒屋へ。

翌朝は春日大社、興福寺、東大寺を廻り御朱印をもらって博物館も見て回ればあっという間に夕方。
京都同様ここもオーバーツーリズムを真剣に考えないといかんよねえ、とタクシーの運ちゃん。
2泊では仕方ないとはいえ市の中心部しか脚を運べなかったのは心残り。
また来よう、と言うか関西に帰っちゃえば毎週どこでも来れるんですけどねえ。

















最終日はJR奈良線で〝今年も来ちゃった宇治〟で妻の希望である石臼抹茶挽き体験なんぞを楽しみ、老舗茶屋を渡り歩いて古民家改修したレストランで昼飯食べて帰ってきました。
おそらく次回は〝物件探し〟に行くかもしれんな(笑)








3日間で歩いた距離は46000歩。まあまあです。

ファミマでATM使ったら〝いつもおおきに〟〝また来とおくれやす〟だって。
ご当地ATMはいいですね、なんで西の府県しか無いんだろう?

と言うことでかなり遅い夏休みを楽しんできました。おわり。

ガチャプラモ・リターンズ

2024-10-30 | 模型いろいろ
タイレルが終わってすっかり気が抜けて何もやる気が起きません。

しばらくクルマはいいな、と思いながら買ったはいいけどろくに飾ってもいないモデルカーなどは潔く売るなり処分しています。
今年は色々と区切りの年になったので、今のうちに整理するものはして少しでも物を減らそうと思っています。

で先日、今まで描いた作品をプリントしてファイリングしていたのですが、2000年頃のアナログ時代の絵をフォトショップ書類にして整理していて、20年前に描いたガチャプラモの箱絵を見て思い出しました。
かなり前のネタでガチャプラモを取りあげたのいつだっけ?と思って、記事を探したらちょうど14年前。仕事で描いたのが2005年で、この時商品サンプルの為に戦車だけ5つ完成させました。

ガチャプラモ - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

ガチャプラモ - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

スーパーやコンビニ、オモチャ屋さんの店頭でよく見かけるカプセルトーイの販売機。100円玉をいれてレバーを引くと、プラスチックのカプセルに入ったオモチャがコロンと出て...

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そのあと世界の戦闘機を作って記事に上げたのが2012年。

ガチャプラモ:2 世界の戦闘機 - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

ガチャプラモ:2 世界の戦闘機 - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

番外編です。以前ご紹介したガチャプラモ。ガチャプラモ-ひろポンの“わたしにも作れますぅ”戦車は以前完成させたので次ぎ、世界の戦闘機を突然思い立って作ってみます。老眼...

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ガチャプラモ:2 世界の戦闘機 完成 - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

ガチャプラモ:2 世界の戦闘機 完成 - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

昨日の続きです。あっというまに出来上がり。ちっこいものなので色も細部もメチャクチャ適当です。雰囲気だけでご勘弁。それっぽく見えるかな~。コルセアとヘルキャットス...

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もう一度戦車と日本の戦闘機も完成させて保存しておこうと思い立ち、発売から19年も経っていますが昔作った商品見本を思い出しながら戦車5台をまた完成させました。





どれもいささか怪しいプロポーションでパンサーGは箱のPANTHERの〝R〟が抜けています(笑)
とはいえカプセルトーイの組み立て式プラモデルってのは、おそらくこれ以前も以後もこれっきりと思うので、なかなかレアかもしれません。

ABSなので普通のプラモデル接着剤は効かないため瞬間接着剤で組み立てます。
適当に塗装してデカールを貼ってつや消しクリアを吹きました。
当時からヤバそうだったゴムのキャタピラですが、まだ溶けてはいないけど経年を考えて他のものに置き換えた方が良さそうと判断。
幅2~3mmのゴムベルトなんてそうそう無いし何がいいか考えた末、黒い製本テープを細く切って使うことに決定。
糊が強力なので2枚貼り合わせてから車輪にかけてボンドで接着。

5cmにも満たないチビタンクですが、WAVEのケースにパッケージと一緒に配置して接着しました。
いま振り返っても面白い仕事がたくさん出来た良い時代でした………..。




1/12  TYRRELL 003  1971 monaco GP : 17

2024-10-12 | 1/12 TYRRELL 003 :  TAMIYA
半年後に迫った大阪万博。
新しいキービジュアルのポスターが公開されましたが、ご覧になられました??

なんでたこ焼きがど真ん中アップなん??(笑)
案の定ネット上では商店街のチラシだとか昭和の縁日のポスターだとか散々な言われようです。
なんかたこ焼き食って酒飲んでサウナに入ってカラオケで楽しく!!みたいな、京橋グランシャトーじゃないんだから万博ですからねえ。

ビジュアルから夢も未来もな〜〜んも伝わってこないんですがホントに開催されるんでしょうか...........。
怖い物見たさで55年ぶりに行ってもいいかな(笑)

2025年日本国際博覧会開幕半年前キービジュアルを9月20日より公開! | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

2025年日本国際博覧会開幕半年前キービジュアルを9月20日より公開! | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

2025年の万博、日本、大阪・関西で開催!テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。

EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

 


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さてさて!タミヤのタイレル003、やっとこさ完成しました〜。

製作開始から14ヶ月!!!!
ひとまずこれで良しとします。

カウルとウイングはガイアのEXクリヤーを吹き直して磨き直しましたが完璧とは言えず。
パッと見がよければそれで良しといういい加減なモデリングです。

カウルのファスナーがエッチングパーツで用意されていますが平面的なので実感に欠けます。
とはいえ全部作り直す気力はもはや失われていますので(笑)ノーズカウルのパーツだけプラ板と金属線で作り直しました。
カウルの下部のフックをひとつ切り飛ばして紛失。
エッチングパーツは1400円もするので馬鹿馬鹿しいとは思いながらも、タミヤのカスタマーに連絡したら幸か不幸かすでに生産終えているのでエッチングパーツはございません、とのありがたい?ご回答。
仕方ないのでここはプラ板と洋白線で作り直しです。

組み立て説明ではフックをカウル側に接着する指示がありますが、そうするとカウルを取り外して置いた時にポロッと取れる心配があります。
実車ではシャシー側に付いているのでこのフックもシャシー側にピンでガッチリ固定しておきました。
(これがあとでチョンボとなる訳ですが)




練習日だけ走ったノーズは上から見てみるとやはりFタイヤとの隙間が大きすぎます。
両サイドのウイング部だけ1cmほど後退させたかったけれどこればかりは仕方なし。
こんな仕様のノーズも走ったんですよ、ということで一緒に飾っておきます。

でもってこのカウルを被せてみたらカウル止めのフックが届きません。
資料も無いので適当に作ったので当たり前です...........(矢印)
いい加減だなあ...........まあ見なかったことにしておこう(笑)




散々苦労して完成度は85点くらいですがまあこんなもんで良しとします。
でもってこれで完成!といきたいところですが、コクピットに乗せられなかったジャッキー・スチュアートをどうしても作りたい。
ということでタイヤに腰掛けたポーズのフィギュアをこのあとボチボチ作っていく予定です。
ひとまず003はこれにて完成ということで、いつもより画像は多めです。
ご覧いただきありがとうございました。























1/12 タミヤ TYRRELL 003 : 15

2024-09-30 | 1/12 TYRRELL 003 :  TAMIYA
完成間近で足踏みしているタイレル003です。

やっとリヤウイングが付きました。
翼端板と下段ウイングはすでに一体で作ってあるので上段ウイングをピンで固定します。
強度的に不安があるので隙間にはシンナーで溶いたエポキシを流し入れてあります。

ウイングはギヤボックス上のサブフレームに固定します。
ここの前側はフレームのピンを切り飛ばして時計用極小ネジでガッチリ固定しました(矢印)
後ろ側の支持ステーは上部のフックが小さすぎて無理にはめると折れそうなので、切り落として余り物のサスペンションアームから?状のフック部だけ移植してあります。




ウインドスクリーンはバキュームで絞ろうかと思いましたが面倒なので(恥)ペーパーがけして磨いてから17箇所のピン穴を開けて裏側から縁をブラックで塗装。
カウルに位置合わせをして同様に穴あけしておいて2番のインセクトピンで固定しました。

ちなみにセヴェールのマシンはミラーの形状が異なるため、ここの後ろ側に小さなサブ窓?が欠き取ってあります。
スチュアートのほうも予選でそのタイプに乗っていますが、決勝ではこのキットのままでOKです。




2種類のノーズカウルは磨きが終わりましたが、イマイチ気に入らないためクリアの吹き直しをしています。
ウレタン使えば良かったなあとちょっと後悔。
まあ伝統工芸品仕上げている訳じゃないので適当でいいんですけどね...........。






ジャンクのトッポ・ジージョ

2024-09-29 | 昔のプラモ

なんだか急に寒くなってきて今週はずっとお天気悪そうです。

総裁選挙も終わってみれば〝ホンマでっか?〟な結果だし、どこかの知事もまさかの再出馬だそうな。
冗談抜きで当選したらどうするんでしょ(笑)、私の予想では40%くらいの確率かと?
大丈夫でしょうか?知らんけど...........。



朝のうちにいつもよりちょっと多めに歩いてきました、7800歩。

〝MY抹茶碗〟で宇治抹茶を点てて、お取り寄せの大福をいただきました。
上林さんも中村さんも福寿園もいただいたので今回は伊藤久さんで飲み比べ。
庶民のささやかな幸せを大切にしてくれる国になって欲しいものです、ホント。





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今日のネタです。
先日手に入れた大昔のキット、ジャンク完成品であります。

〝日本最初のプラスチックモデル〟を作ったという伝説が見事に打ち砕かれてしまった(笑)◯サンのトッポ・ジージョです。
おそらく1966年頃に作った記憶があります。

トッポ・ジージョ・シリーズは3つあって、リモコンで歩く電動の(大)、ゼンマイ版が(中)、そしてこれがギターを持った(小)で、頭がボヨヨンとスプリングで揺れるだけです。当時の値段で200円。
本当は電動の大きなのが欲しかったけれど、800円と高価で小遣いでは買えず...........。
近年某絶版キットショップで20万超えで売ってました。



この(小)の完成品ですが、まあ何とも言いがたい仕上がり(笑)でして………..。
昔、作った時はもうちょっときれいに作った記憶があります。
これはこれでいいかと思ったものの、やはり作り直そうとシンナー風呂へドボン。

こんな感じでバラバラ◯体みたいな状態ですが、時間を見てボチボチ楽しみながら直していく予定です。




Porsche 917LH 001 : Gulf Presentation Car 1969

2024-09-14 | ミニカーとスロットカー
今回はミニカーネタです。
その前に...........ちょっと遅くなりましたが、行って来ましたLucy Thomasのコンサート。

今回はRockのLiveではない(笑)のでカミサンと行って来ました。
渋谷に出ることは近年ほとんど無かったので、駅降りてどっちに行っていいのか一瞬迷ってしまった。
246の反対側、新しいsibuyaサクラステージと南改札が直結したので便利になりましたが激変ぶりにお上りさんはついていけません。

会場に着いて感じたのは結構客の年齢層が高かったこと。
まあ10代20代などいるはずは無いと思っていたけど50~60代が多い印象でした。
チケットはすぐにソールドアウトになりましたが、中高年女性グループが結構いたけど、かなり気合いの入った服や髪型の方もいらっしゃって(笑)ああいう人達ってどうやって情報得たんだろう? 
You Tubeとか見てんだろうか?

それとも主催団体の会員になっていて、いろんなジャンルのLiveを常日頃楽しんでいる人たちなんだろうなと思った次第。

今回のコンサートは今月からロンドンで始まる彼女が主演のミュージカル〝Rosie〟の中のクロージング曲〝We Can Change the World〟に引っかけて、収益を能登半島地震の復興支援に寄付されるチャリティLiveでもあります。
海外の観客の中に彼女の両親もいて、ライブの途中でも紹介されましたが残念ながら妹は来日しなかったようです。

ステージは伴奏のピアノ1台のみ。
バックにストリングスも何もないのが逆に彼女の伸びやかでパワフルなヴォーカルを前面に押し出して圧倒されました。

Rosieの劇中歌はじめ〝Thousand Year〟〝There You’ll Be」〟S&Gの〝明日にかける橋〟とお馴染みの曲の数々、日本語でのサービス〝菟追いし〟の〝ふるさと〟など途中休憩を挟んで2時間。
ラストの〝We Can Change the World〟そしてアンコールはもちろん〝Hellelujah〟で締めくくり。
見事な歌唱力をたっぷり満喫出来て多幸感溢れるLiveでした。
次回の来日が今から楽しみです。



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ということで本題に。

ドイツのWerk83(ベルク)製 1/18ポルシェ917LHです。
1970年からワークスポルシェのスポンサーに付いたGulfカラーを纏ったプレゼンテーション仕様です。

このWerk83というブランドは知りませんでしたが、まあ値段も手頃ですがドアやカウルは開きません。
でもボディはダイキャストなので経年変化の心配は無いし、プロポーションもなかなか良いですね。

これ以外にバリエーションとして一番最初のホワイト/グリーンのナンバー917のモデルや、69年ルマンの12番、14番、10番もあります。
ただし製品の原型がノーズ・インテークの左右のブレーキ冷却用の小さい穴がないタイプです。
そのためこのGulFとホワイト/グリーン以外の製品はそこが開いていないため実車と異なります、念のため。

917は映画にも登場したガルフカラーのクルツボディー(917K)が有名ですね。
個人的にはホワイトエレファントの名にふさわしいラングヘック(917LH)、それも69年型が一番好きなので、今回は実戦には登場していないこのカラーを選んでみました。
オートスポーツ誌1970年の1月号にも紹介記事がありました。

917は69年からスポーツカーの最低生産台数が25台となったため、それに合わせて生産が開始されたものの一度はホモロゲーション審査に間に合わず、大急ぎで何とか台数を揃えてFIAの公認を無事に得ることが出来ました。
この25台がずらりと並んだ画像はよく知られていますが、一番手前の917番がシャシーナンバー001のマシンです。




69年9月のフランクフルト・モーターショーには3番をつけ車体中央にオレンジのストライプが入ったカラーで公開。
その後ジョン・ワイヤーとの提携が発表になりGulfカラーに塗り直されて10月のロンドン・アールズコート・モーターショーに登場したのがこのモデル。
製品にはありませんがこの時、左フェンダーのオレンジ色の部分に小さくジョン・ワイヤーのサインが入っていました。

70年には917Kが登場しますが001はルマンには出ず、その後クルツに改造されて10月のパリ・モーターショーには優勝したザルツブルグの赤い23番(シャシーNoも023)の塗装に塗られて展示され、以後何十年にも渡ってあの優勝車の身代わりを務めました。
そして2018年に新たに修復プロジェクトが始まり、オリジナルのラングヘックの姿に戻されてポルシェの50周年記念展〝Colors of Speed〟で公開されました。

と言うわけで今回は917の001シャシーについて書いてみました。