ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

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今井科学:  モノレール・マッキンレー

2009-05-22 | お宝もの
1961年に発売されたイマイのモノレール・マッキンレーです。

マッキンレーとありますが実在したものでも無さそうで、架空のモデルのようです。
このいかにも未来的でそそるパッケージアートをご覧ください!
カッコイイでしょう?!
これは小学校2~3年の頃に買って作りましたが、この絵がなぜかずーっと
記憶の片隅に残っていました。



レールをジョイントで橋脚部で接続していって、15本繋ぐとかなり大きな円形になります。
一直線に繋いだあと、最後に両端を曲げて繋ぐのですが、プラが硬かったのか
つなぎ方が下手だったのか、よくレールがパキンと真ん中で折れたものです。
レールは別売りしていたので、それを買ったように思います。
※あとで知ったのですが別売りには曲線レールのセットがあったようです。
キットには直線しか入っていなかった気がするけど、なにしろ50年も前のことなので
覚えていません。

クリームとレッドに着色された車体には、単2電池1個とマブチ15モーターが内蔵されます。
いわゆる跨座式(こざしき)なのでレールの上に車体が乗るのですが
そこは昔のオモチャ、重い車体でまっすぐバランスが取れる訳がありません…。
作り方がヘタクソだったせいもありますが、片側に傾いたまま走るのを見て
子供心に“なんだかちょっと違うなあ…”と思ったものです(笑)

車体の下にスイッチがあって、レールにストッパーを付けると
直線往復運転も出来るようになっています。

貴重なキットですがあの世まで持っていく気はないので
手足に震えが来る前に完成させなくては…(笑)

子供の頃、モノレールって未来の都市交通の花形のようで
絵本や科学雑誌にはいろいろな形の想像図が描かれて
それらをワクワクしながら見たものです。
こうゆう夢のある模型ってもう出てくる時代ではないのでしょうか…。
ちょっと残念ですね。