それは秋から始まっていたのだけど、
でも、なんだか京都より遠いような気がして、パスする気でいたのだ。
寝ていた子を起こしたのは、新聞の土曜版。
ハナ吉事件で意気消沈だったワタクシ、
「あぁ、これって運命!?」
と重い腰を上げた。
群馬県立館林美術館
それはそれは素晴らしい田園の中に建つ美術館。
ここで、
言わずもがなの「山口晃展」
前回は5月の横浜澱エンナーレだった。
まぁ、あれは本題ではなく、ちょっと横道って言うか、
こういうのもやってみましたっていうのが多かったんだけど、
今回は子供の頃の絵もあるし、学生時代の絵もある。
やっぱり行って正解だった。
東京の鳥瞰図もだいぶ進んだね。
こんな所の平日なもんだから、
広い会場で朝イチだと、暫く一人でゆうう~~~っくり観れて、良かった良かった。
澱エンナーレのリヒターシステムもドドドドッと稼働!
ふふふっとにやけつつ進む。
同じ絵でも細かいもんだから、見る度違う所に目が行って新しいことに気が付く。
相変わらず面白いなぁ。
ところで、この美術館の所有するフランソワ・ポンポンの作品(ブロンズ彫刻)が良かった。
動物の彫刻なんだけど、とても可愛らしく、つるっとしていて触りたかった。
バカラのクリスタルでもクマちゃんがあるのね。
欲しいなぁ。(25万か・・・)
美術館のレストランで昼食。
さて、この館林美術館。
アクセスが非常に非情に悪いと言うか、車向き。
開館時間の9時半到着を目指すと、
我が家を6時半か7時過ぎに出ないといけない。
6時半コースは館林駅から美術館前を通るバスに乗る。
でも美術館まで入るバスはほとんど無くて、
同じバスでも美術館まで入らないのが多いので、
最寄りの停留所は遠くなり、バス停から15分歩くことになる。
で、もうひとつ7時出発の方は、
最寄りの東武伊勢崎線多々良駅利用。
無人駅?
この駅から徒歩だと20分とある。
えええーーーーっ!?
まぁ、歩ける距離だけど、民家ちらほらの田園の中なんである。
(グーグルストリートって、こういう時便利ね。)
で、HPに書いてあるのは、
多々良駅には無料貸出自転車=ポンチャリ3台があるという。
行く前に調べてる間、うう~む、3台か。
しかし平日に、周りに何も無いような小さな駅で、これを利用する人はいないだろう。
最悪歩いてもいいや、と決行。
結果、多々良駅下車、大正解。
お天気もいいし
ポンチャリ4号を借りて、すいす~い。
3台しかないのだけど、4号。。。
あ、もしここを読んで行こうと思った人がいたら、
ポンチャリは看板の右、シャッターの右横のお店で借りれます。
分かりにくいからご注意。
館林、伊勢崎間は単線。
帰りも2時間以上かかるから、13時過ぎの電車に乗って帰ったのであ~る。
多々良→館林→久喜→池袋
電車の連絡は概ね良くて、特に久喜・池袋間は長時間だから爆睡。
思ったより楽しい小旅行になった。
戦利品
今回一番いいのは、藤森さんとの建築講義書。
知ってる建物の見どころ満載。
こういう見方もあるのねって楽しい。
法隆寺に行かなくちゃ!
次は来週の山愚痴屋の催し。
めちゃくちゃ楽しみなのだ。
(年末のDutyから逃避してまふ。)
本日のハナ吉
傷は綺麗に治って、
毛も少し伸びてきました。
早くモフモフになるといいね。