カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

Pechな旅 その5

2017-09-18 18:09:15 | ドイツ

夜が明けた。


ミュンスター(大聖堂)の尖塔が見える。
この眺めはチョットお気に入り。

さて、嫌なことばかり書くのも何なので、
得意の食べ物ネタで小休止。

夜が明けりゃ、腹が減ってる。(笑)
ドイツの食事は朝食が一番!

先ずオレンジジュースを飲んで、
お姉さんに紅茶を頼んで、好きなものを皿に乗せて席に着く。


私はコーヒーも好きだけど、飲みすぎると胃が重くなっちゃうので、朝は紅茶。
茶色い棒状のはブレッツェル。やっぱり美味しい。
軟らかい少し甘味のあるパンも美味しい。
ソーセージはニュルンベルガーっぽい。

2日目はこんな感じで。


ブロートヒェン2つにたっぷりバターとジャムを塗って。
サーモンや鱒(?)も美味しい。

種類があるので、毎日違うパンを楽しめる。

他にもクロワッサンや、大型パンのスライスもある。

チーズやアウフシュニット(薄切りソーセージ)も豊富。


奥の小さいケーシングはレバーブルスト(レバーペースト)


左の瓶はシリアル。角に牛乳と果物。右はヨーグルトやフルーツソースなど。
上の段にジャムと蜂蜜が並ぶ。


バニラ味のヨーグルトかクワルク。


これはちょっと失敗。
最初のうちは美味しく感じたのだけど、だんだん粉っぽさが気になった。

写し忘れたが、
温かい料理は、スクランブルエッグと茹で卵と焼きソーセージ、カリカリベーコン。
ジュースもオレンジだけでなく、トマトからマルチビタミンなど8種類くらい。
加えて、朝からゼクト(スパークリングワイン)もある!




私は嬉しくなって、いつまでも座って食べていたいくらいだったが、
こんなにお皿を重ねてるのはうちぐらい??
大きな体なのに、シリアルだけだったり、パンとコーヒーだけだったりの方も。

ま、ゆっくり他の人を観察して食べていられたのは、仕事が無い日曜日だけ。
月曜からはバタバタと食べて、会議場に出掛けたり、
朝早く起きられなくなってきて、時間ぎりぎりなもんだから、食べるのも定量になっていた。
そんなもんよね。

このPホテルはサービスが良くて、
レセプションにもキャンディやスナック、果物が置いてあり、
小腹が空いたら事由に貰えたので、お昼を食べ損ねた時はバナナを部屋に持ち込んだりした。

過度でなく、普通に居心地の良いホテル。
駅から適度に便利だし。大変よろしい。




ただ、一つだけ気になることは、
実はドイツも難民が増えている。

別に彼ら全員が犯罪を犯すわけではないのだが、
以前は滅多に見なかったアフリカ系の人が増えていて驚いた。
ホテルの前は、夜22時までやっているスーパーがあり、
便利なのと明るいのとでか、夕方以降はたむろするアフリカ系の人が多くなっていた。
見慣れないから、、、、まぁ、ちょっと怖いわな。

実際、親戚は、ホテルの隣の公園で難民の子が来陰に隠れていて旅行者を襲い、
スマホとかアクセサリーなど、小金に直結するものを盗む、と言うのだ。

一件そういう事があると、難民全員が犯罪者みたいな感覚になってしまうのは解る。
でも、ダンナに言わせると、そんなことは何のメリットも無いのだから、
彼らだって、やっと平和な土地で暮らしていける状況を、つまらない軽犯罪で失うようなことをしないだろう。

まぁ、実際にその日の食べ物にも困っている場合、手段を択ばないという説もあるのだが。

ドイツが東と統一し、東欧の国々が開かれてどんどん移民が増えた時期、
やはり親戚は、彼らが「街を荒らす」的なことを言っていた。
そして今回は難民が。。。

彼らだって自分の国で平和に暮らせれば一番いいに決まってる。
それが出来ないのは誰のせいなのか。
平和や安全、多くを望まず、毎日三食摂れればいいだけなのに、
何故争う。

毎晩集まってくる彼らを見ていて、元凶を思って怒りが湧いてきた。

そしたらば。。。あの国が実験してるし!!

もっとよく考えようよ。
そんなことしてても、未来に幸せは無いのに。。。

ね。


Pechな旅 その4

2017-09-18 12:44:56 | ドイツ

学術会議なので、研究室の学生さん(T君)も一緒。



飛行機も列車も一緒だけど、
DB切符はwebで買う時に1等の方が安かったとかで、乗り継ぎとかも別行動。

彼はカールスルーエまで行って乗り換えたのだが、後の列車は1等もへったくれもなくなっていたらしい。
(私たちがカールスルーエに着いた時、ホームに立つT君を発見して、ホッとした。)

バスもだいぶ後の方で乗ったらしく、バーデンバーデンからの列車は座れたけど、
だいぶ端っこの車両だったようだ。

FRに着いたのが夜の10時ごろだったろうか。
私たちは、駅から5分も歩かない所に宿(Pホテル)を取っていたので、
駅からは10分くらいにあるSホテルに泊まる予定のT君とは、Pホテル前で別れた。

チェックインを済ませ、ウェルカムドリンクのゼクト(発泡酒)を飲んでから部屋へ行き、
やれやれ、、、と荷を解いて風呂だ!

もう寝ましょうかね。。。と言う12時ごろ。
レンタル携帯が鳴った。
T君だ。

ホテルに泊まれないんです!!


なんですと


予約してあるのに、クレジットカード提示を求められ、
JCBカードを出したら、それは使えないから泊めない!と言われたらと言うのだ。
ヨーロッパあるある。JCB使えない、ってか知らない。

ダンナ、怒る!

予約が通ってるのに、おかしい!
(カード情報を送って予約したはず。)
こんな夜中に外に放っぽり出されたら大変。
自分がホテルに直接電話もするし、自分でも「現金で払う」って言いなさいと指示。
そんなこと言われて「はいそうですか。」って言うなりにならないで、
自分でもしっかり主張しないとダメだよ!

着いた日は土曜日。
翌日は日曜。
銀行は開いてないし、カードのキャッシングができるか不明。
でも、とにかく粘る!が指示の骨子。

ダンナもホテルに電話して、ガンガン攻めている。
「予約を通したんだし、JCBが使えないという情報を開示していないそちらが悪い!」

そう。こういう時は、こちらに非がないことを主張し、
要求を絶対に通すという迫力が肝心。

後ろから、こっそり煽り立てている私。
アジア人だからって、舐められたらあかんで!
(見た目、子供っぽいんで舐められやすい。)

その後何とか泊まることが出来たT君。
その夜は一件落着。

そして、夜は明けた。

ホテルの隣は公園で、いろんな種類のブドウが植えられている。


T君からのメール連絡によると、キャッシングができず、
6泊現金で払うことになると、お金が足りないらしい。

700ユーロ足りないと言うので、
私の持ち金も合わせて、現金で10万円貸すことにした。

持って行ってて良かったよ。

と言うわけで、まだ何も始まってないうちに、ぐったりだったのだ。