カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

歩け歩けのポーランド紀行 その8

2013-09-20 13:32:19 | ポーランド


ふぅぅ~~、今回の旅の山場を越えたぞ。
と、安心してはいけない。
まだまだ足腰の酷使は続く。

学会5日目、昼間は自由。やったー!
ダンナを送り出した後、少しのんびりしてから出掛ける。

展望用の気球。
(綱につながってて、上がったり下がったりするだけ)


目当てはマンガ館(ヴィスワ川ヴァヴェル城の対岸)
 

磯崎新設計の日本美術・技術センター

日本美術コレクターのF・マンガ・ヤシェンスキ氏のコレクションが常設展示されている。。。
浮世絵にポーランドで会えるかな~~~~って、
トラムに乗って行っただに。。。。。
え?入れ替え???

振られた。

「来週には浮世絵展が始まるから、また来てね。」

えええ~、そうしたいけど、明日には帰国するんですぅ~~。

仕方ないので、河畔を散策して、橋を渡ってヴァヴェル城へと戻り、

火を噴いてみる。


時々ジジジジ・・・・って音がして、ゴーーーッ!っと噴くのだ。
ポーランドでは天然ガスが取れないから、
ロシアから供給されているのだそうだ。

竜の住む穴(出口)


入ってみたかったんだけど、入口が分からなかった。
竜はクラクフの人気キャラで、ぬいぐるみとかいっぱい売ってた。
でも中国製なんだって。どこでも同じね。

 中央広場を目指して、歩く。
タウンウォークの時に中を見れなかった聖ペテロ聖パウロ教会
オルガンが観たかったの。

  

音を聞ければ嬉しいんだけど、
16時からのコンサートでは予定があってダメ。残念。

アールヌーボー様式の建物や、ステンドグラスを眺めながら歩くと、
会議で一緒のお仲間夫妻に遭遇。
お昼を食べに会議場へ戻ることに。
途中・・・・



おぉっ!駐禁はねられてるぅ~~~。

 

駐車監視員
 

すごいねぇ。ここまでタイヤをロックされたら動けない。

日本では時々耳(ドアミラー)にイヤリング(駐禁表)を付けて走ってるのがいるけど、
そんな甘いもんじゃない。
次に歩いた時は黒い車だけが残ってた。
罰金っていくらなのかな~

さて、学会のスープ付ちゃんとした昼食を取って、
また街に戻る。
ぷらぷらとお店を冷かしたり、買い物をして、
戦利品をホテルに置いてから再出発。
会議会場(集合場所)に戻り、夕方から全員参加の遠足。

夕方からですよ~~~~!



目的地はヴィエリチカ岩塩抗

大型バスは3台。
1号車はVIPとか会議の重鎮。
私ら下々は2,3号車。

着いたらVIPから入抗。
 
しばらくして私らの番。
岩塩坑は深いと聞いていたが・・・・ 

木の階段を下りても下りても下りても下りても・・・・・着かない。
段数を数えるんだった!!

下を覗く
 


上を見上げる
 

やっと着いた。
 

坑道は木組みで補強されいてる(部分もある)


ガイドのお兄さん


淡々と進めます。
横坑道は所々大きなドアがあって、開けては閉め開けては閉め進む。
ドアが閉まる度、もう帰れないんじゃないかと思う。 

岩塩でできた彫像
 

キンガ女王の伝説。(岩塩を見つけた炭坑夫)

また会いましたね。
 

コペルニクス記念像

壁とかの黒い岩塩はミネラルがいっぱい入ってるとかで、
舐めても大丈夫って言うから舐めてみた。
やや甘め。

木組みから噴き出してる塩
 

こちらは白い。
言わばフィルターでろ過した状態だから、舐めてみると尖った塩っぱさが先に来る。

舐めても大丈夫って言われても、皆さん用心してかあまり舐める人がいないの。
塩だよ。
ちょっと舐めるぐらいで死にゃあしないよ。(チクロンじゃないんだからさ)

なんやよく分からん画像だけど、


ガスが出たとかで、
明かりの松明に引火して爆発したっていうのを再現するアトラクション。

なんとなく佐渡金山見学を思い出す。
 

のみの跡
 

そろそろ飽きてきたころ

バーーーーン!

聖キンガ礼拝堂


ひ、広い!!(拡大して見てね)
床も壁も天井も塩でっせ。

シャンデリアも塩で出来ている。
 

最後の晩餐も岩塩


覚えてますかー?
ヨハネ・パウロ二世センターにあったレプリカ。
こっちが元祖ですよー。大きいです。

ヨハネ・パウロ二世の彫像もありました。

更に先に進む。

ミハヴォヴィツェの間
 

17世紀の木組み

17世紀の階段とか、塩湖とか、他にもいろいろ見たけど、
だんだん飽きるのね。
ガイドブックによると、深さは64~327m
ツアー距離は2,5km
所要約2時間

で、やっとツアー終了。

上下2階建てのエレベーターに乗って地上へ戻ります。


これがまた凄い。
1階9人乗りなんだけど、
大きな男性(お腹も)がギュウギュウに乗ってるとこに、
「あともう一人」って詰め込まれちゃったから、
えええーーーー!助けちくりぃ~~~。って感じ。

生還できた時にはホッとしましたよ。 

ツアー終了は20時過ぎ。
メンバー全員が生還するのを待ってから、バスで街に戻ったのが21時半ごろ。
 それまで夕食はお預けだったから、
中央広場で遅い夕食。
もうくったくたです。

 翌日は最終日。

軽く続きます。 



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6 コメント

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竜、こう来るのですね (Q)
2013-09-20 16:53:43
ちょっと可愛いです。
入口が分からないのは残念でした。
もし出会えても、人に話してはいけないのでしょうか?。

岩塩窟、広さも彫刻も見事です。
そして生き埋めが怖いです。


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Qさんへ (カプメイ)
2013-09-20 18:54:49
そうかぁ~、竜グッズをお土産にすればよかったですね。
伝説は、若い女の子をさらって食べていた竜を退治した靴屋さんの話。
Qさん、出会ったらさらわれますぜ。(笑)

やっぱりチリの鉱山落盤で生き埋めになった事故を思い出します。
これだけ広ければ、大丈夫か??
いやいや崩れ出したら全部。。。なんて恐ろしいことを考えてました。
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Unknown (たびさ)
2013-09-21 05:40:51
おお、キンガ!

知り合いに、キンガちゃんという女性がいます。
なぜ、ちゃんづけなのかというと
キーニャって呼んでるからです。笑

女王(聖人)の名前とは知ってたけど
こんな、岩塩の聖堂があったのですねー。
すご~い!!
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たびささま (カプメイ)
2013-09-21 11:23:10
おおお、現代も女の子の名前に使われるんですね。
外国人の名前は聖人からつけるのが多いですものね。
言われて調べたら、キンガ女王がヨハネ・パウロ二世に列聖されて聖人になったんですね。
さすがポーランド人の輪!(笑)
岩塩の聖堂は、ほんっとーに凄いです。
岩塩坑で結婚式も出来るし、聖堂で毎週ミサもあるみたいです。
いやはや、毎週地下に潜るって大変だぁ~。
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Unknown (mom)
2013-09-21 16:42:56
マムはこんな地下深いのはこわくて無理!
心臓がパクパクしてなにも見れんと思う。
が、
岩塩の聖堂はすごいね。
氷の城みたい。
空気がしょっぱいってことはないの?
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momさまへ (カプメイ)
2013-09-21 17:02:17
閉所恐怖症の人はダメでしょうね。
何も考えんと下りて行くべし行くべし行くべし・・・。
坑道の中はしょっぱくありません。
ミネラルが豊富で岩塩効果(?)の療養施設もあるくらいなので、空気はいいです。
枕元に置くといいかも~~。
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