ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

知ることの大切さ

2014年06月07日 | PC モノ 便利

 Photo 帰省していつも見ることだが実家の庭には、母ご自慢のもみじや、門かつぎの松がある。認知症になった母の介護のためもあって、母と数年二人暮らしをした中の一つの思い出である。

 庭のこれら木はその維持管理を、植樹以来30年以上、一軒の庭木屋さんに年2回依頼し続けた。しかし母と同居するようになって、どうもおかしいのだ。ある日やって来て剪定のための脚立や肥料らしきものを置いて行く。ところが作業は一時間ぐらいしたと思ったらいなくなり、一週間したらまたやって来て最後までやらずに適当にする。つまり作業が終了するまで数週間かかるのだ。その上落とした枝葉はこちらの始末であった。そして請求書を見て驚く。松二本、もみじ一本で30万円以上(^_^;)・・・・(写真は本件とは関係ありません)

 あまりにも納得できなかった。当時はインターネットでググるということができなかったので、時間をかけ、なんとかツテを得て剪定の相場を聞くと、3万円ぐらいが相場の値段らしい。たまげた(驚いた)。10倍の値段をウン十年も、さんざん恩着せがましく、肥料を打ち込んだの、いろいろありがたがらせてい
Photo_2ただいた上、十倍の費用を支払い続けていたのだ。母は単純にその庭木屋さんを信じていたのだろうが、信頼を裏切り続け、カモにする業者を私は訴えたいぐらいの気持ちだった。「知らない」とは恐ろしいことだと思った。以後、「調べる」ことは私にとって当然のこととなった。

 最近では冷蔵庫をネットで3月に買ったのだが、買う前に業界一最低価格の店舗に行ってみて驚いた。店頭表示価格が、ネットよりも三割以上高かったのだ。消費税増税前の駆け込み需要を見込んでの、ネットを知らぬ消費者目当ての設定だろう。八万という差額には絶句した。春からの新生活にと、買う方にとっては知る方法がなければ、3%安い今の内に・・・・と思うのだろ
Crossう。それを逆手にとってのこの値段設定。「消費者のために1円でも安く」のお店の言葉が、なんて空々しく聞こえることだろうか。我々はお客ではあるが、相場を知っていなければ賢いお客とは思われないだろう。

 ネット時代になって、(わが家では)今や生鮮食料品以外の買い物はほとんどアマゾンになった。パソコンは確かに時代を変えた。この先、店舗に将来はあるのだろうか?体埋め込みICチップ、ロボット、情報操作などの動向と共に気にはなるところだ。最後に唯一の、まことの神を知らないことは人生最悪の、永遠のいのちに至る失敗を犯してしまうことだけは、お伝えしておきたい。明日のいのちは誰にも分かりません。手遅れになる前に右の看板の教会(主の十字架)へ是非。   ケパ

コメント
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