Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

自然体でいくということ

2011年05月07日 | Life
午前中、B音楽教室の発表会の打ち合わせ。
なにかの都合でいつもの場所が変更になったので、ホールの広さや照明の強さ、それと集合写真の撮影場所などを確認する。
おどろいたことに場内にはテーブルが置いてあって、その周りに座って軽食を食べながら発表を聞くらしい。
30周年の記念発表会ということで、そのような段取りになっていた。
なのでテーブルとテーブルとのあいだに三脚を立てると、うしろの席に座る人たちのジャマになるので、左右の空きスペースか、一番うしろから撮らねばならない。
これはやっかいだ。
本番は明日、どうなることやら。



東京へ単身赴任しているCさんが大阪に帰省していると電話があったので、午後から久しぶりに会う。
じつに5年ぶりか。
2人で心斎橋のアートスペースSixでやっている中平卓馬写真展「キリカエ」を見にいく。
プロヴォーク時代から森山大道氏といっしょに日本の写真界(そして写真評論界)を牽引してきた中平氏であるが、彼の写真をじっくり見るのははじめてだ。
年齢を感じさせないその新鮮な視線がギャラリーの壁面全体からムンムンと漂ってくる。
そしてわたしの目を射抜いたのは赤の色だ。
この色はデジタルではなかなか出ない色で、まさしくネガカラーの発色である。
受付のよこに置いてあるDVDのモニタに映る中平氏の手には、予想どおり古いニコンの一眼レフが握られていた。
目についたものを片っ端からカメラに収めていく、そんな感じの作品で、写真どうしの関連性やテーマといったものはない。(いや、深い部分でのテーマというか、つながりはきっとあるのだろうが、わたしにはわからない)
とにかく大きな壁面が直貼りプリントで埋め尽くされているので、その空間に立っていることが心地いいのである。
ギャラリーを出て、近くの喫茶店で近況を話し、Cさんと分かれる。



長堀の交差点でデモ隊に出会う。
いったいだれが音頭をとっているのかわからないが、昔の労組主体のデモ行動とはまったくちがった、ずいぶん気楽な感じのするデモンストレーションだ。
シュプレヒコールもいろんな鳴りものとの掛け合いで、すこぶるノリがいい。
本当に大切なことを発信するときには、このくらい肩の力がぬけた感じがいいのかもしれない。
子連れの家族やお坊さんまでいて、原発反対の思いは広がっている。
心斎橋から難波までデモ隊といっしょに歩く。
(帰ってしらべたら、「5.7脱原発サウンドデモ」という行動で、東京と神戸も同時開催していた)



[きょうの夕食]
・キュウリとタマネギのサラダ
・ヒラメとタコのワイン煮
・紅ショウガのてんぷら
・こんにゃくの刺身

最新の画像もっと見る