いまもっとも気になるカメラといえば、キヤノンEOS Mではなく、シグマDP2 Merrillだ。
DPシリーズは以前から注目しているが、外観と操作感のチープさが許せなくて、購買意欲がわかなかった。
だが、その描写力の高さは一眼レフ機と同等、もしくは凌駕しており、コンパクト機とは呼べない凄まじい写りをする。
ご承知のとおり、すべてはフォビオン方式のイメージセンサによる恩恵なのである。
このフォビオンセンサを発明した故Dick Merrill氏のなまえを冠したカメラが、すなわちSD1、DP1、DP2だ。
一眼レフタイプのSD1はともかく、コンパクトなDP1とDP2はとてもほしい。
35ミリ換算でDP1は28ミリ、DP2が45ミリの画角なので、どちらもスナップ撮影に使いやすい。
わたしは標準レンズが好きなので、まずDP2に興味がわいた。
DP2 Merrillは先日発売になったばかりで、価格は10万円ちかくする。レンズ交換のできないコンパクト機としてはかなり高価である。
でもコンパクト機はレンズ交換などできなくてもいいというか、むしろ「単焦点一本勝負」の方が距離感が安定するのでいい写真が撮れる。
もし広角の絵がほしければ、DP1を使えばいい。2台あればベストだね。
このカメラは完全にプロ仕様なので、こけおどしのようなフィルター類は一切付いていない。
これまでのDPシリーズには付いていたポップアップのストロボもなくなった。
アスペクト比(画面の縦横比)だって、2:3だけだ。気持ちいいね。
もちろんJPEGで撮ることもできるが、基本はRAW撮りで現像することを前提としている。
JPEG撮って出しならこのカメラは必要がない。
きょう、ヨドバシカメラへ行ったついでに実機を触ってみたが、かなりいい感じだった。
まずデザインがMerrillになって格段によくなった。そしてそれに伴い操作系も一新されて、とても使いやすい。
いままでのDPシリーズよりも一回り大きくなり重くなったが、そのせいでチープさがやや軽減された気がする(が、ここは好みの問題)。
あいかわらず書き込みは遅い(10秒くらいかかる!)が、書き込み中にシャッターが切れるようになったので、それほどイライラすることはないと思う(なんとRAWデータ1ファイルの大きさは約45MBもある。こりゃ時間がかかるはずだ)。
いままで遅すぎたオートフォーカスはふつうの速さになった。
それよりマニュアルフォーカスのヘリコイドがレンズに付いて、それを回すと瞬時に画面が拡大され、ピントの微調整が簡単にできるのがいい。
まあ、好きになったらアバタもエクボなので、いまはただ静観するのみ。
もう少し値段が落ちついてきたら再考しようと思う。
だけど、来月あたりニコンから一眼レフ機の新型が出てきそうなので、またまた悩ましいことになるかもしれない。
DPシリーズは以前から注目しているが、外観と操作感のチープさが許せなくて、購買意欲がわかなかった。
だが、その描写力の高さは一眼レフ機と同等、もしくは凌駕しており、コンパクト機とは呼べない凄まじい写りをする。
ご承知のとおり、すべてはフォビオン方式のイメージセンサによる恩恵なのである。
このフォビオンセンサを発明した故Dick Merrill氏のなまえを冠したカメラが、すなわちSD1、DP1、DP2だ。
一眼レフタイプのSD1はともかく、コンパクトなDP1とDP2はとてもほしい。
35ミリ換算でDP1は28ミリ、DP2が45ミリの画角なので、どちらもスナップ撮影に使いやすい。
わたしは標準レンズが好きなので、まずDP2に興味がわいた。
DP2 Merrillは先日発売になったばかりで、価格は10万円ちかくする。レンズ交換のできないコンパクト機としてはかなり高価である。
でもコンパクト機はレンズ交換などできなくてもいいというか、むしろ「単焦点一本勝負」の方が距離感が安定するのでいい写真が撮れる。
もし広角の絵がほしければ、DP1を使えばいい。2台あればベストだね。
このカメラは完全にプロ仕様なので、こけおどしのようなフィルター類は一切付いていない。
これまでのDPシリーズには付いていたポップアップのストロボもなくなった。
アスペクト比(画面の縦横比)だって、2:3だけだ。気持ちいいね。
もちろんJPEGで撮ることもできるが、基本はRAW撮りで現像することを前提としている。
JPEG撮って出しならこのカメラは必要がない。
きょう、ヨドバシカメラへ行ったついでに実機を触ってみたが、かなりいい感じだった。
まずデザインがMerrillになって格段によくなった。そしてそれに伴い操作系も一新されて、とても使いやすい。
いままでのDPシリーズよりも一回り大きくなり重くなったが、そのせいでチープさがやや軽減された気がする(が、ここは好みの問題)。
あいかわらず書き込みは遅い(10秒くらいかかる!)が、書き込み中にシャッターが切れるようになったので、それほどイライラすることはないと思う(なんとRAWデータ1ファイルの大きさは約45MBもある。こりゃ時間がかかるはずだ)。
いままで遅すぎたオートフォーカスはふつうの速さになった。
それよりマニュアルフォーカスのヘリコイドがレンズに付いて、それを回すと瞬時に画面が拡大され、ピントの微調整が簡単にできるのがいい。
まあ、好きになったらアバタもエクボなので、いまはただ静観するのみ。
もう少し値段が落ちついてきたら再考しようと思う。
だけど、来月あたりニコンから一眼レフ機の新型が出てきそうなので、またまた悩ましいことになるかもしれない。