先週パナソニックから発売された「ルミックス GM」は、レンズ交換のできるデジカメではもっとも小さなサイズに仕上がっている。
以前使っていたコンデジ「LX5」よりも、幅×高さ×厚さですべてのサイズが小さい。重さもボディだけで204グラムで、セット販売されるレンズ(12-32ミリ)を付けてもわずか274グラムという軽さだ。(LX5は271グラム)
ボディカラーは黒、白、シルバー、そしてオレンジ。このオレンジがオシャレでかわいいんじゃないか?
ライカM7のエルメス・エディションみたいで、なかなか高級感がある。
こんなにコンパクトに仕上がっているのに、イメージセンサーはミラーレス一眼Gシリーズの上位機「GX7」と同じで、画像処理エンジンも同じだ。つまり、出てくる画像は同じ。
余談になるが、パナソニックとライカはコンデジづくりで技術提携していて、これまでまったく同じスペックでデザインがすこしちがうカメラを両社から発売している。
いつもパナソニックが先行販売し、2~3ヶ月後にライカが発表・販売するという形をとってきた。
なので、このルミックスGMというカメラも、きっと年明けにはライカブランドで出てくるような気がする。
ちまたのウワサでは、ライカ社はAPS-Cセンサーの入ったミラーレス機を開発中らしいが、これがじつはマイクロフォーサーズ機だった、というオチなのではないか。
毎年、だれしもこの季節になると「あたらしいカメラがほしい病」を発症すると思うが、この病気は不治の病いであるから、完治をめざすのではなく、いかにうまくつきあっていくかが大事だと思う。
今年も1年よく働いた自分へのご褒美は、このルミックスGMで決まりだね。