きょうからはじまる須田一政 写真展「人間の記憶」を観に gallery Main へいく。
須田氏のオリジナルプリントは去年の夏に大阪で見たが、今回は20年まえの展覧会で使われたビンテージプリントをそのまま展示してるというので、一度見ておこうと思い立った。
ギャラリーに着くと13時のオープンの20分まえであったが、「もう展示はできてますからどうぞ」と照明を点けて入れてくれた。
須田一政氏は1940年生まれで、今年76歳になる写真家だ。
彼の写真にはテーマがない。目のまえの風景を独自の視線で切り取るだけのスナップ写真であるが、その完成度は非常に高く、ブレッソンやアーウィット、あるいはキムラにも負けない独特な作風がある。
今回の展覧会では6×6フォーマットの作品がほとんどであった。20年まえはローライやハッセルで撮っていたものと思われる。
ひとことでいうと須田氏の写真はかっこいいのである。これはふだんスナップ写真を撮っている人間でないとわからない「かっこよさ」かも知れないが、どの写真にも偶然を呼び込む必然性があって、これは演出なのか? と思われるカットもあるくらいだ。
拡大したコンタクトプリントが展示してあるのでそれを凝視すると、なんと三脚にカメラを据えていることがわかって唖然とした。
同じ場所でブローニーフィルム1本(9カット)撮りきっている。完成度の高さの秘密はここにあった!
ギャラリーを出て、JR京都の美術館「えき」でやっている「木村伊兵衛 写真展 パリ残像」も見にいくつもりだったが、写欲がむくむくと沸いてきたので方針変更。五条大橋をわたって清水寺へと向かう。帰りは二年坂から都をどりを通って祇園四条へ。
スダの魂が多少はM5に宿ってくれたか。(上の画像はもちろんタブレットです)
須田氏のオリジナルプリントは去年の夏に大阪で見たが、今回は20年まえの展覧会で使われたビンテージプリントをそのまま展示してるというので、一度見ておこうと思い立った。
ギャラリーに着くと13時のオープンの20分まえであったが、「もう展示はできてますからどうぞ」と照明を点けて入れてくれた。
須田一政氏は1940年生まれで、今年76歳になる写真家だ。
彼の写真にはテーマがない。目のまえの風景を独自の視線で切り取るだけのスナップ写真であるが、その完成度は非常に高く、ブレッソンやアーウィット、あるいはキムラにも負けない独特な作風がある。
今回の展覧会では6×6フォーマットの作品がほとんどであった。20年まえはローライやハッセルで撮っていたものと思われる。
ひとことでいうと須田氏の写真はかっこいいのである。これはふだんスナップ写真を撮っている人間でないとわからない「かっこよさ」かも知れないが、どの写真にも偶然を呼び込む必然性があって、これは演出なのか? と思われるカットもあるくらいだ。
拡大したコンタクトプリントが展示してあるのでそれを凝視すると、なんと三脚にカメラを据えていることがわかって唖然とした。
同じ場所でブローニーフィルム1本(9カット)撮りきっている。完成度の高さの秘密はここにあった!
ギャラリーを出て、JR京都の美術館「えき」でやっている「木村伊兵衛 写真展 パリ残像」も見にいくつもりだったが、写欲がむくむくと沸いてきたので方針変更。五条大橋をわたって清水寺へと向かう。帰りは二年坂から都をどりを通って祇園四条へ。
スダの魂が多少はM5に宿ってくれたか。(上の画像はもちろんタブレットです)