友人のMさんから預かったカメラやアクセサリーなどをヤフオクで売り、それを元手にキヤノンのデジタル一眼を買う。
きょうの午後、届いたカメラを受け取りに、さっそく彼はやってきた。
新しいカメラを一刻も早く手にしたいという気持ちはだれしも同じである。
新しいといっても中古なのだが、ほとんど無傷でとても程度のよい商品であった。
まちがいなくこれはアタリだ。
ヤフオクでカメラを買うのは現物を触れないのでコワイという人もいると思うが、じっくりと説明文や出品者の取り引き履歴などを見れば、信用できる人かどうかだいたいわかる。
万が一、配送中の事故で商品が壊れていたり、説明文と明らかにちがう場合は送り返せばいい。
わたしの場合、150件くらいの取り引きのなかで返品したのはわずか3件だから、めったにそんなことはないといえる。
わたしたちプロカメラマンと比べると、素人さんはほとんど使わずにつぎつぎと新しいカメラを買っては、すぐに古い(古いといっても3年くらいまえの機種)カメラを手放すようだ。
まあ、それだからカメラメーカーは儲かるのであって、壊れても修理しながら長く使う人ばかりだと商売にならない。
デジカメは新商品が出るサイクルがとても早いが、3年落ちくらいの程度のよいカメラを格安で買うのが一番賢い方法だと思う。
キヤノンならEOS40D、ニコンならD90とかD300がオススメ。
Kiss X2なんか、泣きそうな値段で出てます、40Dより新しいのに。
さて、愛犬アルタを連れてMさんと近くの公園へためし撮りに行く。
彼は用意周到にヤシカ・コンタックスマウントのEOS用変換アダプターを手に入れて、ツァイスのプラナー50ミリF1.4を持ってきていた。
久しぶりに覗くプラナーの光はなんともいえず美しい。
明るめに撮ると派手な色が出るが、渋めの露出だとカメラの背面モニターでもわかるほど質感描写がすごい。
ツァイスのレンズを通った光を受けとれる、このEOSは幸せなカメラである。
さあ、コイツはこれからどんな新しい風景を見ることができるのか。
[きょうの夕食]
・鶏もも肉とエリンギとキャベツの白ワイン煮
・豆腐ステーキ
・玉ネギと切り干し大根のサラダ
・アジの南蛮漬け
木綿豆腐は半分の厚さに切り、ペーパータオルに挟んで20分ほどおき、水気を吸う。
表面に小麦粉をふり、バターを溶かしたフライパンでソテーする。
ソースはシンプルに醤油と好みでラー油を少し。