足利行道山を歩いてきた。
行道山は山号、「行道山淨因寺」、このコースのピークは石尊山見晴らし台430m。
横浜からJRと東武伊勢崎線を乗り継いで「足利市駅」へ
さらにバスで行道山登山口へ、(4時間弱の旅、これはこれで楽しい)
お地蔵さんが迎えてくれた。
参道は”関東ふれあいの道”に指定されている。
JR足利駅まで9kmとある。
「行道山淨因寺」は東の高野山といわれ、
参道から山頂にかけ大小3万3千体の石仏がある。
山門を入り境内へ、本堂の前に”ローバイ”が咲いている満開。
寺は山を背負って建立されている。
巨石の上には眺望絶景の『清心亭』がある。
そこへ渡る『天高橋』は葛飾北斎が『足利行道山雲のかけ橋』として描いた、由緒ある橋。
裏山を登り、露岩を削った階段を登ると、四十九院とよばれるところ。
”寝釈迦”と看板がある。大きなものを想像していたので、探した。
朽ちかけた木製の看板を発見、小さい、西を向いている。
西方浄土を見る目は涼やかだ。
ここからはハイキングコース、露岩が出て歩きずらい。
尾根に出ると北風が吹いている。
日差しはあるが、手袋は外せない。
大岩山からみた石尊山
尾根へ出て、少し登れば石尊山見晴らし台へ。山頂ではなく、なぜか見晴らし台?
榛名山は見えるが、赤城山は雲を被っている。
大岩毘沙門天へ下る。(=日本三大毘沙門天、京都鞍馬山・奈良信貴山)
大岩毘沙門天山門
ここまでは車でこれる。
駐車場横の展望台から、富士山が見えた。
両崖山(足利城址)までは小さなアップダウンの続く道。
カタクリの里の看板あり、時期尚早とは思ったが、今はその痕跡もなかった。
12:20 両崖山へ、山頂には御嶽神社が祀られている。
足利城址とあるが、その形跡をも偲ぶ材料もないほどだ、遅い昼食。
眼下に足利市内を見ながら織姫神社へ下る。
流れは「渡良瀬川」
露岩がむき出しになる、歩きづらい道をドンドン下る。
織姫山駐車場から500m下ると織姫神社。
足利は”織物の町”この縁でこの名がある、”縁結び”がメインと聞いた。
お守りを二つ購入した、ご利益を願うご期待、1200円の投資!!
梅も咲いていた、1~2分咲きか?
これは「御神木」=スダ椎(ブナ科)
後は足利市内を歩いて、足利市駅へ(JR両毛線=足利、東武伊勢崎線=足利市)
渡良瀬川を中橋で渡る、鉄橋の向こうに浅間山が見えた。
行程:10:00行道山バス停→10:20淨因寺山門→11:00石尊山見晴台→11:30大岩毘沙門天
12:20両崖山(足利城址)→13:25織姫神社→14:00足利市駅
関東百名山68登頂でした、遠い・・・・・。