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・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

大蔵高丸(小金沢連嶺)

2013年05月07日 | 山梨県の山

5月6日 南小金沢連嶺(大蔵高丸:秀麗富嶽十二景)を歩いてきました。

i-ktf 登山隊(4名)で組織しました。

大菩薩嶺から南側へ続く尾根を小金沢連嶺と呼びます。

湯ノ沢峠からさらに南に下る大蔵高丸・ハマイバ丸・大谷ガ丸・コンドウ丸と続く尾根を

南小金沢連嶺、富士山の眺望に優れているコースで知られています。

  :湯ノ沢峠登山口

9:05 JR中央線甲斐大和駅着、ここからタクシーで湯ノ沢峠登山口へ。

女性のドライバーさん大菩薩嶺のPRを聞かせてくれた。

  :晴天です

9:40 湯ノ沢峠登山口をスタート、沢沿いの道を登っていく。

今日の予報は、気温が25℃まで上がり、午後からは南風が強いとあった。

  :避難小屋

10:40 湯ノ沢峠避難小屋へ、駐車場には10台くらい停まっていた。

  :湯ノ沢峠

我々は右へ下る。

      

:ハルリンドウ        :スミレ            :ヨゴレネコノメ

笹原に咲く花は少ない、ハルリンドウもこの一輪だけだった。

  :鹿除けゲート

鹿除けゲートを通って枯草の草原へ、7月になればお花畑といわれてもにわかには信じがたい。

  :お花畑?

  :大蔵高丸

正面に大蔵高丸。

  :白谷ノ丸 

振り返れば白谷ノ丸(大菩薩方面)

  ・南アルプス

西側に眺望が開け、南アルプスが (写真は少し明るさを変えています)

  :大蔵高丸山頂

11:15 大蔵高丸山頂(秀麗富嶽十二景)

  :富士山

      

気温が高く霞を懸念していたが、見えました「富士山」が。

ここからは富士山を横に見ての稜線を歩きます。

  :ハマイバ丸

11:48 ハマイバ(破魔射場)丸とは奇異な命名だ。

お正月に、太陽に向けて矢を射る儀式が行われた場所と言われています。

「丸」はいうまでもなく「山」の意味、円頂峰山に多い。

この絵を見ながら昼食です。

  :登山道

  :笹が多い

  :天下岩山

12:43 天下石山(詳細不明)山だから登る人もいるらしい。(標高2~3m)

  :大谷ガ丸(手前)

  :米背負峠

13:00 米背負峠(こめしょいとうげ)

この南大菩薩嶺は生活感あふれる地名が多い。

多くの人が生活のために使っていた街道(古道)だったのだろう。

大正時代の写真を見ると1~2俵担いでいる。

:米1俵の重さは、いくつ。

米1俵は4斗(約72リットル)と定められた。

米1斗(約18リットル)の重さは約15kgなので、1俵は約60kgとなる。 

昔の人は力持ちだったのだろう。

  :大谷ガ丸への登り

  :大谷ガ丸山頂

13:18 大谷ガ丸山頂(大谷は沢の名前)

      

ヤブレガサ       :ヒメイチゲ          :芽吹き

  :コンドウ丸尾根

13:48~14:22 道を間違え防火帯に入り”ロス”

  :防火帯

目の前に防火帯が開けている。

(看板もなし)何の抵抗もなく防火帯へ進んだ。

           

:正面に富士山が                         

      

:マメ           :ハシリドコロ       :スミレ 

  :鹿の

鹿のテリトリー? 鹿も尾根を駆け上がっていった。

  :正面に壁が

正面に壁が!踏み後があるような?ないような?

第一要所にあった、表示板がない!!

斥候を兼ね、一人壁を登った。 同じような防火帯が続いていた。

防火帯の始まる場所まで、戻ることにした。

(防火帯に入らないと地図にあったような記憶が???)

  :防火帯分岐

右が主登山道で、左が防火帯入口。これではわからないし、間違えても当然だ。

人は常に広い道を選択するようだ)

怪我の功名もあった。

①富士山がカラマツ越しに見えた。

②マメザクラ、ハシリドコロ(花が上を向いていた)が見れた。

③山菜の「コゴミ」が収穫できた。

   :コンドウ丸

14:30 コンドウ丸山頂、眺望はない、先を急ぐ。

   

:センブリ

   :曲沢峠

14:50 コンドウ丸からここまでは道が荒れていた、倒木が多かった。

ここから南へ降りれば笹子へ。北へ降りればも景徳院へ、甲斐大和駅へ降りるルートだ。

西へ進めば大鹿山~笹子雁ケ腹摺山へ通ずる稜線に出る。

14:50~15:15 曲沢峠から景徳院へ降りた。(道が荒れて不明瞭との看板もあった)

  :新緑が

落ち葉の堆積した道で、ヤマウツボ(寄生植物)を発見した。

  :ヤマウツボ

個人的は2度目の遭遇だ (前回は加入道山の下りで=西丹沢)

:ヤマウツボ(山靭) ゴマノハグサ科、ヤマウツボ属

   樹木の根に寄生する。 太い茎を直立し、長さ10~20㎝の穂状花序に小さな

  白~淡紅紫色の花を多数つける。花冠は長さ15~17㎜の筒状、先が唇形。

  花柱は長さ12~14㎜、花冠から長く突き出る。 

  [花期] 5~7月 [草丈] 10~30㎝ [生活型] 多年草 [生育場所] 落葉樹林内 

尾根道を降りて行くと、道が不明瞭になってきた。沢を手前にして完全になくなった。

曲沢峠に戻ることにした。

  :大鹿山分岐

15:22 曲沢峠へ登り返して10分後予定ルートで景徳院へ下る。

尾根に沿って急ぎ下る、新緑がきれいだがそんな余裕はない。

  :今年の干支

景徳院から出るバスが16:10、急げば間に合うとの計算もあった。

里に近くなると、杉の植林帯に。

   :景徳院山門

15:55 景徳院の境内まで降りてきた。

   

景徳院:1582年(天正10年)武田家三代目勝頼の菩提寺、天目山の戦いに敗れ自害し

武田家は滅亡した。

16:10 甲州バスで、甲斐大和駅まで下った。

あろうことか度もルートミス、トータル1時間消費した。

昭文社の地図2012年度版には「防火帯に入らない」と明示されていた。

昭文社が毎年発行する意味があることを理解した。

 

 

*********

      行程:標高差381m、約15km、実歩行6.5時間 

      9:10 甲斐大和駅 =9:40 湯ノ沢峠登山口 ⇒10:40 湯ノ沢峠

       ⇒11:15 大蔵高丸 ⇒11:48~12:10 ハマイバ丸(昼食) ⇒13:00 米背負峠

       ⇒13:18 大谷ガ丸 ⇒13:48~14:22 防火帯ロス ⇒14:30 コンドウ丸

       ⇒14:50 曲沢峠 ⇒14:50~15:15 ルートミス ⇒15:22 大鹿山分岐

       ⇒16:05 景徳院バス停 =16:20 甲斐大和駅

                 *****

         1番山頂・・雁ケ腹摺山(1874m)・姥子山(1503m)

      2番山頂・・牛奥ノ雁ケ腹摺山(1995m)・小金沢山(2014m) 

       3番山頂・・大蔵高丸(1781m)・マイバ丸(1752m)  

      4番山頂・・滝子山(1590m)・笹子雁ケ腹摺山(1358m) 

      5番山頂・・奈良倉山(1349m) 

      6番山頂・・扇山(1138m) 

      7番山頂・・百蔵山(1003m) 

      8番山頂・・岩殿山(634m)・お伊勢山(丘陵地約550m) 

      9番山頂・・高畑山(982m)・倉岳山(990m) 

     10番山頂・・九鬼山(970m) 

     11番山頂・・高川山(976m) 

     12番山頂・・本社ケ丸(1630m)・清八山(1593m)

                      *赤字は登頂済み  【2013年5月7日現在】

今日のtwins 

  :父のもので代替です

  :生産者と

 :ポーズ

  :メインディッシュ

  :今日の主役です

5月5日子供の日「hina-bou 端午の節句」を祝いました。

主役は”下痢気味”で軟便でした。

5月7日に引っ越しをひかえ、落ち着かなかったせいかもしれません。

大人は、松井と長嶋さんの国民栄誉賞授賞式で盛り上がっていました。

追伸:5月7日「twins」も新居へ無事引っ越しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    



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1 コメント

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日本が誇る 富士山 (ing)
2013-05-09 15:26:54
防火帯を始めて知った程で・・・的確な判断のリーダーに感謝です。
登りは370mの高低差(看板では大蔵高丸は1770m)に対し、下りは景徳院まで650m位を45分で急降下し、足の親指が悲鳴をあげました。
でも世界遺産登録前の富士山も最高でしたね。

将来のひなた君は、野球少年か?
端午の節句(子供の日)に国民栄誉賞の授賞式は、子供たちに夢を与えるためでしょうか?


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