6月25日(日本時間)1敗1分けで迎えたVSコロンビア戦に 1:4で破れ
期待された予選リーグ突破、ベスト入りはならなかった。
期待が大きいだけに、落胆も大きい。
:開会式
以下が予選リーグ戦の最終結果。
(コメントは個人的な感想です)
グループ A |
予選結果 |
試合結果 |
ランキング |
ブラジル |
〇 |
2勝 1分け |
3 |
クロアチア |
▼ |
1勝2敗 |
18 |
メキシコ |
〇 |
2勝 1分け |
20 |
カメルーン |
▼ |
3敗 |
56 |
◆ブラジルとメキシコが順当に勝ち上がった。
グループ B |
予選結果 |
試合結果 |
ランキング |
スペイン |
▼ |
1勝2敗 |
1 |
オランダ |
〇 |
3勝 |
15 |
チリ |
〇 |
2勝1敗 |
14 |
オーストラリア |
▼ |
3敗 |
62 |
◆FIFAランキング1位のスペインが敗退、オランダの攻撃力の前になすすべも
なく敗れた(予選リーグ一番のサプライズだ)
グループ C |
予選結果 |
試合結果 |
ランキング |
コロンビア |
〇 |
3勝 |
8 |
ギリシャ |
〇 |
1勝1敗1分け |
12 |
コートジボワール |
▼ |
1勝1敗1分け |
23 |
日本 |
▼ |
2敗1分け |
42 |
◆南米の雄コロンビアが順当に、ギリシャは幾多の困難を乗り越え勝ち抜いた。
グループ D |
予選結果 |
試合結果 |
ランキング |
ウルグアイ |
〇 |
2勝1敗 |
7 |
コスタリカ |
〇 |
2勝 1分け |
28 |
イングランド |
▼ |
2敗1分け |
10 |
イタリア |
▼ |
1勝2敗 |
9 |
◆死の組から勝ち残ったのは、ウルグアイとコスタリカ。
優勝経験国のイタリアとイングランドが(順当?)敗退、2番目のサプライズか?
(日本は本番前のコスタリカ戦の勝利しているが、親善試合と本番は違う)
グループ E |
予選結果 |
試合結果 |
ランキング |
スイス |
〇 |
2勝1敗 |
6 |
エクアドル |
▼ |
1勝1敗1分け |
26 |
フランス |
〇 |
2勝 1分け |
17 |
ホンジュラス |
▼ |
3敗 |
33 |
◆フランスの強さが目立った、ランキング通りの結果に。
グループ F |
予選結果 |
試合結果 |
ランキング |
アルゼンチン |
〇 |
3勝 |
5 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
▼ |
1勝2敗 |
21 |
イラン |
▼ |
2敗1分け |
43 |
ナイジェリア |
〇 |
1勝1敗1分け |
44 |
◆相手に恵まれたアルゼンチンが、ナイジェリアも頑張った。
グループ G |
予選結果 |
試合結果 |
ランキング |
ドイツ |
〇 |
2勝 1分け |
2 |
ポルトガル |
▼ |
1勝1敗1分け |
4 |
ガーナ |
▼ |
2敗1分け |
37 |
米国 |
〇 |
1勝1敗1分け |
13 |
◆最終戦までもつれた2位争い、米国が踏んばった。
グループ H |
予選結果 |
試合結果 |
ランキング |
ベルギー |
〇 |
3勝 |
11 |
アルジェリア |
〇 |
1勝1敗1分け |
22 |
ロシア |
▼ |
1敗2分け |
19 |
韓国 |
▼ |
2敗1分け |
57 |
◆前評判の高いベルギーは順当に、アリジェリアは混戦を抜け出した。
ランキングとあるのは、最新(6月)のFIFAランキングです。 ↓
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/fifarannking.htm
日本が所属するグループC、予選を抜けたコロンビア:8位、ギリシヤ:12位です。
このランキングで見る限り、『順当』な結果でした。
日本に対する過大な期待、
もしかしたら勝てる⇒頑張れば何とかなる⇒予選突破は可能だ⇒予選突破だ
こんなロジックで
『日本勝敗分けで予選突破』が既成事実化していったのでしょう。
現実は厳しい、『強いものが勝つのではなく、勝ったものが強い』 のだ。
FIFAランキング1位のスペインも、なすすべもなく敗れ去ったのだから。
*
6/15(日) 10:00
コートジボワール 2 - 1 日本
:この写真を見て、予選敗退の4文字は想定すらされなかった。
日本は、今大会の初戦でコートジボワールと対戦し、1対2で逆転負けした。
過去最高のベスト8以上の成績を目指す日本は、今大会の初戦で3大会連続出場の
コートジボワールと対戦、日本は前半16分、左サイドの長友佑都選手からパスを受けた
本田圭佑選手が左足でシュートを決めて先制点を奪った。
しかし後半は一方的に攻められる展開となり、19分にボニ選手のヘディングシュートで
同点に追いつかれ、さらにその2分後にも同じような展開でジェルビーニョ選手に頭で
決められて、逆転を許した。
日本は、このあとフォワードに大久保嘉人選手や柿谷曜一朗選手を投入しましたが
思うような攻撃はできず、1対2でコートジボワールに逆転負けし、今大会の初戦を白星で
飾ることはできなかった。
⇒最低でも引き分け、勝って勝ち点3を計算していたが、リードした後のチームが
守りに入ったように見えた。
前半16分の得点がチームに微妙な空気が流れたのか。
守りきるには長い時間(冷静に考えればわかるのだが)だが。
(リスクをおかしてでも)2点・3点と取りにいくチームではなかったのか?
結果的に早い時間での本田のゴールが、全てを狂わせたのは皮肉だった。
**
6/20(金) 7:00
日本 0 - 0 ギリシャ
・日本、攻めきれず、ギリシャと 0-0 勝ち点1
・10人相手何度も好機、支配すれど空砲16発
・本田「勝ち点3を目指すだけ」
・闘い抜く次も
・本田「アイデア」足りない
・サイド攻撃クロスに偏る
・空中戦しないはずでは・・・中西哲生
試合後に書かれた新聞の見出しです。
この試合で崖っぷちに立たされました。
***
6/25(水) 05:00
日本 1 - 4 コロンビア
岡崎の岡崎らしいゴール、質の高い得点だった。
・あと一歩勇気があれば
・岡崎一矢 低空ヘッド
・組織力も戦い抜く気迫もなかった・・・トルシエの目
・「自分たちらしさ」だけでは勝てない・・・西野 郎
****
最後に中田英寿のことばを・・・敗戦糧に次の段階へ進む時
僕にとって残念だったのは、結果以上に3試合を通して日本らしいサッカーを
見られなかったことだ。
W杯が戦いの場である以上、結果を求めるのは当然だ。
僕が現役の頃は、目先の勝利を追い求めることしかできなかった。
それくらい僕の、そしての日本サッカーも未熟だった。
しかし、もう次の段階に進むきていると思う。
この敗戦を糧に、日本のサッカーは何なのか、
立ち止まって考えてみる時期ではないだろうか。
それこそが、50年後、日本のサッカーが本当の意味で強くなるための
道筋のような気がする。
****
マスコミでは今回の結果を踏まえ『戦犯』探しがはじまっている。
『力があるのに、力を発揮できなかった』との考えからだ。
本当にそうだったのか・・・この辺を含めて前向きな論議を期待したい。
世界一をめざす長~~~い距離が、一歩でも前へ進む方向にと思うのは、
64歳のおじさんだけではないだろう。
決勝トーナメントが29日からはじまる
Japanへの心配は横に置いて、純粋に世界のレベルを楽しもう。
どこが優勝するのも興味をそそるが、世界のレベルをしかとこの眼で確かめよう。
スタンドから見る世界一流のプレイヤーたちは、まるでビリヤードのようにプレイしていました。。ボールがラインの外には殆ど出ない。
スローイングなんてないの。パスーパスーパスでつないで、もうそれは見事で、お正月の天皇杯を見てきた私には別世界でした。たとえ点が入らなくてもサッカーはこんなに面白いんだって。
日本は、あれからどれだけ進歩したんだろう。
コーナーキックに澤選手と宮間選手が欲しいと思いましたよ。