9月26日(月)高水三山(奥多摩)を歩いてきた。
高水三山は(高水山・岩茸石山・惣岳山)を云い、奥多摩ハイキングの入門コースとして歩かれている。
我々も2005年にツアーで歩いている。
17 高水山 ‡ ツルリンドウ
私は東京に生まれ育って、ふるさとの山を持たない。
しかし、生涯に数多く登って、もっとも歩き馴れ、その渓流、山道に親しんだ山、
ふるさとのように思える山と聞かれたら、高水山と答えたい。
~中略 高水山には春も秋も登ったが、春はアケボノスミレ、エイザンスミレ、ヒトリシズカ
ハナネコノメ、センボンヤリ、ヤマルリソウなどが殊に目立ち、秋はツルリンドウの赤い実を
見つけるのがたのしみであった。花より実がきれいな草があるけれど、ツルリンドウは、
こんなに細かい草がと、びっくりするほど大きく赤くつややかな実をつける。
【田中澄江著:花の百名山】
御岳駅で降りた登山者は、皆「御岳山」へ向かった。
10:40 ここから登山道(慈恩寺横から)
慈恩寺の裏山?線香の臭いが残る登山道、連日の雨で足元は緩い
キノコ協会の皆さん(今回は団体です)
ほぼ檜の植林帯を歩く。
:関東ふれあいの道
「御神木」、ここまで登ると杉の巨木が目立つ
少し先にあった大木の祠
:オクモミジハグマ :カシワバハグマ
葉が、柏の葉に似ていて、頭花が「白熊(はぐま)」に似ているという意味の命名。
「白熊」は、 仏具のほっす(払子)に使われるヤクの尾の毛のことで、
多くの糸状の花被片からなる頭花を例えたもの。
なお、「かしわ」は「炊ぐ葉」から転訛したものと言われ、
食べ物を盛るなどに使用したことによる。
12:05 惣岳山(756m)昼食です
鬱蒼とした杉の巨木に囲まれた青渭神社奥ノ院(何故か金網でガードされている)
岩茸石山へ、今日最大の難所、露岩と木の根に滑らないように・・・
:ヤマハギ :アキノキリンソウ
馬仏峠の鞍部を巻いて行くと東に視界が開ける、岩茸石山か?
岩がみえてきた、山頂は近い
13:00 岩茸石山頂に(2度目、棒ノ折からの下りで一度来た)
:曇って眺望はこの通り
岩茸石山を巻くように下り、緩やかな稜線歩きを行くと山頂直下へ
注視して歩いたがここまでツルリンドウは見なかった、そろそろ・・・
かろうじて一つ見つけた、まだ蕾、実はこれから
山地の木陰に生える多年草。茎は細長く、地面や草木にからんで長さ40~80cmになる。
葉は対生し、葉の脇に淡黄色で長さ3cmほどの花をつける。
果実は液果(果皮が多肉で汁液に富み、内部に種子をもつ)で、
残る花冠の上に突きだし紅紫色に熟す。花より実の方が目立つ。
13:35 高水山頂
:シキミ :
常福院は真言宗の古刹、本尊は浪切不動尊この「不動堂」に安置されている。
鎌倉時代の武将、畠山重忠の持仏であったとか。(畠山氏の本拠は秩父)
:山門から見た古刹
常福院までの(距離を伝える)石碑でした
もうです
:平溝川
14:40 登山口に、(三合目の石碑がある)
(平溝川)の堰堤を下って、「平溝通り」へ
:シュカイドウ :カラスビシャク(ピンと伸びた背筋真似できない)
薄紅のコスモスが秋の陽を・・・
15:06 軍畑駅着、休むまもなく15:07の青梅線で帰途に着いた。
軍畑とは中世(鎌倉時代)の古戦場の跡だという。
:アップです
*
行程:標高差561m、9.3km、約4時間
10:40 惣岳山登山口 ⇒ 12:05 惣岳山・青渭神社奥ノ院(昼食)
⇒13:00 岩茸石山 ⇒13:35 高水山 ⇒14:00 常福院
⇒14:40 登山口(三合目) ⇒14:50 高源寺 ⇒15:06 軍畑駅
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:浴室乾燥機
9月に入って晴れた日は2~3日しかないとの話。
洗濯物の乾燥どうしていますか?
我が家は8月中旬に浴室をリフォーム、強力な浴室乾燥機をオプションで設置しました。
これがフル活動の活躍、秋雨前線に充分対応しています。
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