7月15日高指山(たかさしやま:1174m)を歩いてきた。
今日の起点は富士急行富士山駅、ここからで山中湖畔平野へ向かう。
8:03発河口湖駅直通電車は混んでいた。
M美大の学生が隣に、約1.5時間退屈しなかった。
家を出てから4.5時間の旅、八王子でドイツの勝利を知った。
:ふじっ湖号
今回は「世界遺産・富士山フリー周遊券」利用、ふじっ湖号も対象に入る。
(単純計算でも約2000円は安い)
天候は曇り、厚い雲が空を覆っていた。
バスで忍野を経由し、山中湖へ出た。
対岸の高指山方面を見るとそっくり雲で山も見えない。
そのまま山中湖を一周し、富士山駅へ戻ろうかとも考えた(笑)
10:40 交流プラザバス停で降りる。
現在地からパノラマ台に登り稜線へ、高指山(右上)から平野バス停に降りる予定。
富士山の上に笠雲が乗っている、天候悪化の印、逆に今日はもつかと考えた。
:登山口
10:45 今回の登山口(前回はここへ降りてきた)
:トリアシショウマ :イチヤクソウ :アカツメクサ
:パノラマ台
11:07 パノラマ台、厚い雲で何もみえない。
カメラを三脚にセットした御仁が3名、退屈そうにしていた。
霧に霞んでいますが、少し見えてきました。
前回は飛ぶように下った道、今回は喘ぎながら登った。
花に寄り道をしながら・・・・・。
:シモツケ :ヨモギ :ヤマオダマキ
:ノイチゴ
少し晴れてきました(大洞山:右奥~三国山:左)
これが本日「精一杯の富士山」でした。
:山頂
11:30~11:50 明神山頂、またきちゃいました、昼食。
しっかり「願」をかけてきました。
:昼食
今日は朝・昼とも”セブン・イレブン”、コーヒーは”森のコーヒー”を入れてきました。
コロッケパンは絶対に欠かせません。(少しつぶれていますが味は問題ありません)
フジアザミでしょうか?
:山頂
今日は左へ下ります。
切通峠への道、灌木の樹林帯です。
奥に入ると、ブナもあります、落ち葉で一杯でした。
今日の主役はバイケイソウ、花を付けていました、
バイケイソウコバイケイソウ
両花とも湿った山地の比較的高地に群生する。
見分けずらいが、コバイケイソウは丈が低いが花が咲くとはっきりする。
花の色は、バイケイソウは緑白色で、コバイケイソウは白です。
ユリ科の多年草で全草有毒ですアルカロイドを含みます、 毒性は強い方です。
花の名前を漢字で書くと(小)梅草と書きます。
:ヌタ場
ヌタ場:猪・鹿など大型の獣が泥を浴びる(体に着いた虫を落とすため)場所。
狩猟者の間では、そこの山の神がいて祈ると獣があらわれるとされている。
動物の足跡も見られます。
霧が演出してくれます。
:ヤブレガサ :イチリンソウ
キノコ協会の皆さんです。
昆虫協会からも紹介します。
:切通峠
12:32 切通峠 →浅瀬へ4時間 ↑高指山・菰釣山へ ←平野
:関東ふれあいの道
ここから700m、最後の登りです。
:カタバミ :クズの仲間 :サワギク(平野)
山頂前の展望台からの富士山です。
雲の流れが早く、5分ぐらいで隠れました。
高指山頂(眺望はありません)左へ行けば道志山塊への稜線です。
「アブラチャン純林」と標示されています。
あぶらチャン【油瀝青】クスノキ科の落葉小高木。3~4月頃葉に先だって多数の
黄緑色の小花をつける。木全体に芳香があり、果実から油を搾り、材は薪とする。
:実 :新芽
13:30 切通峠へ戻ってきました、平野へ下ります。
別荘地、グランドの間を抜けてバス通りへ、空は晴れています。
最後の富士山です。
14:05 平野バス停着、14:27発の富士山行のバスで帰途に着きました。
(ふじっ湖だと60分、路線バスだと30分)
富士急の人気電車です。
おまけです。
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行程:標高差430m、約6.5km、約3時間
10:40 交流プラザバス停 ⇒10:45 登山口 ⇒11:07 パノラマ台
⇒11:30~11:50 明神山・昼食 ⇒12:32 切通峠 ⇒13:00 高指山
⇒13:28 切通峠 ⇒14:05 平野バス停
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twins
夏ですね・・・
* 今日の富士山
* 植物観察
* 昆虫観
何回かごいっしょさせて頂き、観察力が高まりました。