11月12日、秋晴れ、気温も低く、絶好の”富士山日和”大菩薩峠~小菅村へ下ってきた。
大菩薩峠:山梨県塩山市と北都留郡小菅村の境にあり、多摩川流域と甲府盆地を結ぶ連結路。
現在は丹波山から鶏冠山の北面を通る青梅街道の柳沢峠に地位を奪われハイキングコースになっている。
名の由来は新羅三郎義光が奥州遠征の際、草木に道をふさがれて迷っていたところ、
馬をひいた樵の案内で山頂に立てたが、この樵はどこかへ消えてしまった。
笛吹川のあたりを見ると、白旗がなびいているのが見え、これは軍神擁護の印であると
「嗚呼八幡大菩薩」と声高く讃嘆した。これが名の由来と「甲斐国誌」に記載されている。
旧峠は北側の小さなピークを一つ越したガラ場で、親不知(賽の河原)とも呼ばれ、
冬季には風雪が激しいところで遭難があいついだ。
明治9年(1876年)に新峠がつくられた。 【日本山名辞典より】
8:45 上日川峠、駐車場は車でした。
it's fine !!!
9:05 雑木林の道を歩いて「福ちゃん荘」
今日は旧道を賽の河原(旧峠があった場所)へ行ってみた。
『こんにちわ、おひさしぶりです』
笹原が目立つ「大菩薩嶺」への稜線です
霜が降りています・・・
南アルプスも雪があったようです。(先週は一部だった)
9:50 賽の河原(稜線)に
一登りで「親不知ノ頭」へ、今日のピークです。
ここで旧知の母・子に出会い、富士山を背に記念撮影。
大菩薩峠へ下ります(正面が介山荘)
介山荘で何故か、日本百名山の記念バッチが売られています。
今日最後の富士山
10:20 大菩薩峠(お馴染みですね)
小菅村へ 下ります
10:50 フルコンバ(大菩薩道⇒丹波山村と小菩薩道⇒小菅村の分岐)
コンバとは、傾斜地の中にあって、山仕事の根拠地として、背負子や弁当を卸し、
休憩したり食事したりする所。 【山ことば辞典】
ノーメダワ(大菩薩道への作業道)杉の樹林帯です。
落葉樹林帯へ、サクサクと心地良い靴音を聞きながら・・・
カエデさん
ブナです
日向沢登山口分岐、「雄滝」へ日向沢を下ります。
まさに『燃えるような・・・・・』
11:50 日向沢登山口、『燃えるような葉』も落ちれば・・・・
「雄滝」時間的に厳しいのでバイパスしました。 落差10mの雄滝(netより)
周囲に「雌滝」がない理由がわかる説明が記載されています
雄滝の下流の流れです
12:10~12:30 「雄滝」駐車場で昼食です
雄滝から小菅村まで「林道・大菩薩峠線」を下ります。
12:45 大菩薩峠登山口(雄滝をトラバースし日向沢登山口分岐に出ます)
13:00 「白糸の滝」退屈な林道歩き、唯一のオアシスでした。
①白糸小滝:落差3m ②白糸中滝:落差5m
白糸の滝:落差36m、水量も多く「太~~~い白糸というよりもロープ」でした。
こんな所を速歩で、ヒタスラ歩いてます
(やっと)橋立集落に
14:00 大菩薩峠東口バス停に(午後からの便は17:00に一便あるだけ)
もうすぐ、小菅の湯バス停
(雄滝駐車場~小菅の湯まで約2時間林道歩き、お薦めできません)
14:30 小菅の湯バス停はこの並び、座れるのか?
*
行程:標高差320m(下り1240m)5.5時間、17.5km
7:50 甲斐大和駅 =8:40 上日川峠 ⇒9:05 福ちゃん荘 ⇒(旧道)
⇒9:50 賽の河原 ⇒10:20 大菩薩峠 ⇒(小菩薩道) 10:50 フルコンバ
⇒11:50 日向沢登山口 ⇒(林道歩き) 12:10~12:30 雄滝駐車場
⇒12:45 大菩薩登山口 ⇒13:00 白糸の滝 ⇒14:00 大菩薩峠東口バス停
⇒14:30 小菅の湯 =15:50 奥多摩駅
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「紅葉は大菩薩だよ」と、ツアーTDに聞いたことがある。
①年、牛の寝通り(大菩薩峠~榧ノ尾山~大マティ山~小菅の湯)を下った。
今回の②小菩薩道、残るは③大菩薩道(大菩薩峠~今倉山~丹波村)
来年新緑の時にと考えている。
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