3月23日鎌倉「衣張山ハイキングコース」を歩いてきた。
連れのリハビリを兼ねて一緒です。
衣張山(きぬはりやま)の由来は、二つ残っている。
1)源頼朝(政子との説も)が大倉の屋敷に住んでいた頃、夏の暑い日に
「この山に白い衣を張らせ」雪の景色に見せかけて涼んだので、この名が付いた。
・・・半端なく大きな布が必要だ、よほどの財力がないとできない、
だから源氏の天下を”揶揄したとの”説がある。
2)尼さんが衣を松に掛けさらした衣掛山だとも云われている。
・・・ここまで来て衣を松にかけ、さらす必要があるのか?
:山頂
:JR大船駅
10:20 JR大船駅がスタート、まず北鎌倉駅を目指します。
:サンシュウユ
山茱萸の木です、大きな家の門柱に隠れるようの顔を出していました。
:北鎌倉駅
車の排気ガスをきにしながら約30分、北鎌倉駅です。
:円覚寺
北鎌倉~鶴岡八幡宮までは人も増え、”鎌倉らしい”風情が続きます。
:オオアラセイトウ
軒下にひっそり咲いていました。
:コブシ :スミレ
「針の木」に咲いていたコブシです。
:建長寺
ハイカーが3人、建長寺を抜けて鎌倉アルプスをめざすのでしょうか。
:鎌倉八幡宮
11:20 鶴岡八幡宮、平日にもかかわらず多くの人が参拝していました。
(外国人観光客、春休みを楽しむ学生、そして高齢者といったところです)
:銀杏
成長は時間の問題です。
国語の勉強です、外人がもの珍しそうに見ていました。
八幡宮の「お神酒」もここから選ばれているんでしょうね、かなり難しい選択です。
:桜
:連れです
段蔓脇の八重、開です。
:入口
11:35 八幡宮の喧騒を後に、「金沢街道」を南に向かい、大御堂橋を左折。
:誤字?逗子が辻子となっている。
滑川沿いの「田楽逗子のみち」へ、瀟洒な住宅街を行きます。
:入口
11:55 衣張山ハイキングコース入口標示(わかりづらい、報国寺まで行って戻ってきた)
:山中
住宅街を抜けるといきなりこの景色、「ジュラシック・パーク」へ迷い込んだ?
杉の林床はシダ類で覆われているといっても過言ではない?
:twins
中腹にあったお地蔵さん、先人の足跡が。
:イチリンソウ :ニリンソウ :カタバミ
野草も咲いていました。
:富士山は?
12:10~12:25 衣張山頂(121m)、富士山は厚いの中でした。
:稲村ヶ
:バイモ :ウラシマソウ :キブシ
山頂のお地蔵さんの両脇に バイモが咲いていました。
誰かが植えたのでしょうか?なかなか見れない花です。
中国原産ユリ科の多年草で、山地の木陰に生えます。
早春に花茎の先端に角張った広鐘形の花が下向きに1個つきます。
花色は淡緑白色で花弁の内側に紅紫色の小点があります。
草丈12~20㎝の小形種で、頂部に二枚の葉が向かい合って開き、その先に三枚の葉が輪生します。
根は他のユリ科と同じで多くの鱗茎からなる小球根です。
:浅間山
衣張山を下り尾根道を歩いて5分、浅間山へ(いわゆる双耳峰)
こちらはハナニラに囲まれていました。
浅間山の下りは二つに分かれる、左へ下りる。
(真直ぐ下ると 大町~釈迦堂切通しを経て鎌倉駅への道)
:広場分岐
広場分岐、左へ「順礼古道」を経て、報国寺へ向かう。
直進すれば「名越の切通し」へ降りる。
:ヒュウガミズキ :ミネカズラ
:古道入口
広場から住宅街を抜けて、12:50 巡礼古道入口に。
:先人の足跡
:磨崖仏
:報国寺
巡礼古道を抜けて、再び住宅街へ下りる。13:10 報国寺へ
報国寺の由来は
建武元年(1334年)の創建された、臨済宗建長寺派の禅寺寺院。
開山は仏乗禅師、開基は足利家時(足利尊氏の祖父)~中略~
休耕庵という塔頭の跡に孟宗竹が生え、現在の「竹の庭」になった。
(報国禅寺・拝観券より抜粋)
開山:寺院の創始者
開基:寺院創建の際、経済面を負担する世俗の信者=パトロン
:誰
拝観料(200円)を払って境内へ
:竹の庭です。
:修行の場
:庭
山茱萸の黄色、桜のピンク、白い砂、一見の価値のある庭でした。
(でも滞在は約15分)
:山茱萸 :桜 :スミレ
:道祖神
金沢街道に出て、鎌倉駅へ向かう。
:台湾リス
八幡宮で遭遇した人馴れした彼、足元まで寄ってきた。
:鎌倉駅
八幡宮~小町通りと歩いて、14:05鎌倉駅へ。
小町通りの雑踏はいつきても凄い、「鎌倉頭巾」に興味をもった。
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歩程:標高差100m、約8km、3.5時間
10:20 大船駅 ⇒10:50 北鎌倉駅 ⇒11:20 鶴岡八幡宮
⇒11:35 大御堂橋 ⇒11:55 衣張山入口 ⇒12:10~12:25 山頂・昼食
⇒12:30 浅間山 ⇒12:50 巡礼古道入口 ⇒13:08~13:25 報国寺
⇒14:05 鎌倉駅
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今年も咲きました(3月18日撮影)
11か12の庵があってそこにそれぞれお坊さんがいます。芙蓉庵というのが、菩提寺さんです。
その上には、洋光台でオウムに拉致された坂本弁護士ご一家のお墓があるそうで、今度機会があるときにお参りしてこようと思っています。
年に一度の会では、全部のお坊さんが読経するのは、見ごたえがあります。canさん、アウトドア系羨ましい~
うちはインドアです。制作に励んでいます。