11月5日、小楢山:1713m(山梨百名山)へ行ってきた。
一説には、頂上一帯の緩やかな地形からして、緩斜面を表す古語の「ナラ(奈良・楢)」に由来すると
思われるがどうだろう。
一般的には 、山梨市奥秩父山地の南(西)部に位置する山で、古那羅山とも記される。
焼山峠の登山口に子授地蔵(こさずけじぞう)がある。
的石、幕岩(黎明岩)、天狗岩、御座石、屏風岩、羅漢岩、薬石門という名の岩・石がある。
父恋し路、古那羅道(母恋し路)という名の登山道がある。
山頂には、錫杖ヶ原(しゃくじょうがはら)という野原(カヤトの原)があり、レンゲツツジなどが咲く。
夢想国師が修行したという伝説がある。
9:30 塩山駅~予約タクシー(料金1100円)で焼山峠に
”マイクロバスは26人の乗客、21人は大弛峠へ、残りの5人が焼山峠で降りた”
「焼山林道」を登っていったが、錦の衣を纏った紅葉が見事だった
登山口にある「子授地蔵」
カラマツ林の防火帯にきられた登山道
紅葉は・・・この通り
晴天です
的石:花崗岩でしょう
←田﨑さん
落葉に埋まった錫杖ケ原~雑木林を歩いてもうすぐ山頂
10:20~10:35 小楢山、北側からみる富士は「黒富士」
あれどっかで見たぞこの方位板、そう上州子持山でした
(この標示板もあったが、霊山には付き物の宗教色が少ない山だった)
御坂山塊の奥に富士山(南側の眺望)
カヤトの向うに大沢ノ頭:1675m
10:45 10分下って「小楢峠」
小楢山、カラマツが多い山です
:「唐松」は、「唐風の絵=中国の絵画に」の松に似ているのが名の由来。
短枝上に集まった葉っぱが、唐風の絵を彷彿とさせることがその根拠である。
針葉樹で唯一の落葉樹「落用松」とも呼ばれる。
森林を造林する際に用いる樹木として重要な種であるとされていた。
育苗が簡単で根づきやすく成長が速い特徴が認められ、
被災跡(山火事)地や原野に一斉造林が盛んに行われた。
昭和30年代後半以降には、エネルギー利用の変化から薪炭需要に陰りが見えると、
雑木中心の天然林などを皆伐して用材向けのカラマツへ樹種転換する拡大造林も行われた。
各地で造林に用いられたため、場所によってはその地域のカラマツが自生していたもので
あるのかが不明である場合もある。
材は硬く丈夫であるが、螺旋状に繊維が育つため乾燥後に割れや狂いが出やすく、
板材としては使いにくいが、現在は構造用合板に加工され、建築で幅広く用いられている。
電柱、枕木、橋梁などの土木素材として使われる他、建築材、船舶材、
パルブ原木の材料としても用いられている。 【ウィキペディ゙アから抜粋】
10:55~11:25 幕岩に、眺望を見ながら早い昼を食べた
小楢山 ↑ ↓ 「幕岩」から360度眺望です
金峰山 南アルプス1 南アルプス2
八ヶ岳 富士山
大沢ノ頭
ここで昼を食べました(西側)東側と北側は絶壁でした
11:30 昼食を終えて大沢ノ頭へ、父恋し路(破線ルート)を降りて下山の予定でしたが・・・
羅漢岩(大沢ノ頭直下) 大きな岩
地図には”石仏散在”と記載されている。
大きな岩はいくつかあったが、石仏は見つけられない。
尾根道を下ったが、途中でリボンも消え、落葉で踏跡も不明瞭なので、
大沢ノ頭へ戻りました。(時間ロスは約70分)
幕岩下にデポされた「aitabiツアー」リュック達
12:50 小楢峠、ここから「母恋し路」を下った
(苔生した)馬頭観音
カラマツ林に紅葉したカエデが
13:30 登山道が終わり林道へ
荒れた林道でした、黄葉も新鮮ですね
オーチャード・ビレッジ・フフ(食事・宿泊ができる町営施設)から見た富士山
ここまで車で来れる
紅葉最盛期でした
牧丘巨峰の里を下って窪平へ急ぎます
農道が入り組んでおり道の選択に苦慮したが、地元のお爺さんにお世話になった。
14:55 窪平バス停に、西沢渓谷から下ってきたバスで塩山駅へ
(標高差1220m、林道と農道(舗装)を急いで歩いたので膝にきた)
*
行程:標高差200m(下り1220m)、約12km、5.5時間
8:30 塩山駅(永和交通予約バス)=9:30 焼山峠登山口
⇒10:20~35 小楢山 ⇒10:45 小楢峠 ⇒10:55~11:25 幕岩
⇒11:30・12:40 大沢ノ頭 ⇔父恋し道(破線ルート)道迷い
⇒12:50 小楢峠 ⇒母恋し道 13:30 林道へ ⇒14:05 駐車場
⇒(巨峰の里農道) 14:55 窪平バス停 =15:40 塩山駅
山梨百名山 小楢山 66 完登