4月12日袖平山:1432mをピストンしてきた。
相模原市緑区津久井町、JR中央線藤野駅の南12km。丹沢山地北部にある。
(昨年暮れ一度試みたが、バスの乗換えを失敗し、断念した山だ)
10:40 東野バス停から諏訪神社へ(大きな神社です)
春です、快晴です。
青根中学校
東海自然歩道に指定されています。
11:05 ゲート(車両進入止)
11:15 釡立分岐、ここから(やっと)登山道です。八丁坂ノコースへ。
杉の樹林を上っていく。
:スミレ(twins) :センブリ
稜線に出、さらに急登(八丁坂)が続きます。
(小屋戸沢の流れが聞こえていました)
:山?豆?
黍穀(きびがら)山:1273mです。
12:20 モノレールをくぐります。(この手前で食糧補給・昼食)
やせ尾根もあります。
稜線に出ました。(奥は丹沢三峰縦走コースです)
12:45 八丁坂ノ頭(丹沢主脈縦走コース合流です)
約2時間(吉備人出版map3.5時間)できちゃいました
丹沢山塊お馴染みの階段です。
13:00 東海自然歩道最高点(1433m)です、奥のピークが袖平山(1432m)
:キクザキイチゲ (菊咲一華) キンポウゲ科イチリンソウ属
姫次北側斜面、雑木林の林床、笹に混じって「ヒッソリ」咲いていました。
丹沢北部はの生息の多い地域、咲いているのは奇跡に近い。
姫次、正面は檜洞丸(1601m)丹沢山塊で二番目に高いピーク。
:map
もう少しで山頂・・・
東海自然歩道は丹沢主脈縦走コースから外れ、神ノ川へ下ります。
鹿の糞が多かった(これはまだ)
13:15 袖平山頂
:富士山(霞んでいるけど見えます)
蛭ケ岳:1673m(最高峰です)
鞍部の向うに塔ケ岳でしょうか?
八丁坂からみた袖平山です。
:桜、桜、桜です。
シロヤシオ、ツツジ類は見かけませんでした。
:ヤマブキ :イチゴと蜜蜂 :ハリリンドウ
: :ヒトリシズカ :エイザンスミレ
:(夥しい数の)スギナ :シロスミレ?(多かった)
林道脇に咲いていた野草たちです。
*
4月3日午前5時ごろ、青根小学校が燃えていると、近くの住民から119番通報があった。
火は約3時間後に消し止められたが、木造2階建て約1250平方メートルが全焼した。
青根小は1943年3月に青根村国民学校として建設され、
神奈川県内の小学校で最も古い現役の校舎。
総ヒノキ造りで、市の登録有形文化財(建造物)に指定されている。
今年3月の児童数は6人だった。 【ニュースより抜粋】
:焼失した青根小学校
帰りの三ケ木行のバスで青根小6年生と一緒になり、話を聞いた。
・全校生徒は4人、青根中で授業をしている。
・教室をパーテーションで区切って二組でしている。
・先生は10人近くいる?等々。
明るく、屈託なく話してくれた。思いがけない出会い・経験だった。
**
行程:標高差1033m、約13.6km、4.8時間
JR横浜線橋本駅 =9:00 三ケ木バス停 =10:40 東野バス停
⇒11:05 ゲート入口 ⇒11:15 釡立分岐 ⇒12:20モノレールくぐる
⇒12:45 (稜線) ⇒13:00 姫次 ⇒13:15 袖平山 ⇒13:40 姫次
⇒13:50 八丁坂分岐 ⇒14:55 釡立分岐 ⇒15:30 東野バス停
***
北丹沢とは:今まで、「北丹沢」という言葉は、あまり聞かなかった。
ここ北丹沢というのは、昔は「裏丹沢」あるいは、「東丹沢」ともいうし、「西丹沢」ともいった。
要するに認知されていなかった。
一時閉鎖していた神ノ川ヒュッテが開設されるということで神奈川新聞に
「裏丹沢の神ノ川ヒュッテが開設される」という記事が出た。
読者から「裏丹沢というのは暗くて、あまり印象がよくない、差別の言葉ではないか」と声が上がった。
丹沢には表丹沢があって、西丹沢があって、東丹沢がある。ないのは北だ。
こちらは北斜面だから「北丹沢」にしようと命名された経緯にある。
【北丹沢山岳センター編:不破哲三さんと北丹沢を語るより抜粋(2001年12月発行】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます