雪の残る、箱根駒ヶ岳~神山~冠ケ岳~大涌谷を歩いてきました。
:県道75号線から見た駒ヶ岳
8:45小田原から西武バスに乗り、元箱根経由で箱根園へ。
ここから駒ヶ岳ロープウエーには乗らずに、県道を歩き10:10「防ケ沢登山口」へ
登山口にこの看板、天城山麓にも”ヒメシャラ”が多かったことを思い出す。
ヒメシャラ:ツバキ科 ・山地などに生え、樹皮はすべすべし、はがれやすい。
・夏に咲く白い5弁花は、すっきりしていてきれい。 夏椿より花は小さい。
・夏椿は「沙羅の木」とも呼ばれる、 それより小さめなので「姫」「沙羅」となった。
:距離を示す道標(50m毎に設置されている)
霜柱の降りた道を歩く。
道は整備されているが、土砂の流出が激しい、木の根が露わになっている。
階段に使用されている、丸木も崩れ落ちているものが目立つ。
ジグザクの急登を登って行くと、雪が出てきた。
道が平坦になり、笹林になると正面に駒ヶ岳が、11:10神山への分岐に。
駒ヶ岳へ25分とある。
雪は多い(積雪10~15cm か)登山道は北側にあるのであたりまえだ。
木に着いた「霧氷」がキラキラ光ってきれいだ。
箱根神社本宮(駒ヶ岳山頂)への道
11:25箱根神社本宮への分岐から、笹原を登り11:30本宮へ。
風が強い、ここで富士山と御対面だ。大きな雲がかかって、山頂まで見えない。
富士山
雪の丹沢山塊 ↑ 芦ノ湖 ↓ 相模湾 ↑ 沼津アルプス ↓
眺望は360度あるが、富士山は残念の一言。
今日のパートナー
レストハウスで昼食を食べ、アイゼンを付けて、12:05神山へ下る。
雪は多いが、トレースがあるのでそれを頼りに歩く。
神山山頂
12:50 神山山頂へ、2度目だ。 眺望はない、アセビの灌木に囲まれているためだ。
以前(2004年)来たときは、”宗教団体?”とおぼしき団体”(若人)が手を合わせている異様な光景を目撃した
が、今回は誰もいない。
冠ケ岳山頂
神山からはほぼ下り、アイゼンが頼もしく感じる。
13:10冠ケ岳山頂へ、登山道からは往復10分の行程だ、眺望はない。
冠ケ岳~大涌谷分岐まで尾根道で撮った 丹沢山塊。
冠ケ岳で撮った”霧氷”たち。
冠ケ岳周辺で硫黄臭がする、大涌谷も近い。
13:40大涌谷・早雲山の分岐へ、大涌谷15分とある。
ここから見た富士山、相変わらず雲がブラインドになっている。
かなりの急登を下る、道も荒れている。
噂の箱根イワカガミ
箱根イワカガミが今年のオープンにかけて準備中だった。
14:10大涌谷駐車場へ。
名物「黒玉子」に人が群がっている、それも外国人。
東日本大震災で減った中国人観光客も戻ってきているようだ。
路線バスで湯本に戻り、帰途に着いた。
・・・行程(最大標高差650m、約7km)・・・
9:50箱根園バス停 ⇒10:10防ケ沢登山口 ⇒11:10駒ヶ岳分岐
⇔11:30駒ヶ岳 ⇒12:50神山山頂 ⇒13:10冠ケ岳 ⇒13:40大涌谷分岐
⇒14:10大涌谷 ⇒15:25湯本駅