ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

両雄死す

2007-07-16 15:24:55 | Weblog
タイトルを見てピンと来た方。
見てますね~、「風林火山」
私も見てますよ~。
「新選組!」に続いて、真剣に見ております。

                  

で、改めて通常の大河と組!との違いを肌で感じましたね。
組!はドラマの進行速度と現実の時間の進行速度とに、
それほど大きな差が無いのです。
描かれているのがたった2年の間に起きたことなので、
場面が変わっていきなり「3年後」とかにはならないんですよね。

通常の大河は主人公の幼少期~最期を描くので、
どんどん時間が飛びます。
「風林火山」は幼少期からはやってませんが、
それでも、20代だと思っていた勘介が、
いつの間にか40代になってますからねぇ。

で、前半は勘介の居所がなかなか定まらない上、
周囲の人間関係もかなり複雑で、
「そちは誰の味方ぢゃっ!」てなもんでしたが(笑)
ようやく勘介は武田の軍師となり、がっくん扮する上杉も登場し、
いよいよか・・・ってところで、殿のご乱心(?)

      

亀治郎さんは「十二夜」初演で拝見して、
いい役者さんだな~と思っていましたが、
今回は濃いぃ感じがハマってますねぇ~
怒りの形相なんて、歌舞伎の見得以外の何物でもないでしょう(笑)
そして最初の‘若’の頃に比べて、ご乱心の‘殿’のこの頃、
顔つきも全然違いますね~。
近頃はかなりの悪人顔になってらっしゃいます

そして、昨日。
暴走気味の御屋形様(って書くんですね。親方様かと思ってました)を
自らの命でもって諌めた両雄、板垣と甘利の死。
涙なしでは見られませんでした
2人の熱演、素晴らしかったですね。
これぞ大河の醍醐味!と思いました。
戦の映像もかなり大掛かりなもので迫力満点でしたし。

きっとこの2人の死を機に、勘介は真の軍師になるんですよね。
今後の展開が楽しみです。
 
              

・・・・・・で。
晴信の影武者を引き受けた伝兵衛、死んじゃったのかな?
伝兵衛さん、好きなんだけどなー。
「そちは真の武士である」という板垣の言葉、
伝兵衛さんと一緒になって感動してました。
‘真の武士’という言葉の重みが、ね。

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