4月12日の土曜日、京都府宮津市養老魚港から「宮津丸」で午前7時に出船した
今日のメンバーは、「まっさん、ローズちゃん、タタミちゃん、青ちゃん、桑ちゃん、里やん」と私の7人。
大阪からは朝4時に出発して、第二京阪~京都縦貫道を通り終点の宮津天橋立の釣具屋まで約1時間半で到着。
4月中旬にもかかわらず、途中の山合いではマイナス度の気温。
車を降りて震えながら皆が仕掛けを買いに行く・・・。
コンビニでおにぎりと飲み物を買い、宮津養老魚港へ6時半に到着。
いつものようにじゃんけんで釣り座を決め、竿をセットして、午前7時に出航。
目指す先は、経ヶ岬から北東の沖合い数十キロにある「浦島礁」。
雲一つない絶好の釣り日和で波風も穏やかな中、船を約1時間半走らせ水深約150メートルの白ソイ(タヌキメバル)ポイントへと到着した。ポイント周辺には先に3隻の船が・・・。
幹糸8号、ハリス7号、丸せいご18号6本針、枝40cm、80cm間隔の自作仕掛けに80号の錘と餌のホタルイカを付け投入。べた凪で潮もなく、糸は真っ直ぐに降りる。
錘が底に着いて糸ふけを取り、ふわりと仕掛けを浮かし誘いを掛けると小気味の良い白ソイらしい当たりが・・・。追い食いさせようと暫く待つが後が続かず、仕方なしに巻き取ると25cmほどの丸々と太った白ソイが早速お目見えした。白ソイをバケツに入れると口からアミエビのような小海老を吐き出す。
潮が全く動かずさほど食いは良くない中、船釣り初参戦の「桑ちゃん」が白ソイをダブルで釣り上げ、思わず笑顔がこぼれる・・・↓
どうやら白ソイは底の方で掛かり、ゆっくり巻き上げると大きい白ソイや沖メバルが上針に掛かるようで、これをイメージしながらやってみると腹パンパンの40cmオーバーの白ソイが釣れた・・・↓
「里やん」は良型の沖メバルを釣り上げ満面の笑顔・・・↓
「タタミちゃん」も順調に釣り上げたところで、時間は午前11時・・・。
ここまでで白ソイ、沖メバル、オコゼとある程度の土産を確保できたので、東側へ船を約20分走らせ、水深120~130メートルの「ノドグロ」ポイントへ移動。
船長の読み通り、一投目から本命の「ノドグロ」が釣れたものの後が続かず、もう一度西へと移動。
このポイントでは、何でも釣れるとのことで、沖メバルや白ソイ、宗八カレイがポツポツ釣れ上がるが、数はあまり出なかった。
やや深いポイントへと移動し、仕掛けを投入するやいなや、私の竿に締め込むような強い当たりが・・・。ドラグを緩める間もなく、7号のハリスがいとも簡単に切られてしまった。この魚の正体を知るべく10号のハリスに交換することにした。納竿の時間を延長し、皆が大物狙いへと仕掛けを変更する。
強い引きを見せたのはサメばかりかと思われたその時、私の竿に締め込むような当たりが・・・。竿を手で持ちドラグを調整し慎重に巻き上げる。
水深40メートル位から引きがなくなり、これはひょっとしたらと期待が膨らみ覗き込むと。
期待通り、茶色っぽい魚体が浮かんできたではないか・・・。
55cmとやや小ぶりながら、幻の高級魚「アラ」に皆のテンションが上がる・・・↓
後へ続けと皆が真剣に竿を手に持つ・・・。
約1時間後「まっさん」にも同じサイズの「アラ」が釣り上がったところでタイムアップ・・・↓
結局、この日の7人の釣果は、55cm級のアラを2匹、25~43cmの白ソイを54匹、38cmまでの沖メバルを9匹、のどぐろ28cm2匹、30cmまでの沖オコゼを2匹に30cmの宗八カレイとまずまずの釣果であった。
翌日、自宅に持ち帰った「アラ」は大皿に盛り付け、「薄造り」と「しゃぶしゃぶ」にして美味しく戴いた。