本日付で
「いやしんぼ探検隊」を結成しましたのであります。
目的および活動内容は
「皆さんが気になる美味しいものをワタクシが代表して、
つまりただ単にワタクシが気になっている食べ物の徹底的研究、
つまりただ単に口へ運ぶことへの遂行」であります。
隊長はワタシ、さらに隊員A、B、Cを兼務します。
さて、記念すべき第1号は…大通り西2丁目の「さえら」。
サンドイッチの専門店!サンドイッチ王国に潜入です。
気になっていたのですが、行ったことがなかった。
どうやら雑誌にもよく掲載されていて有名らしいですね。
知らなかった。
だって、こんなふつうの佇まいです。
オバサン向け、いや、中高年の
女性向け洋装品店の脇ですよ。
そこからさらにもぐって地下3階ですよ。
さあ!潜入だーっ!時間は午後1時半。お昼のピークを超えたころ。
少し空いているかと思いましたが、人でいっぱい!
小さい店というわけでもないのですが、満員!
(ちなみにこの満員はワタシがいなくなるまでずっと続く)
9割女性。平均年齢は…40は超えていると思う。
半分が奥様2人組、残りは1人で来てる。
お買い物の合間、帰り、あるいは仕事中など…といった
ちょっと珍しい客層。
一方店員は全員男子。
オーナーと思しき50歳代くらいを筆頭に、あとは20歳代か。
てきぱきとこなす5人。全員茶色のポロシャツ。制服らしい。
忙しいので無駄口一切なく、くるくる回っている。
さて、数分待ってカウンターへ通される。
すばやく茶ポロ店員からメニューが出される、
と同時に何か言っている?
んんん?と聞き返すと
「きょうは、タラバがにサンドは品切れになりましたから」
ここの名物のひとつなんです。タラバガニサンド。残念。
挑戦してみたかったのだが…。
気を取り直してメニューを開く。
メニューは14種類あります。すべてメモをしてくるのを忘れたのですが
野菜、卵といった定番ものから、
フルーツ、チャーシュー、カレーコロッケ、エビカツなどなど。
悩んで、フルーツとエビカツにしました。
!!!!
エビカツのマルマルマルマルがなんだかカワイイですよね。
フルーツはタラバガニと並ぶこの店の看板メニュー。
クリームがあっさりだけどクリーミー。サンドイッチにはちょうどいい感じ!
エビカツは注文から揚げてくれるので
ホッカホカ。かじるとサクッとプリッが同時に味わえ、楽しい~。
ちょっと違うテイストのものを選んで大正解。自分で自分をほめてあげました。
さて、周りをちょっときょろきょろ。
フルーツが多く、あとは卵、さらにチャーシューもいました。
チャーシュー辺りは何か秘密のソースでもつけているのかしら?
気になる木。
食べているほとんどの女性はリピーター風。それぞれのお気に入りが
あるんでしょうね。
静かに、でも満足そうに食べていました。
一方店員さんは大騒ぎです。
(実際、騒ぎはしないですが、そんな気持ちだと予想するのです、ハイ。)
うず高く積まれているパンに次々とバターを塗り、
具をはさんでカット!カット!カット!
この動きがすごく早いのなんのって
当たり前だけど、パンの使用量もすごい…
次々と新しいパンがかげから出されて、またサンドイッチになる。
そこでふと思いました。
「パンの耳ラー」としては、耳の行方が気になるのです。
捨ててるのかな。だとしたらもったいなさすぎる~。
どうしているんだろ?
少なくても私のサンドイッチにはつけたままでいいのだけど。
そういうオーダーした人、あれだけお客さんいる中でもいるかな?
それにしてもいまやコンビニでも定番になりつつある
サンドイッチに注目して専門店をつくるって
ちょっと逆転の発想ですよね。
そんなサンドイッチで勝負しても…と思うのが大抵だと思いますが
でも、サンドイッチの世界は具もいくらでも研究できるし、
私たちが大好きな食べ物のひとつ。奥深い世界であります。
そんな専門店…さすがだなあ、とちょっと思いました。
ごちそうさまでした~!!