ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々を中心に、いろいろ書いてます。最近はキャンプ備忘録のようにもなっているとかいないとか・・・

さっちゃんのまほうのて

2019年01月05日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
ムスメが冬休みに学校から借りてきた本です。




たいして見もせず放置していたのですが、冬休みが終わる前までには読み聞かせしようと思い昨日読みました。

なんの気なしに読み始めたのに、読みながら号泣してしまいました

聞いているムスメが、

「お母さん、なんで泣いてるの?」

っと不思議がっていました。

さっちゃんという女の子はうまれつき右手に指がない障がいがあり、そのために
お友達から「変」と言われ、幼稚園に行かなくなるのですが、
お母さんはちゃんとごまかすことなく、さっちゃんの障がいについて説明をし、
お父さんにも支えられ、力強く前向きになるというお話です。

あぁ、今思い出しても泣けてきます。

子供は思ったことをそのまま言葉に出す残酷さがあります。
「変なの。」と言われ、さっちゃんがお母さんに「どうしてこんな手なの?」と詰め寄るのですが、
お母さんがしっかりと向き合って説明する場面は本当に胸がつまります。

障がいがあったとしても、それに向き合い、前向きに生きることの大切さを教えてくれる本でした。

ムスメにはどう響いたか分かりませんが、大人の私のための本という感じでした。
障がいがある人たちのためではなく、健常者である我々が読むべき本です。

手がない人、足がない人、知的障害、難病を抱えてる人、世の中にはとにかくたくさんの人がいます。
偏見のまなざしで見るのではなく、ありのままの姿を受け入れることの大切さを改めて感じます。

子供から教わることは多いですね。

書いたとおり、子供は残酷な面がありますが、その反面、いったん受け入れたら
大人が驚くほどボーダーレスに受け入れられる柔軟性があります。

自分もそんなボーダーレスな感性を持ちたいと思っています。

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