駅ビルの書店で働く杏子のもとに、
長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。
彼女の勤める地元の老舗書店に幽霊が出るようになり、
おかげで店が存亡の危機にあると知らされた杏子は、
アルバイトの多絵と共に信州へ赴いた。
だが幽霊騒ぎだけでなく、
二十七年前に老大作家が
弟子に殺された事件をめぐる謎までもが二人を待っていて…。
人気の本格書店ミステリ、シリーズ初長編。
前作は短編だったけど今作は長編です。
やっぱ長編の方が読み応えあるね。
本屋の謎は本屋が解決☆
ってな訳で、今回も解決しちゃうんですよ。
バイトの多絵ちゃんがね。
多絵ちゃんの洞察力は凄いわ。
刑事顔負けよ。
解決したけど、なんとも後味が悪いというか・・・
「書店で3時間は軽い。」と言った杏子の台詞に共感。
3時間どころか、多分1日でもいれると思う(笑)