episode9
『医療ミス』
寺内は結局死亡。
白鳥は病状の急変を疑う。
長谷川が病状の進行によるものだと言うが、
白鳥は納得しない。
鎮痛剤であるオピオイドの注入速度が
2.5mlのところ25mlになっていた。
過剰投与による呼吸停止らしい。
「このチームの誰かが、
誰かがオピオイドの注入速度を間違えた。
寺内さんの死因には、
医療ミスの可能性があるということだ!!」
オピオイドを用意したのは和泉だった。
白鳥はグッチーに医療ミスの他に、
誰かが故意にやった可能性もあると話す。
速水を問い詰める白鳥。
「それを調べるのはお前だ。
生きてる人間を調べるのが俺。
死んだ人間を調べるのがお前。だろ?」
和泉は自分が書いた怪文書がきっかけで
こんな事態になったと。
そして医療ミスをしたのも自分なのかもと・・・
栗山に話を聞きに行くグッチーと白鳥。
寺内のことについて、何か気づいたことがないかと。
倫理委員会の後、寺内が痛がっていて和泉を呼び、
チェックしてもらった。
その後、泌尿器科を受診する前にいなくなり、
そして亡くなったと。
和泉は速水を呼び止め、
怪文書を書いたのは自分だと告白。
医療ミスも自分のせいなんじゃないかと。
「くだらん。」と速水は一言。
鴨志田の秘書の岡村に声をかける白鳥。
鴨志田には取り次いでもらえないから直接来たと。
寺内が亡くなったことを告げる白鳥。
しかも不自然な医療ミスで・・・
寺内のカルテを見てるグッチー。
そこへ帰って来た白鳥が、
取り敢えず種を蒔いて来たから、
何かリアクションがあると。
岡村が事務長に電話。
寺内の遺体を引き取りたいと言う。
岡村に会いに来た寺内の娘。
東城医大は信頼出来ないから、
一刻も早く遺体を引き取り、
他の病院で調べるべきだと岡村に言われる。
事務長は救命チームを全員集め、
寺内の遺体を返すと言う。
「種を蒔いたばかりなのに、
さっそく芽が出ちゃったよ~、グッチー。」
白鳥は寺内の遺体の解剖を要請する。
事務長は反論するも、
ここで明らかにしなけばと白鳥。
そこでグッチーが死亡時画像病理診断をと提案。
寺内の娘を説得するグッチー。
東城医大は信用出来ないと娘。
遺体は帰ってこないし、
医療ミスだと言われるしと・・・
「だからこそ、本当の原因を突き止めなければ
いけないんです。
次の患者さんのためにも、寺内のためにも。
それが医師として、患者さんのために出来る
最後のことだから。」
グッチーを信用すると言い、検査に同意する娘。
死亡時画像病理診断を始める。
が、異常は見つからない。
「喉。」
と速水が頸部のCTを要求。
気管が狭くなっていた。
喉仏の甲状軟骨と、その下の輪状軟骨が
脱臼していた。
「寺内さんは何者かによって
窒息死させられたんだ。
これは明らかな殺人だ!!」
と白鳥。
白鳥が速水によく気付いたなと言う。
速水は昨日の崩落事故で運ばれて来た
患者を見てて気付いたと。
「お前にはまだ運があるのかもしれないな。
ジェネラルはまだ剣を置かず戦い続けるか。
寺内さんは鴨志田の後援会の人間だった。
その寺内さんがお前のいる
救命救急センターで殺された。
これ、偶然と言うには
ちょっと出来過ぎだと思わないか?
お前、もう何にも隠してないよな?」
その時、速水がふらつき白鳥にもたれかかった。
大丈夫かと白鳥に聞かれるが、
何も答えずその場を去る速水。
速水、何かの病気なのか?
白鳥もちょっと心配そうだった。
早く結末が知りたい・・・
チーム・バチスタの栄光 全11話
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