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『女子高生は見ていた!』
「女の人が殺されちゃうかも」
と警察に通報が入る。
結城は友人・杉山佳恵のマンションに遊びに来ていた。
その時、警察が訪ねて来て通報のことを聞く。
最近イタズラが多いとのことだった。
人気漫画『純情クリスタル』の原作者・木谷きららこと、
木谷伸枝が山梨の渓谷で遺体で見つかったと
ネットのニュースで見た小池が大騒ぎ。
小池はその漫画のファンだった。
そのニュースを読んだ結城は驚きを隠せなかった。
木谷の住んでいたマンションは、
先日結城が遊びに行っていた友人のマンションと同じだった。
あの通報は間違いではなかったのではと思った結城は、
通報内容の録音を確認。
すると通報の部屋は正面から見ると友人宅だが、
ベランダ側から見ると木谷の部屋だった。
結城は安積にそのことを報告。
木谷の部屋を調べさせて欲しいと願い出る。
結城は鑑識の木村を連れて木谷の部屋を捜索。
カーペットの下からルミノール反応が出た。
安積に報告する結城。
安積は真山に報告。
山梨県警が事故死と断定したため、
犯人逮捕を条件に再捜査を了承してもらった。
尾崎と小池は担当編集者・藤巻に事情を説明し、
作画担当・飛鳥あかりに話を聞くことに。
そして飛鳥とアシスタントの広沢から話を聞く。
一方、安積と結城は通報したと思われる人物の自宅を訪問。
しかし留守のようで近所の人に話を聞くと、
仕事に行っているのではないかと。
仕事場を訪ねた安積と結城は声をかけ説明をする。
すると電話をかけたのはその人の娘・果歩だと判明。
一緒に自宅へ行き果歩に声をかけてもらうが、
部屋から返事はなかった。
理由は分からないが、
ひと月前ほどから引きこもるようになったと。
結城は通報を信じなかったことを後悔した。
果歩のことを知るために学校に話を聞きに行くも、
誰も答えてくれなかった。
その時、ひとりの女子高生が結城に声をかけて来た。
果歩が学校に来なくなったのは自分のせいだと。
結城は果歩の家へ。
友達から手紙を預かって来たとドア下から渡す。
そこには謝罪の言葉と会いたいと書かれていた。
友達は2人でイジメに遭っていても耐えてたのに、
イジメ側に加わってしまったこと後悔していた。
尾崎と小池は飛鳥が事件当日に車を使っていたことから、
車を調べるのに鑑識を呼ぶ。
すると血痕を発見し車を押収することに。
安積にマルさんから報告の電話が。
押収した車を調べたら車の座席をズラした跡があると。
その跡から考えると身長が170cm以上の者が
運転したとのこと。
となると飛鳥が運転したのではないと判明。
アシスタントの広沢の身長も飛鳥とほぼ変わらない。
編集の藤巻がそのくらいの身長だと・・・
その頃、果歩は純情クリスタルを読んでいて、
巻末にあるイラストを見て気づいた。
あの日、殺していたのはこの人だと。
急いで結城に電話する。
結城はすぐ行くから待っててと言うが、
自分も駅に向かうと果歩。
果歩は部屋を飛び出し向かおうとするが、
その時、藤巻と広沢が現れ、果歩をさらう。
結城が果歩の家へ向かったが、
既に果歩はいなく、電話するが電話にも出ない。
安積から連絡があり、藤巻と広沢の居場所が分かったと。
ひとりで無理するなと言う安積。
結城は現場に向かうと果歩が縛られていた。
藤巻と広沢は果歩が自殺したように見せるため、
細工をしている最中。
遺書を書けと言われる果歩。
そこへ結城が飛び込んで藤巻ともみ合いに。
怪我をしつつも藤巻を捉えるも、
広沢が果歩にナイフを向け結城を脅す。
すると安積たちが駆けつけ、無事に逮捕された。
結城は安積から果歩が学校へ行くことを聞いた。
次の日、その姿を見に自宅の近くに行く結城。
友達と一緒に学校へ行く姿を見て嬉しそうに笑った。
小池がはしゃぎ過ぎて尾崎に怒られるところが
なかなか良かったですね~。
尾崎は最初の頃と比べると大分丸くなったよね。
あの刺々しさというかツンツンというか、
そういうところが出てこなくなったような。
にしても、班長の活躍がなかなか見れませんな(‐∀‐;)
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