第6話
『男が子供だから女は鬼嫁か泣く嫁になるしかない!』
ファミレスで待っていた諒のところへ明希が来る。
待ってる間に寝ていた諒は、
いつも見る北海道行きの寝台列車の夢を見たと。
その夢は高校の時、駆け落ちした時のことだった。
誰も自分たちを知らないところへ行こうと、
2人で乗った寝台列車。
諒は彼女を幸せにすると思っていたが、
彼女の方は誰でも良かったようで・・・
諒たちを待っていた光生は、
そのままソファーで寝てしまい風邪を引いたよう。
けど会社は休めず仕事に行く途中で、
ジョギングする灯里に遭遇。
昨日何故来なかったのかと聞く光生に、
「すいません」とだけ言い、走って行ってしまう。
仕事が終わり家に帰った光生。
すると結夏が風邪を引いて寝ていた。
翌朝はどうしても店を休めないと結夏。
光生も仕事を休めないと言う。
その時、淳之介から電話がかかって来た。
結夏の代わりに店番をする淳之介。
なんとクリーニング屋でのバイト経験があるようで、
仕事を分かっていた。
仕事帰りにクリーニング屋に寄る光生。
淳之介はパートさんとも馴染んでいた。
淳之介に家に荷物を運んでもらった光生。
結夏は晩御飯食べて行きなと誘う。
けど食事を作るのは光生。
「結夏さん」と親しげ呼ぶ淳之介にちょっぴり嫉妬気味の光生。
そんな光生を気にせず光生に話しかける淳之介。
いつものように偏屈な言い方をする光生が
気にかかる結夏は光生に注意する。
淳之介は頭がいいと褒めるが結夏はそれを否定。
光生に対抗し淳之介はそれでいいんだと言う。
「素直で真っ直ぐに生きている方が、
周りを幸せにするんだから。
頭がいいとか、知識があるとかより、
人を元気に出来ることの方がよっぽど価値がある。」
結夏の言葉に光生も賛同。
自分にはないものだ。
淳之介が帰った後、結夏にお似合いだと言う光生。
そして「おめでとう」と言われる。
結夏は複雑な心境だったが「ありがとう」と返す。
翌朝、バイクを取りに来た淳之介が昨日と同じ服だったので、
結夏がどうしたのかと聞く。
すると光生の家を出た後、コンビニのバイトに行っていたと。
寝てない淳之介を気遣い、家で寝ていくよう言う結夏。
そして自分は風邪でお風呂に入ってなかったので、
お風呂に入ることに。
淳之介は光生のベッドで寝る。
そこへ、亜以子が風邪を引いていた結夏のために
お弁当を作って家へ持って来た。
ベッドに光生が寝ていると思い、
仕事はどうしたのかと布団を剥ぐと、
若い男が寝ていてビックリの亜以子。
そこへ歌を歌ってお風呂から出て来た結夏は、
亜以子がいることにビックリ!!
亜以子は勘違いをしたまま、「お邪魔しました」と帰って行った。
結夏は言い訳も出来ずに呆然・・・
一方、光生は菜那から食事の約束のメールをもらう。
会ってまた色々言う光生に、
自分を面倒臭いと感じたことはないのかと菜那。
最初に自分を面倒臭いと感じたのは幼稚園の時らしい。
そんな自分がイヤになると言う光生に菜那が言う。
「そのままでいいんじゃないですか?
私、濱崎さんのめんどくさいところ好きですよ。」
そんな菜那に光生は「考えときます」と。
菜那は光生がさっきからずっと別の人のことを考えていると言い、
「分かりました」と帰って行った。
その時、前方から諒と明希の姿が!!
何故か3人でファミレスに。
光生はずっと気になっていた婚姻届のことを聞く。
「すいません」と頭を下げた諒はすぐに居眠り。
明希が代わりに説明をする。
最近は大学で寝泊りしているとのこと。
光生は明希から諒の夢の話を聞かされた。
駆け落ちした彼女は担任の先生と付き合っていたよう。
彼女はそこから逃げたかった。
連れ出してくれる人であれば誰でも良かった。
17歳だった諒は来年結婚しようと告げ、
彼女は「嬉しい」と答えたそう。
けど、結婚はしないとのことだった。
諒はいい人だけど、諒じゃ足りないと言われた。
結婚したいのは先生だけだと。
その駆け落ちは捜索願のせいで3日で終了。
学校に先生との関係もバレ、先生は懲戒免職。
彼女も退学になった。
学校に残ったのは自分だけ・・・
自分には何が足りないのか考えた諒。
先生が美術の先生だったから美大に入ったのだと。
でも彼女は結局別の男性と結婚したとそう。
「彼は幸せを望むのが怖いんです。
将来のことを考えたり、
そこに何かあったかいものがあると想像すると、
それと同じだけ壊れた時のことを思ってしまう。
不安になる。」
浮気がダメなのは分かってるはずだと。
けどやめられない。
それでも諒は灯里と別れないと言う。
光生は諒を連れ、灯里と話す機会を作る。
家に諒と灯里を招き、結夏も含め4人で話をすることに。
ビールを出し「乾杯」と空気が読めない光生。
灯里はビールを飲み干す。
諒との話し合いのはずが光生にとばっちりが。
説明しようとする諒だが、灯里は聞く耳持たず。
謝罪も一切いらないと。
「諒さん、あたしが頼んだこと断らないよね。
お願いします。 別れて下さい。」
「イヤです。」
灯里と別れることはどうしてもイヤな諒。
今度浮気したらおちんちんを切ってもいいと言い出した!!
その言葉に切った痛みで誤魔化せると思ったら
大間違いだと結夏。
灯里は呟いた。
「悲しいとかじゃないの。
苦しいとかじゃないの。
だって、負けてるんだもん。
浮気はやめてとか、嘘はやめてとか。
負けてる方は正しいことばっかり言って責めちゃうんだよ。
正しいことしか言えなくなるんだよ。
正しことしか言えなくなると、
自分がバカみたいに思えるんだよ。」
灯里の言葉に「分かる」と結夏。
「バカみたいで恥ずかしくて、
当たり前なこと言ってる自分がバカバカしくなるんだよ。
男が、あんたたちが子供だからだよ。
男が子供だから、女はこうなるの。
妻って結局、鬼嫁になるか、
泣く嫁になるかの2択しかないんだよ。
バカバカしい。 夫婦なんて茶番だよ。」
「結婚なんかするからこんなことになるのよ。
一人で生きて一人で暮らせばいいの。
みんな一人なんだよ。」
頭を抱え込む諒。
部屋には沈黙が流れ・・・
その時、光生が叫ぶ。
「ダメだよ! ダメでしょ!
そういうこと言ってたらダメでしょ!!
そういうこと言ってたら、
大概ここにいる全員誰も幸せになれないでしょ。
そんなんじゃ・・・そんなんじゃ、
ファンキーでモンキーなファミリーズになれないよ!!」
意味分かんないというような顔で光生を見る3人。
諒のトラウマ?は分かったけど、
本命?の灯里がいるのに
浮気するのはそれと関係ないと思う。
亜以子と結夏のとこ面白かった。
年下の男の子(笑)
亜以子は思いっきり誤解してるよね~。
どうすんだい。
次回離婚のことバレたっぽいけど・・・
でも「離婚は許しません」って言ったって、
既に届け出してるんじゃ許しませんも何もないよね(‐∀‐;)
もっと突っ込みたいところはあるけど、
取り敢えず次回を楽しみにしておくことにするよ。
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