『重体の幼児と消えた母親…聖母か魔女か?
白骨死体に隠された謎、嘘つく女VS心を読む女、
女の壮絶取調室解禁』
練馬北署強行犯係の巡査部長・魚住久江は、
職場でテレビのニュースを見ていた。
武蔵野市の雑木林で発見された遺体が、一部白骨化しており、
死後半年ほど経過していると伝えるものだった。
久江が煙草を吸いに外に出ると、
警視庁捜査一課の金本健一が現れた。
金本は、10年前は捜査一課で活躍していた久江に、
「なぜ戻ってこないのか?」と尋ねる。
久江は「自分には所轄の方が性に合っている」と告げる。
久江が部屋に戻ると、自宅で頭を強打した1歳半の男児が
病院に運ばれたという連絡が入っていた。
原口に同行して、病院へ向かう久江。
病院では、ケガを負った男児・斉藤守のそばに、
父親の明と、明の母の和代が付き添っていた。
この日は明も和代も出かけており、
その間、守を見ていたのは母親の由子だが、
和代が帰宅するとぐったりと守が床に倒れており、
由子が行方不明だという。
後日、久江が斉藤家を訪ねると、
部屋の中はきれいに片付いており、
家具に保護ガードが設置されているなど、
守への気遣いが随所に感じられた。
だが、久江はそこに矛盾を感じる。
久江と原口は聞き込みに回るが、
由子の周辺からは大した情報は得られなかった。
そんな折、歩いてきた若い女と久江が軽くぶつかる。
地味で化粧気のないその女は一瞬、久江を見るが、
すぐに顔をそらし、沈んだ顔で去って行った。
そこへ、中央公園付近で男の変死体が発見され・・・。
誉田哲也原作小説のドラマ化。
『ストロベリーナイト』程のグロさはなく、
人間味を大事にしたミステリーって感じでした。
原作は読んだことないけど、
それなりに面白く出来てたように思う。
ただラストで母・和代が知美に
守をお願いみたいなこと言ったけど、
知美だって罪に問われるんじゃないのか?と・・・
その辺はどうなんだろうか。
私的には姫川シリーズの方が好きですがね。
原作の方は機会があったら読みたい。
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