大学生の凛弥は、ある日吉祥寺のハモニカ横丁で
「ベーカリー・ソルシエール」というパン屋を見つける。
ほんのり甘苦いミルクティーブリオッシュや、
カリカリのカレーパンの魅力的な香りに誘われ思わず中に入ると、
透明感のある綺麗な店主・加賀見が接客をしていた。
加賀見はお客さんの悩みを何でも解決してしまう、
巷で噂の「パン屋の魔女」だった。
そんな魔女との出会いから、
二人の周りで起こる日常の謎を一緒に追うことになる――。
「ベーカリー・ソルシエール」で巻き起こる、
吉祥寺の謎とあたたかい人との繋がりの物語。
日常の謎解きでほのぼのとした雰囲気が良かった。
けど最後の話が急にサスペンスのようになってビックリ。
しかも店主さんにも謎があったとは。
面白かったけど凛弥のキャラがちょっと苦手だったので、
読んでてイラっとする時も・・・
登場するパンが美味しそうで読んでいてお腹が空いた。
無性にパンが食べたい。
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