コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

聴くことはリアクションを返すこと

2015-10-30 04:24:36 | Weblog
コーチングは、
1 アイコンタクト、
2 うなずきと相づち、
3 おうむ返し
の3つを意識しながら相手の話を聴く必要があります。

まず「アイコンタクト」ですが、
相手の気持ちや
エネルギーの変化などを見逃さないよう、
よく相手を観察する必要があります。

ただし相手の目を見るということは、
あくまでも
“あなたを見守っていますよ”という意志を伝え、
そして相手の変化を観察することが目的ですから、
長時間凝視したり、
視線を合わせ続ける必要はありません。

ストレスを感じない程度に、
やわらかく、
包み込むような視線を投げかけるようにしましょう。

次に「うなずきと相づち」です。
自分が話している時に、
相手が何のリアクションも返してくれなかったらどうでしょう?
話を理解してくれているのかどうか分からず、
とても話しづらいでしょう。
そこでコーチはうなずいたりあいづちを打つことで
「ちゃんとと興味を持ってあなたの話を聴き、そして理解していますよ。」
という情報を送る必要があるのです。
それから、
相手の言葉をそのまま繰り返して伝える
「おうむ返し」というテクニックがあります。
日常会話では、相手の言葉に対して
何か自分の見解を述べるのが一般的です。
たとえば相手が
「あなたは、うちの係の救世主です!」と言えば
「わぁカッコイイですね」といった具合です。
ところが、
コーチングでは相手に信頼感を与え、
気付きを深めてもらうことが目的ですから、
「コーチがちゃんと受け止めてくれている」と実感してくれるよう
「おうむ返し」をすることが好ましいのです。

相手から引き出す

2015-10-29 06:26:54 | Weblog
この世で一番自分を納得させることができる人は
誰なのでしょうか?

それは他ならぬ自分自身なのです。

ビジネスではコーチングを採り入れ、
商品やサービスに関する過剰な説明は控え、
相手に質問を投げかけて
二ーズを引き出すことにウエートを置いた
セールスパーソンが増えているようです。

相手からニーズを引き出す
コーチング的セールストークとは何でしょう。

セールスバーソン:あなたが今求めておられることは何ですか?
顧客:私は個人事業主なんですが、
もっと売り上げを上げたいんです。
そのために、より効果的な研修を提供するノウハウも欲しいですね。
セールスバーソン:そのためには何が必要だと思いますか?
顧客:自分の強みを再確認することと、
自分にないノウハウを持った講師に接触することでしょうか。
セールスバーソン:このセミナーを受けることによって、
何が得られると思いますか?
顧客:自分の習慣を振り返ることもできるし、
このセミナーを体験することで、
新しいノウハウを身につけることができそうな気がしますね。
のようにです。


良いものはパクルことから始まる

2015-10-28 06:37:22 | Weblog
創造的な人は、
素直に人の真似をします。

逆に言うと、
クリエイティビティに鈍感な人ほど、
真似をしません。

優秀なドアマンは、
千円札を10枚、
ポケツトに忍ばせているそうです。

お客様がホテルにタクシーで乗り付けたとき、
たまたま一万円札しかないことがありますよね。
フロントに行ってお金を崩すのも面倒ですから、
ドアマンがその場で両替できれば便利です。

もちろん、
タクシーのお釣りはドアマンの責任の範疇ではありません。
しかし、お金もかからなければ、
絶対、誰にも非難されない、
むしろ喜ばれるサービスです。

この話を聞いて
「なるほど」と思った他のホテルのドアマンは、
すぐにパクればいいのです。
「自分には自分のアイデアがある」と
撥ねつける人は愚か者です。

なぜなら、
ドアマンにできるサービスのアイデアというのは、
いくら創造的な人でも30くらいしか思いつきません。
普通の人なら2,3でしょう。
だったら、いろいろな人
のアイデアをパクつて100にし、
それらを全部自分のものにしてしまったほうが賢いですね。

そもそもアイデアとは、
パクリ合いで生まれます。


「決断」と「決めて断つ」と書く

2015-10-27 06:28:16 | Weblog
自分が実現したいという夢があって、
それに関しては死に物狂いで取り組む覚悟があるならば、
その一方で自分の人生の枝葉末節のものは
すべて切り捨てるという別の決断も必要になります。

つまり、「続ける」という決断の裏には、
「やめる」という決断をも必要になるのだ。

自分に向いていないもの、
関心のないもの、
自分の人生に必要のないもの、
好きになれないもの、
意味のないものは「やめる」ことが重要です。

他人にとってそれは重要かも知れないが、
自分にとって重要でなければ、
やめるのは悪い選択肢ではありません。
自分にとって大きなものではないと思えばやめるしかないし、
間違えたと気付いてもやめるしかない。

余計なことを
「やめる」ことによって必要なことに集中できます。
それによって人生がすっきりします。
迷いもなくなります。
どうでもいいものを「やめる」と、
それだけで時間も、
情熱も、
資金も、
重要なものに集中させることができます。

何でもかんでも、
ただ続ければいいというものではない。

優れた会社は常に選択と集中をして、
余計なものを切り捨てるのだが、
この選択と集中は、
どちらも一点に全力投球する行為であることに
気付かなければなりません。

つまり、
他の枝葉を切り取らなければ、
選択も集中もできないのである。
逆に言えば、
選択と集中を実現するためには、
どうでもいいものをすべて「やめる」しかありません。

行き当たりばったりの人が言う「やめる」と、
選択と集中に取り組んでいる人が言う「やめる」とは、
同じ「やめる」でもまったく意味合いが違います。


おびえが状況を作り出す

2015-10-26 05:54:10 | Weblog
幽霊がいると思うから、
いもしない幽霊が見える…。

おびえが
その状況を作り出します。

心霊スポットのほとんどは、
このような人間心理で
生まれたものだと言われています。

これは心霊スポットだけではなく、
日常生活でも起こることです。

「この仕事、うまくいかないんじゃないか」
と思えば失敗する確率が高くなりますし、
「風邪をひくかもしれない」
と思っていると風邪をひきやすくなるのです。

逆にいえば、
おびえを消し、
成功のイメージを浮かべることができれば、
願望実現の確率は圧倒的に高くなります。

私は時折「絶対に風邪をひかない」と豪語します。
これは言いませんが
風邪をひかないような努力は欠かせません。
豪語している以上、
風邪はひけないのです。

その結果、風邪は10年以上引いていません。
怯えや不安を払拭し
成功のイメージだけをもち続けることは
本当に大切であると思います。