コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

二つの未来画面を比較する

2022-11-30 07:24:58 | Weblog
もし相手がAの行動と
Bの行動をとった場合の
どちらが良いか迷っている、
などという場合に、
実際に目の前に大きなスクリーンをイメージしてもらい、
それを左右一分割にします。

そして左にはA、
右にはBを実行した場合の
未来映像を描いてもらい、
それぞれの特徴を比較してもらいます。

ただ言葉で長々と話していくよりも
鮮明に比較対照ができ、
AにするかBにするか決断しやすくなります。


宿題の嫌いな人

2022-11-29 07:19:03 | Weblog
私のクライアントで
宿題が大嫌いな人がいます。

最初のうちは、
小さめの宿題にする、
相手に選ばせる等いろいろ工夫しようとしましたが、
一度も実行してこないのです。

ところが宿題以外のことで
セッション中に話したテー マでは、
かなり成果をあげてくるのです。

そこで
「私はもう宿題は出しません。
あなたがセッション中に納得したことを、
ただ実行してください」
と伝えました。
いまその人の会社は
売上げ五割増しです。


コーチにいいところを見せたい

2022-11-28 07:25:32 | Weblog
クライアントが
こういう気持ちから
発言しているように見えたら
どう受け取るべきでしょうか?

私はそれが相手の能力を引き出すことに
役立つのなら活用すべきだと思っています。

自分もいいところを見せたい。
自分を証明したいという気持ちが
エネルギーになる面がありますから。

ただし、
それが無理な背伸びや
その反動の落胆につながる可能性を感じたら、
「ゆっくりいきましょう」
と言いますね。


事前確認の重要性

2022-11-25 07:26:30 | Weblog
「どちらかというと冒険するほうですか、
慎重なほうですか?」と聞いた後で、
自分は基本的には慎重なほうだと
伝えておきます。

クライアントも慎重な場合、
冒険することを促進する方向の刺激がほしいか、
慎重であることを
尊重する対応がいいか聞きます。

冒険する傾向が強いなら、
それをあおるほうがいいいか、
慎重に諌めるほうがいいか聞きます。

そして相手が望む方向を
促進する反応をするよう心がけます。

事前確認があれば
コーチングはやりやすいものです。


お互いの傾向のすりあわせ

2022-11-24 07:36:52 | Weblog
「基本的には入の意見を聞きたいほうですか、
それとも自分の意見を話すのが好きなほうですか?」と、
クライアントに聞いた後、
自分の傾向も伝えておきます。

「私はどちらかと言うと、
まず相手に合わせて聞くほうが好きなんです」

相手も聞くのが好きな方だと、
つっこみが足りなくなるので
意識的につっこみますよ、
と伝えます。

相手が話すほうが好きだという時は、
私の意見が聞きたい時は、
リクエストしてもらうよう、
お願いします。


きっとそれには理由が

2022-11-22 07:22:44 | Weblog
相手が
「~してしまったんですよ」と、
後悔や罪悪感を含んだ自己否定的メッセージを
伝えてくる時に受けるセリフとして、
「仕方ない」的な言葉を、
以前はよく使っていました。

これでは後悔を消すことが
結構難しいものです。

「きっとそれには理由があったんでしょうね」と、
かなり自己否定感を和らげることができます。

もちろん
本当にそう思って言わないと伝わりませんが。
これは慈悲の心が必要です。


相手から教わる

2022-11-21 07:29:22 | Weblog
相手は自分の鏡である、
とはっきり言い切れるくらいに、
僕のところに来てくれる人が
抱えている課題は
まさに自分が抱えている課題であることが
多いです。

「僕も同じなんですよ」、
とは言いませんが、
内心「げっ、俺と同じじゃん!」
と何度思ったことか。

その後その方が辿る道は、
すべて参考書とさせていただいています。

コーチというのは
本当にラッキーな仕事です。


呼吸の重要さ

2022-11-18 07:19:55 | Weblog
昔「人体の不思議展」
というものがありました。

本物の死体を
特殊技術で標本にして展示するものです。

全身の血管だけが見える標本を見ると、
肺の血管は体の他のどの部分にも増して、
密集していることがわかります。

ということはやはり呼吸の質によって、
血の質が変わり、
その結果、感情や思考、行動も
変わってくるんだろうと
あらためて強く認識しました。

呼吸の重要さを
改めて実感しました。


楽に息をしているか

2022-11-17 07:28:58 | Weblog
セッション中に変な緊張感があり、
自分が楽に息をしていない、
あるいは、
相手が楽に息をしていない状態が続いたら、
何かが余引なプレッシャーになっている証拠ですから、
ブレイクを入れましょう。

「いま話していてどんな感じですか?」
という質問でもいいし、
「何となくいま〇〇な感じがしますが」
というコメントでもいいでしょう。

呼吸は
とても敏感なバロメーターです。

是非注意を向けましょう。


相手の反応は相互作用から生まれている

2022-11-16 07:33:10 | Weblog
コミュニケーションにおける
相手の反応は、
すべてこちらかりの投げかけへの反応です。

相手が防衛的なら、
それはこちらが防衛させている側面があり、
相手が攻撃的なら、
それはこちらが攻撃させているのです。

「この人は防衛的な人」と思えば、
相手を変えたくなりますが、
「この人に防衛的態度をとらせている」だけなら、
相手はもっと違う側面を
持っているという可能性に
扉をひらいたことになります。